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自分をよりキレイに見せてくれるはずのメイクで、魅力が半減するどころか、おブスに見えてしまうということがあります。自分では気がつきにくく、周囲からも指摘されにくいため知らず知らずのうちに続けていることも。今回は、気がついたらすぐにやめてほしい、おブスに見えるNGメイクをご紹介します。
自分をよりよく見せるためには、自分に似合うメイクをしていることが何よりも大切です。
まずは色。好きだからといって、肌からかけ離れて浮いてしまうような色を纏っていませんか?肌なじみの悪い色を広範囲に纏うと、老けて見えたり、チグハグな印象を与えておブスに見えてしまうので要注意です。
自分に似合う色がわからないという人は、一度自分に似合う色を知ることができるパーソナルカラー診断を受けるのがオススメです。
直にプロの診断を受けるのがベストですが、それが難しい人はネットでもいくつかの質問に答えるだけで自分の肌タイプを知ることができます。ぜひ参考にしてください。
この他、ファンデの色にも注意が必要です。
自分の肌のトーンと合っていないファンデを使ったり、首から浮いた色のファンデを使うとおブスに見えることに。そのためファンデ選びは自然光の下での仕上がりも必ずチェックし、より自然に見えて素肌感のあるものを選ぶのがおすすめです。
人は年齢を重ねると、似合う色が微妙に変化します。また、年齢を重ねると、シワやたるみなどのエイジングサインが気になり始めるため、それらを悪目立ちさせることがないよう注意してメイクする必要があります。常に年齢に応じたメイクを心がけましょう。
例えば、まぶたの下垂やシワが気になる人はラメの多用は避け、粒子の細かいパール入りのアイシャドウを使ったり、単色アイシャドウで自然なグラデーションを心がけるのがおすすめです。
また、30代以降の女性はできるだけ顔色をパッと明るくさせるような色のリップを纏うのがベストです。
丸くチークを入れたり、束間のあるまつげは30代以上の女性にはおすすめできません。ピンクも淡い色や青みの強い色は年齢とともに難しくなるので、必ず肌とのアイシャドウを確認のうえ使用しましょう。
眉の形、肌やポイントメイクの質感などにはトレンドがあります。それを意識せずに、好きだからといって何年も同じアイテムを使って、同じようなメイクを続けているのもおブスに見えるNGメイクです。
メイクは抜け感を意識しながら、適度にトレンドを押さえたメイクを取り入れるのがベストです。ベースメイクではナチュラルなツヤを意識しましょう。
眉は、複数色が含まれたパウダータイプのパレットを使い、自然な立体感を出しながら最後にぼかして仕上げるのがおすすめです。形は、平に仕上げるか緩やかなアーチを描くのが現在のトレンド傾向です。
ポイントメイクも季節を意識しながら、毎年新製品を適度に取り入れましょう。
目元を強調しようとするあまり、アイラインを太く入れたり、長く入れたりしている人をよくみかけます。しかし、これも残念ながら、おブスに見えるNGメイクです。
メイクは全体的にナチュラルに仕上げるのがベストです。そのため囲みラインはもちろんのこと、太すぎるラインや目から大きくはみ出すような長さのラインは今すぐにやめましょう。
目元を囲みたい時には、上まぶたに引き締め効果のあるダークカラーを細めに入れましょう。そして、下まぶたには淡い色のアイシャドウを使って部分的にラインを入れるなどして目の下に必ず抜け感を作ることが大切です。
アイラインの太さですが、リキッドタイプを使った場合でも二重幅の3分の1程度に抑えるのがおすすめです。跳ね上げる時も、長くても目尻から2、3ミリ程度の長さに留めるのがベストです。また、目頭から描かずに5ミリ程度あけて描きましょう。
可愛らしい印象を与えようとするあまり、チークを広範囲に入れたり、濃く入れすぎたりすることがあります。しかし、これもおブスに見えるNGメイクです。
チークは、メイクの主役ではなく、脇役的に入れるのがベストです。目元と口元を繋げるような色で自然な印象に仕上げましょう。
パウダータイプをブラシで入れたり、クリームタイプをスポンジで叩き込むように入れるのがおすすめです。境目はスポンジなどでぼかすとより自然な印象になります。
メイクは全体のバランスが大切です。ポイントメイクの色の組み合わせが悪かったり、メイクの引き算がうまく行かないとバランスが途端に悪くなってしまいます。
そのためメイクを終えた後は、必ず大きな鏡で全体の仕上がりを確認し、色の組み合わせはもちろん、ポイントメイクの強弱などもよくチェックして調整しましょう。
あなたは、いくつ当てはまりましたか?当てはまるものがあれば今すぐに見直して、メイクで損をしないよう心がけましょう。
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この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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