更新日:2020年3月13日 / 公開日:2018年2月13日
材料は3つだけ。後はお好みの量のお砂糖を加えれば、しっとり濃厚なガトーショコラの出来上がり。シンプルだけど生チョコのようなくちどけで、リッチ感たっぷりです。小麦粉を使わないグルテンフリーのクラッシックスタイルをご紹介します。
ガトーショコラ(ガトー・オ・ショコラ)は、フランス語でチョコレートのお菓子、特にケーキを意味します。チョコレートのお菓子といってもブラウニーやフォンダンチョコラ、ガトーオペラやザッハトルテなど種類がたくさんありますが、使用する材料や形状が違っても、チョコレートケーキ全般がガトーショコラの仲間になります。
日本では、小麦粉が少なくチョコレートの含有量が多い、濃厚なチョコレートケーキを指すことが多いです。
ほとんどのケーキ作りに、欠かせない小麦粉ですが、水分が加わるとグルテンというタンパク質に変化し、泡立てた卵をふっくらと保つ役割をします。しかし、グルテンは、小麦をはじめ、大麦やライ麦にも含まれ、アレルギーを引き起こす可能性があるので、摂取出来ない人や、美容の面から小麦粉を控えるライフスタイルを取っている人もいます。
そんな方にも安心して食べられる、小麦粉を使わないグルテンフリーのチョコレートケーキです。
・チョコレート 200g(カカオ50~70%のもの)
・卵Mサイズ 3個
・無塩バター 150g
・砂糖大さじ 2~3(またはお好みの分量)
・板チョコと使う場合は、小さく割っておく。
・無塩バターは1.5~2cm角に切っておく。
・卵は常温にし、泡だて器でしっかり溶いたら、ザルでこしておく。
① ボウルにチョコレートと無塩バター、砂糖を入れる。
② フライパンに湯を沸かしたら、フライパンからはみださない様に、布巾を一枚、沈めるように敷く。
③ 布巾の上に、①をボウルごと入れ湯煎にかける。
④ ゴムベラでかき混ぜながら、中弱火から弱火で、材料を溶かしていく。
⑤ ゴムベラを泡だて器に持ち替え、卵を数回に分けながら加える。その都度、良くかき混ぜる。
⑥ 材料がすべて溶けて混ざり合ったら、オープンシートを敷いた型に流し入れる。
⑦ 170℃に熱したオーブンで17~18分ほど焼く。
⑧ 粗熱が取れたら型から出し、中央が沈みきったら出来上がり。
・湯煎の時に布巾を一枚敷くと、熱が均等に伝わります。また、フライパンとボウルがぶつかってカタカタするのも防げます。
・卵を加えてから、つやが出て重たくなるまで良くかき混ぜる(チョコレートと卵の水分を乳化させる)と、滑らかな舌触りに焼き上がります。
・しっとり濃厚で後味も良い仕上がりになる様、チョコレートは、製菓用のクーベルやカカオ成分が高いものを、また、マーガリンではなくバターを使うのをおすすめします。
オレンジ風味のグランマルニエやサクランボ風味のキルシュなどのリキュール、ラムやブランデー、シャンパンなどのお酒を行程⑤で少し加えると、風味豊かなガトーショコラになります。
また、パウダーなどもおススメ。仕上げに、ココアパウダーやパウダーシュガー、抹茶などを振りかけると、見た目でも楽しめます。
生チョコのような食感で、滑らかなグルテンフリーのクラックック・ガトーショコラをぜひ、作ってみて下さいね!
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