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北欧に暮らしていると自宅に友人が訪ねてくることが多いので、お家のインテリアにはより一層こだわるようになりました。特に大事にしているのは観葉植物を取り入れたお部屋や身の回りのデコレーション。今日は北欧在住の私がグリーンのある暮らしをお届けします。
北欧フィンランドに移住してから、フィンランド人の親戚のご自宅や、夫の友人の家を訪れるたびに驚かされる、家の中のインテリアのこだわり。
さすが北欧。男女関係なくおしゃれなお部屋ばかりで、「そういう飾り方があったか…」と勉強になる程、素敵なお家に巡り会うことが頻繁にあります。
別に特別高級な家具を使っているわけでも、おしゃれなヴィンテージ家具ばかりで揃えられているわけでもなく素朴でシンプル。物が少なく、空間を捉えながら、おしゃれに整えられたお部屋をたくさん見てきました。
さて、そんな素敵な室内に、必ずと言っていいほど飾られているインテリアアイテムと言えば、観葉植物です。お部屋の中にいくつかおしゃれなグリーンを取り入れて、魅力的な空間を作り出しています。
もともと観葉植物はフィンランド人の夫の趣味の1つで、指で数えられるくらいしか持っていなかったのですが、北欧人のお家に魅了されて私自身もデスクや窓辺、棚の上、さらにキッチンにもこだわって緑を選びながら取り入れ、数多くの観葉植物で家の中を飾るようになりました。
大きな観葉植物ばかりではなく、例えばこういう小さな3号鉢くらいの植物が私のデスクのお仲間。目の前の手作りのシェルフにも、そっと小さな植物を飾っています。
もちろんインテリアとして楽しめるだけではなく、仕事が溜まって焦ってしまう時、ゆっくり成長していく観葉植物を眺めると癒し効果もあり、気持ちが落ち着くので嬉しいこともあります。
家の中で植物を育てたいという気持ちはあっても、毎日の水やりを忘れてしまったりしてすぐ枯らしてしまいそうで、観葉植物を避けている人も多いのではないでしょうか。
実は私自身がかつてはその1人でした。
学生時代、好きなお花を買ってきて、お部屋で育てようとして空回り。気になるたびに毎日毎日お水をあげすぎてしまい、すぐ枯らしてしまったのです。
この頃、どんな植物でもどこでも育てられるのでは?と思い込み、好奇心だけで始めてしまいました。
初心者の方は、育てるのが難しい植物を必ず避けて、簡単ケアで数日間水やりを忘れても力強く生きる植物を買うことがおすすめです。
お花屋さんでもネット通販でも「初心者簡単」などのマークがついているはず。そういう植物から選びましょう。
ちなみに観葉植物は、土がよく乾いてから水をあげるものが多いため、育てるのは意外と簡単です。季節によっては土の乾きが遅く、2~3日お水をあげなくても平気な植物もあるんですよ。
うっかり忘れてしまうこともある忙しい人でも、結構たのしく育てられるはず。
室内で植物を育てるのをかつて失敗したことのある私でも、今インテリアと一緒に楽しみながら育ててられるのは、やっぱり簡単ケアの観葉植物ばかりを選んでいるから。
特に私のお気に入りの植物はこちらのピレア(別名ペペロミオイデス)です。丸い葉っぱがぴょんぴょん周りに跳ねるように伸びる、このユニークな形に惚れ込んでいます。
他にもIKEAで手に入れたアロエ(写真:右側手前)に、初心者でも育てるのが簡単で有名なサンセベリア(写真:一番奥)などもおすすめ。
観葉植物はサイズによっては手軽に意外と安く手に入るものも多いです。この機会に観葉植物を育ててみませんか?
空いたスペースにちょこんと飾ったり、大きな観葉植物をリビングに取り入れてみたり、まずはデスクのそばから始めてみたり。
お部屋や居場所の気分転換に、グリーンを飾ってみればきっとお家の中で新たな楽しさが見つかるかもしれませんよ。
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この記事のライター
あおい
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フィンランド在住フリーランスデザイナー&ブロガー。北欧ライフスタイル・フィンランド旅行情報・国際結婚の日常などをお届けするブログ「スオミの旦那と一生一笑」を運営。日本語を勉強中の旦那(あれちゃん)とのユーモアたっぷり4コマ漫画と、国際結婚のコラムが人気。フィンランドをもっと身近に感じてもらうべく、日本に向けて様々なプロジェクトも運営中。
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