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春野菜の先頭を切って、店先に並ぶ菜の花。目をひく鮮やかな緑色の柔らかいつぼみと茎は、炒めても、茹でても、揚げても良しと意外と万能。旬の短い菜の花を、ツナと玉ねぎと一緒にキッシュにして春を堪能しましょう!冷凍パイシートを使った簡単レシピです。
・冷凍パイシート…1枚(18cm×18cm使用)
・菜の花…40g(1/3束くらい)
・玉ねぎ…1/2個
・ツナ缶詰…20~30g(1/3缶くらい)
・にんにく…1/2かけ
・シュレッドチーズ…30g
・卵…1個
・顆粒ブイヨン…小さじ1(コンソメで代用する場合は、少な目にします。)
・生クリーム…80ml
・オリーブオイル…適量
・ブラックペッパー…適量
・菜の花は、固そうな太い茎は切り落とし、熱湯でさっと茹でたら、水気を拭きとっておく。
・玉ねぎは、飾り用に5~6mm幅のくし切りを5~6個、残りは、中身用に粗みじん切りにして、2種類に切り分けておく。(くし切りにする時は、芯の部分を少し付けたままにすると、バラバラにならないので、後で作業がしやすいですよ。)
・冷凍パイシートは、パッケージの表示通りに解凍しておく。
① フライパンにオリーブオイルをひき、みじん切りにしたにんにくと準備しておいた中身用の玉ねぎを入れたら火を点け、しんなりするまで中弱火で炒める。
② 菜の花は、7~8mmの長さに切って、①に加えてさっと炒めたら火を止め、冷ましておく。
③ 冷凍パイシートは、綿棒を使ってひと回り大きくなるように、全体を伸ばす。
④ パイ皿にオリーブオイルを薄く塗り、③を上から乗せて、形に密着させ、角は沿うように敷いていく。余分なパイシートは切り落とす。
⑤ ボウルに、卵を割り入れたら、生クリームと顆粒ブイヨン、ブラックペッパーを入れて、泡だて器でかき混ぜる。
⑥ シュレッドチーズ、ツナ、②も加え和えたら、④に流し入れる。(チーズと顆粒ブイヨンに塩気があるので、特に塩を使っていません。)
⑦ トッピング用の玉ねぎを放射状に置き、上にオリーブオイルを薄く塗るか、垂らし、その上からブラックペッパーをかける。(少し斜めにして、細い方を埋め込むように置いてみました。オリーブオイルを塗るのは、火が通りやすくするためです。)
⑧ 180度に熱したオーブンで約20~22分焼く。
⑨ 触れるくらいまで冷めたら、型から取り出して出来上がり。
パイシートを一度焼いてから中身を流し入れる方法もありますが、今回は、浅いタイプのキッシュなので、パイシートにも火が通りやすいため、そのまま焼きました。ガスオーブンの上段を使っています。お使いのオーブンによって、温度と焼き時間を調節して下さいね!
最近は、昔に比べ苦みの少ない菜の花が主流です。新鮮でひとつひとつのつぼみが小さく、キュッとなっている若い菜の花を選んでくださいね!優しい味で美味しいですよ。
上に乗せた玉ねぎは、シャキシャキ食感のアクセントに!ぜひこの時期ならではの「菜の花と玉ねぎのキッシュ」を作ってみて下さいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8142
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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