更新日:2021年7月27日 / 公開日:2021年7月27日
管理栄養士で焼菓子屋とお菓子教室を主宰しているあやこんです。日常のティータイムに温かい飲み物とその横には焼菓子が少し…そんなおいしいカフェタイムにぴったりなクッキーをご紹介します。話題のオートミールを使って作ってみました!普通の小麦粉で作った同じ大きさのクッキーに比べ、食物繊維や鉄分が多く含まれ、おやつはもちろん、時間のない朝にシリアルバー感覚で食べられるクッキーです。
・無塩バター 50g
・きび砂糖 35g
・全卵(溶いたもの) 1/2個分
・塩 ひとつまみ
●薄力粉 50g
●全粒粉 30g
●ココア 小さじ2
・アーモンドスライス 25g
・チョコチップ 12g
・板チョコ 1/4枚(ビターやブラックがおすすめ)
・オートミール 50g(原材料がオーツ麦とだけ書いてある味の付いていないもの)
・●の粉をあわせておく。
・バター・卵は室温に戻しておく。
・アーモンドスライスはオーブンで予熱なし170℃で15分空焼きしておく。
・オーブンは180℃に予熱しておく。
① ボウルに無塩バターときび砂糖、塩を入れクリーム状によくすりまぜる。
② ①に溶き卵を少しずつ加え分離しないように混ぜる。
③ 下準備で合わせた●の粉をふるいながら②に入れ、生地を切るように混ぜる。
④ ③に空焼きしたアーモンドスライス、チョコチップ、板チョコ、オートミールを入れ、全体に混ざるように混ぜ、アーモンドスライスなどが全体に行き渡ったらOK。
⑤ 天板にクッキングシートを敷き、10g程度につまんで間隔をあけておく。
⑥ オーブンの温度は180℃で5分焼く。170℃に下げてさらに13分焼き、天板の奥と手前を入れ替えてさらに3分焼いて、天板ごと冷まし出来上がり。
5cmくらいの平たいクッキーにすると15枚くらいになります。特にアレルギーがなければお子様でも美味しく食べられます。
噛みしめるほどに美味しいクッキーで、なんと10g程度のドロップクッキー1個で食物繊維1.5mg 鉄分0.6mgなんです!
密閉できる缶やタッパーなどに乾燥材を入れ、直射日光や温度の高いところは避けて1週間から10日ぐらい持ちます。
シーラーをして可愛くラッピングするとちょっとしたプレゼントになります。
生地のまま成型だけして(作り方⑤で冷凍庫に入れると1ヶ月持ちます。焼くときは凍ったまま同じ温度で1~2分長く焼いてください)
冷凍生地をストックしておくと急なお客様でも手作りのクッキーでおもてなし出来ますし、オーブンの予熱を入れている間や焼いている間に家事を済ませて、おやつタイムとして焼き上がりを食べるのもいいですね。
焼きたては柔らかいです。冷めると固くなりますが、焼きたての冷めた出来上がり直後のクッキーも格別に美味しいですよ!手作りの特権ですね!
今回は、食物繊維と鉄分たっぷりのドロップクッキーのレシピをご紹介しました。
オートミール単体で作るレシピもたくさんありますが、オートミール初心者さんでも美味しく、簡単に作れるように考えました。
きび砂糖のコクでココアやチョコの味わいが深まり、オートミールとアーモンド(その他のナッツでもOK)がたっぷり入っているので噛み応えのある食感で、思ったよりずっと少ない量でも満足感があります!加えてなかなかお菓子では摂れなさそうな食物繊維やミネラルを自然に摂取出来ます。チョコレートやココアも種類によってはミネラルなども期待できます。
さらに、同じ小麦粉の仲間(あえて仲間といっておきます)である全粒粉を一部に使用することによって、精製された小麦粉のみより食物繊維や色んなミネラルなども取れ、クッキーなどに必要な「香ばしさ」がアップするのでより美味しくなります。
作り方は特に難しいこともなく、混ぜるだけなので(粘土のように混ぜることをしなければOK)丸めてもOK、平らにのばしてもOKです。(平らにする場合は真ん中を少し薄めにしてください)
焼き方のポイントは、同じ天板で焼くクッキーは全部同じ大きさになるようにすると、焼きムラが少なくなります。
ちょっと小技で、美味しい塩をひとつまみ必ず入れてください。味がグッと締まります!
欲張ってナッツやオートミールを入れすぎると、生地がまとまらないのでご注意ください。
簡単に作れて応用力も抜群なので、ぜひ作ってみてくださいね♡
この記事のライター
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