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なるべく外出を避けたい今の時期は、おうちで外飲み気分を味わってみませんか。今回はちょっと手を加えれば、いつもの食材やメニューがビストロ風のおつまみに変身するお手軽レシピをまとめました。たくさんのおつまみレパートリーは、おうち飲みをもっと楽しくしてくれるはず。ぜひお気に入りの一品を探してみてください。
薄くスライスしたレンコンをピザ用のシュレッドチーズでカリっと焼いた、手でつまめるおつまみです。チーズのカリカリ感と香ばしさはまさにおつまみ向き。穴の開いたレンコンの形も愛らしい♡
そのままでも、黒胡椒やクミンを振っても一味加わっておいしいですよ。
レンコン 40g
ピザ用チーズ 50g
① レンコンはよく洗って皮ごと2mm位の薄切りにする。
② テフロン加工のフライパンにレンコンを並べて火にかけ、上からピザ用チーズを散らす。
③ こんがり色づいてきたら裏返し、両面をこんがり焼く。
少し冷めるとカリっとしてきます。目安になる分量を書きましたが、チーズの分量はお好みで加減してください。
カマンベールと歯ざわりのいいりんごは、相性抜群!りんごの酸味と甘さがカマンベールのおいしさを引き立ててくれます。
カマンベール 1/2個
りんご 1/8個
生ハム 2枚
ピスタチオ(またはお好みのナッツ) 適量
レモン汁 小さじ1/8
水 大さじ1
① りんごは5mm位の薄切りにして、さらに半分に切る。レモン汁と水を混ぜたものに漬けて色止めし、水気を切って2枚重ねる。
② 4等分したカマンベールと、食べやすい大きさに切った生ハムを乗せる。
③ 砕いたピスタチオをのせて、串などで刺す。
色合いがきれいなピスタチオを使いましたが、クルミなどお好みのナッツを使ってください。
食べやすいように生ハムで巻いたり、クラッカーにのせても。りんごの色止めにレモン汁に漬けましたが、すぐに食べる場合は省略してOKです。
淡白なモッツァレラチーズを味噌漬けにすると、そのままで日本酒や焼酎にもあうおつまみになります。
ビールに合わせるときは黒胡椒を振ったり、ワインと合わせるときは、ハーブをちぎったり、オリーブオイルをかけてもおいしいですよ。
モッツァレラチーズ 1個
味噌 大さじ2
みりん 大さじ1/2
① ビニール袋に味噌とみりんを入れ、揉んで混ぜる。
② モッツァレラチーズを入れて全体が味噌に覆われるようにして、冷蔵庫で一晩漬ける。
③ 味噌をさっと水で流してよく水分をとり、薄切りにして盛り付ける。
干し柿とクリームチーズとナッツ、相性のいい3つの食材を、レーズンバター風にしてクラッカーに乗せました。
干し柿 50g
クリームチーズ 60g
ナッツ(素焼きのもの) 30g
① ナッツ、干し柿、クリームチーズをまな板にのせ、包丁で切りながら混ぜ合わせる。
② ラップにのせて細長く整えて左右をねじり、冷蔵庫で冷やす。
③ 食べやすく切り、クラッカーやパンにのせる。
干し柿は、使うものによって水分の量が違うので、まとまりにくい場合は、クリームチーズの量を加減してまとめてください。お好みで干し柿をラム酒などの洋酒にくぐらせてから使うと香りも楽しめますよ。
塩を振っただけでもおいしいフライドポテトですが、カレー粉や、ガーリックパウダー、チリパウダーなどで風味をプラスしてもおいしいですよね。
私の一押しは、青のりと粉チーズ。揚げたてに、たっぷりかけていただきます。
じゃがいも 1~2個(200g)
揚げ油 適量
塩 適量
じゃがいもはお好みですが、ほくほくの男爵いもがおすすめ。皮はお好みでつけたままでもむいても、太さもお好みで。
① 男爵いもは、よく洗い、串切り、または拍子切りにする。(太さは揃えるようにします)
② しばらく水にさらしてからザルに上げ、キッチンペーパーなどでしっかりと水けをとる。
③ 鍋を火にかける前にじゃがいもを並べ、揚げ油をひたひたに注いでから火にかける。
④ 150~160度くらいで揚げ、箸でさわってカリッとしてきたら、一度バットにとる。
⑤ 油を180度くらいに熱し、じゃがいもを入れて、カリッとするまで揚げる。
⑥ 熱いうちに塩を振る。
揚げ物は、油を熱してから材料を入れることが多いですが、フライドポテトは、冷たい油に入れて、ゆっくり加熱するのが、おいしく揚げるポイント。
また、カリッとさせるために、低温で揚げたらいったん取り出し、高めの温度で揚げる2度揚げをします。
ヨーグルトとクリームチーズにハーブソルトを混ぜたソースをたっぷりかけると、スパークリングワインや、白ワインにも合うおつまみに。コクと酸味のあるソースが、フライドポテトによく合います。
ヨーグルトとクリームチーズ、ハーブソルトだけで十分おいしくできますが、玉ねぎのみじん切りを入れるのもお勧めです。
※フライドポテトの作り方は上のレシピを参考にしてください。
フライドポテト(皮をむいて細切り) 2人前
クリームチーズ 35g
ヨーグルト 30g
玉ねぎ(みじん切り)大さじ1
ハーブソルト 適量
① フライドポテトを揚げる。(上記参照)
