/
暖かくなってきて、煮込み料理は季節外れと思われがちですが、春野菜とかたまり肉をお鍋でじっくりと煮込んだ料理はとてもシンプルな作り方なのに、かなりのごちそう感&満足感!とっても簡単な作り方なのに、おうちごはんレベルが格上げする「ポットロースト」のレシピを今回はご紹介したいと思います。
「ポットロースト」って聞きなれない言葉かもしれませんが、アメリカの一般的な家庭料理のひとつで、かたまりのお肉をお鍋でじっくりとコトコトと煮込んだり、オーブンに入れてじっくりと火を通していく料理。
我が家ではオーブンではなくコンロでコトコトと煮込むことが多いのですが、手間がかかりそうに見えて実は材料をお鍋に入れたら、あとはほったらかしておくだけ。
なのに、かたまり肉のおかげでとっても豪華でお洒落に見えちゃう優秀レシピなんです。
今回ご紹介するレシピは、今の季節にピッタリな春野菜の新じゃがいもと新玉ねぎを使います。
ポットローストに使うお肉は、かたまり肉なら何でも良いのですが、今回は豚肩ロース肉を使います。
長時間火を入れるとパサパサしそうな気もするけれど、ここでポイントなのが豚肩ロース肉は塩麴を使って前日に準備をしておくこと。
このひと手間のおかげで、お肉がとっても柔らかくしっとりするので、出来ればこの下準備だけはしておいて下さいね。
「塩麴がない!」という方は塩胡椒と大匙1くらいの酒をお肉に揉みこみジップロックなどの密封袋に入れて半日以上(出来れば1日)置いてください。
豚肩ロースブロック 350~400g
塩麴 大さじ2
玉ねぎ 1個
人参 1本
新じゃがいも 3個
ひらたけ(しめじなど) 1パック
にんにく 2かけ
ローズマリー 少々
塩 少々
① 豚肩ロースブロックに塩麴をまぶして、ジップロックなどの密封袋に入れて揉みこみ、冷蔵庫で半日から1日置いておく。
② 玉ねぎは8等分ぐらいのくし切りにし、人参はざっくり大き目な乱切り、新じゃがいもは洗って皮つきのまま大きめにカット、ひらたけは食べやすい大きさにほぐし、にんにくは少し厚めにカットしておく。
③ 厚手の鍋に油(分量外)を入れて、①の豚肩ロースブロックをキッチンペーパーなどで塩麴をざっとふき取り、鍋に入れて全面焼き色を付けるように焼き付けたらいったん取り出す。
④ お肉を焼いた鍋に玉ねぎを底に敷くように入れて、にんにくと人参も入れて塩を少々ふり、③の豚肩ロースブロックを戻し入れ、その周りに新じゃがいもをならべる。ローズマリーを乗せたら鍋にふたをして弱火で40分~45分煮込む。
⑤ 一旦ふたを開けて、豚肩ロースブロックの上下をひっくり返して、ひらたけなどのきのこ類を鍋に入れてまたふたをし、更に10分加熱したら出来上がり。
⑥ 豚肩ロースブロックを5mm幅くらいにカットしお皿に盛り付け、野菜などを添えてお好みで粒マスタードを添える。
このポットローストのレシピは入れる野菜で味が変わるところもポイントの1つ。
玉ねぎとにんにくは必ず使って欲しい材料ですが、そのほかの野菜に関してはさつまいもを使ったものやりんごやぶどうを使っているポットローストのレシピもあるので、好みの野菜で色々アレンジしても美味しく食べられます。
この季節だと春キャベツをたっぷり入れても美味しいですよ!
きのこ類は、椎茸の場合は4等分にカットして、そのほかの舞茸やしめじ、マッシュルームなどはそのまま入れればOKです。
塩胡椒などのシンプルな味付けで野菜とお肉の旨味がたっぷり楽しめるポットロースト。
使うお肉や野菜を色々変えてみて、自分好みのポットローストを見つけてみて下さいね。
この記事のライター
yuki
9978
ライブドアブログ「etusivu note」にてラクチン料理をや好きな器を紹介。モットーは「時短・簡単・そして美味しく!」転勤族の主婦です。大好きな器を使いたいがために苦手な料理を頑張っています。あまり手のかかる物や素敵な料理は出来ないので簡単でパパッと出来る楽ちんなごはんを、晩酌を楽しむ旦那のために作っています。
レシピの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント