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まわりの妊娠報告が怖い…!?ありのままの感情を受け入れることの大切さ

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不妊治療を始めて3年。まわりの妊娠報告や出産報告を受けるたびに、焦りや不安を感じ、自分だけが置いてけぼりになったように感じてしまっていた日々…。そんな妊活の先輩ポチ子さんが、少しずつ気持ちを変え、自分の感情を受け入れられるようになった方法とは…?

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目次

まわりの妊娠報告

妊活を始めたのになかなか子供を授かれず、「おかしいな…」と思い、焦り始めてからまわりから『妊娠報告』を聞くのが怖くなりました。

自分より後に結婚した夫婦の妊娠報告、第二子、第三子ができたという報告。

まわりは順調に家族をつくり、人生の新しい章に突入しているのに、自分だけがスタートラインに立ったまま…。

妊娠報告を聞く度に置いてけぼりになってしまう気分でした。

焦りと不安

不妊治療を始め、体外受精をしてもなかなか良い結果に繋がらず、焦りはもっともっと大きくなりました。

誰かの妊娠報告を妬み嫉むという気持ちはありませんでしたが、“私だけ授かれない”という不安がどんどん膨らみ、怖くて怖くて泣くばかりでした。

子供を授かるのは順番ではなく、それぞれのタイミングで、誰かが妊娠出産したからといって自分が授かれなくなるワケではない…。
椅子取りゲームじゃないんだから、誰かと比べる必要はない…。

そう思って納得しようとしても、自分の番がいつなのか、本当に自分に巡ってくるのか…不安は消えませんでした。

自分で自分を許したこと

一番気持ちが沈んでいた時は“赤ちゃん”を避けていたりもしました。

家族が増えたと写真を送ってもらえても、“おめでとう”とか“かわいいね”と返事をするだけで、“今度会いに行くね”とは言えませんでした。

お孫さんが産まれたとわざわざ見せに来て下さった方が「ポチ子ちゃん抱いてみなよ!」と言ってくださることもありましたが、あれこれ理由を付けて断ってしまいました。

テレビや雑誌で赤ちゃんを見る事すら悲しくなってしまい、目を背けてしまったり…。

そういう状態の自分を、惨めだなと感じ、責めたり抗おうともしましたが、諦めました。
そういう状態の自分を受け入れて、自分で自分を許すことで、気持ちが消化でき、楽になることができました。

見送ることに慣れた先…

治療を始めてもう3年が過ぎました。

妊娠報告や出産報告、不妊治療卒業報告をたくさん耳にし、浮いたり沈んだりを繰り返しているうちに『見送り慣れ』をしてしまいました。

以前ほど心がグラつくことはありません。
“カサブタが分厚くなる”とはこういうことなんだな…と感じます。

焦りや不安はもちろんありますが、見送る度に感じていた“置いてけぼり感”も薄れてきました。

少しずつ…少しずつ…

また違う未来を受け入れる気持ちの準備も始まったように感じています。


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この記事のライター

ポチ子

1978年生まれ2011年に結婚しました。約1年間の自己流妊活後、不妊治療を受ける決意をし治療開始。同じ悩みを持つ方や、不妊治療について知りたい方にとって、少しでも参考になればと思い自分自身の不妊治療の体験をブログで綴っております。

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