② たまねぎはみじん切りにして水にさらし、キッチンペーパーなどで水けをとる。クリームチーズは室温に戻し、ヨーグルト、ハーブソルトを入れて混ぜる。
フライドポテトに具材をたっぷりのせたローディッドフライ。アメリカ発の料理だそうです。
フライドポテトに、ミートソース、アボカド、チーズソースをとろりとかけたら、ボリューム満点のご馳走風!アクセントに振ったチリパウダーが食欲をそそります。
※フライドポテトの作り方は上のレシピを参考にしてください。
フライドポテト 2人前(皮つき細め)
ミートソース 60g
アボカド 1/2個
玉ねぎ(みじん切り)大さじ1
バター 5g
小麦粉 5g
牛乳 50cc
ピザ用チーズ 40g
塩 ひとつまみ
チリパウダー 適量
① フライドポテトを揚げる。(上記参照)
② アボカドは角切りにする。
③ 耐熱容器にバターと小麦粉を入れて、500Wの電子レンジで30秒加熱し、泡だて器でよく混ぜる。牛乳をすこし加えてよく混ぜてから、残りの牛乳を混ぜながら加え、50秒~1分レンジ加熱し、泡だて器でよく混ぜ、さらに20秒ほど加熱する。チーズを入れて30秒レンジ加熱し、塩を加えてよく混ぜる。(市販のホワイトソースにピザ用チーズを加えてレンジで温めてもOK)
④ フライドポテトに温めたミートソース、アボカド、たまねぎをのせ、チーズソースをかけ、お好みでチリパウダーを振る。
フライドポテトの作り方は上のレシピを参考にどうぞ。揚げ物はちょっと面倒という場合は、冷凍のフライドポテトをオーブントースターで加熱すれば手軽に作れます。
フライドポテトを作ったら、ソースに一工夫。明太子とマヨネーズを同量混ぜたソースや、アボカドをつぶして、レモン汁とマヨネーズを加えて混ぜたアボカドソースなどを添えると、味の変化もついて楽しいですね!
ころんと丸い形の食べやすいミニサイズの一口パイは、冷凍のパイシートで型も要らず、手軽に作れます。
ブルーチーズとオリーブ、ベーコンをのせてこんがり焼けば、ワインのおつまみにぴったり。一口サイズなので食べやすく、ついつい手が伸びます。
焼き立てはチーズの香りが濃厚でさくさくですが、冷めてもおいしいので、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
冷凍パイシート 1枚
パセリ(みじん切り)大さじ2
ブルーチーズ 15~20g
ベーコン 1/2枚
ブラックオリーブ 5個
① 冷凍パイシートは解凍し、めん棒で軽く伸ばす。
② 刻んだパセリを手前に振り、くるくると巻いてラップなどで包み、切りやすいように冷蔵庫で冷やす。
③ 7~8mmの輪切りにして、軽く潰し、溶き卵をハケなどで塗り、ブルーチーズと、刻んだブラックオリーブ、ベーコンを乗せる。
④ 180度のオーブンで20分くらい焼く。
フードプロセッサーさえあれば簡単にできるペースト類。今回は、栄養たっぷりなレバーのペーストと、ヘルシーなひよこ豆のペースト「フムス」の2種類をご紹介。パンやクラッカーを添えてどうぞ!
まずは赤ワインと相性バツグンの濃厚なレバーペーストの作り方から。
冷蔵庫から出したばかりだと少し固いので、食べる少し前に冷蔵庫から出しておくといいですよ。
鶏レバー 200g
玉ねぎ 1/4個
セロリ 5cm
バター 20g
にんにく 1片
ワイン 大さじ1
ブランデー 大さじ1
塩 適量
① レバーは、血や筋を取り除き、水につけて臭みをとる(途中で何回か水を替え、血の塊などを取る)。
② にんにく、玉ねぎ、セロリは薄切りにする。
③ フライパンに、にんにくとオリーブオイルを入れて火を付け、香りが出てきたら、薄切りにした玉ねぎとセロリを入れて炒め、しんなりしてきたら、レバーを入れて炒める。ブランデーとワインを入れて火が通るまで炒める。
④ フードプロセッサーでペースト状にする。
⑤ バターを入れて更にフードプロセッサーで混ぜて滑らかにし、塩で味を調える。
次はフムス。フムスは、中東などの伝統料理で、ひよこ豆をペーストにしたコクのある味わいの料理です。ひよこ豆の水煮の缶を使えば、簡単に出来ます。
ひよこ豆(缶) 200g
ねりごま 20g
にんにく 1/2片
オリーブオイル 大さじ3
レモン汁 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1
塩 適量
① 材料すべてと、豆の煮汁(なければ水)大さじ2程度を入れてフードプロセッサーで擦り混ぜ、塩で味を調える。
固いようなら、豆の煮汁を加えて調整してください。
クミンパウダーを入れるとぐっと本格的な味わいになるので、ぜひ使ってほしいのですが、なければカレー粉を少し加えてみてください。
今回はお手軽に作れるおつまみレシピをご紹介しました。どれも簡単に作れるものばかりなので、ぜひおうち飲みに活躍させてみてくださいね!
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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