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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。中華の人気料理、エビチリ。ピリ辛のチリソースが食欲をそそりますよね。今回作るのは、エビではなく、鶏むね肉を使った経済的な一品。ヘルシーで食べ応えも十分!チリソースは、豆板醤、ケチャップなど、身近な材料で手軽に作れます。
今回は鶏の胸肉を使った節約レシピ。
チリソースの主な材料は、豆板醤、ケチャップ、長ねぎ、にんにく、生姜。鶏がらスープや、砂糖、塩で味を調え、片栗粉でとろみをつけて仕上げます。
鶏むね肉 1枚
長ねぎ 15cm
にんにく 1片(おろしにんにくなら小さじ1)
生姜 1片(おろし生姜なら小さじ1)
豆板醤 小さじ1~1と1/2
片栗粉 大さじ1(鶏の下味用)
日本酒 大さじ1(鶏の下味用)
サラダ油 大さじ2
A)ケチャップ 大さじ3
A)水 大さじ4
A)日本酒 大さじ1
A)鶏がらスープの素 小さじ1
A)砂糖 小さじ2
A)塩 小さじ1/4~
B)片栗粉 小さじ1
B)水 小さじ1
ごま油 大さじ1
鶏チリのレシピの前にワンポイント。堅くなりがちな鶏むね肉ですが、繊維を断ち切ると、柔らかい仕上がりになります。
① 鶏むね肉は、余分な脂をとり(皮はとってもそのままでもお好みで)、皮の方を下にしてまな板に置き、繊維の向きが同じになるよう、大きく3つに切り分けます。
② 繊維に垂直に一口大に切り分けます。
① 鶏むね肉は、上の手順で一口大に切る。日本酒、塩ひとつまみ揉み込み、さらに片栗粉を入れて揉み込む。
② 長ねぎ、にんにく、生姜はみじん切りにする。
③ フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、鶏むね肉を軽く焼き色がつくまで加熱し、皿に取り出しておく。
④ フライパンをキッチンペーパーなどで拭き、ごま油、にんにく、生姜、長ねぎ、豆板醤を入れて弱火で炒める。
⑤ Aの調味料を入れてひと煮したら、鶏むね肉を戻し入れ、Bを合わせた水溶き片栗粉を少しづつ入れてとろみをつける。(半量くらいでとろみがつくので、最初から全部入れずに、とろみを見ながら入れてください)
鶏むね肉は、繊維を切り、日本酒と片栗粉を揉み込むことで柔らかくジューシーに仕上がります。
豆板醤はお好みの量で。豆板醤を多めに入れると塩気も加わるので、あとから入れる塩の量を加減してください。
盛り付けたら、小切りにした青ねぎや、香菜を添えると彩もきれいです。
あげたワンタンの皮(シューマイの皮でも)を添えると、食感のアクセントになり、味にコクもでます。ワンタンの皮(3~4枚)は1cm位の幅に切り、中温の油で軽く色づくまで揚げ、仕上げに添えます。
炒めた卵と合わせると、味がマイルドになり、あまり辛いのが得意でない方にも食べやすくなります。とろりとしたチリソースと柔らかな卵がよくあって、ボリュームもでます。
卵 2個
マヨネーズ 小さじ2
牛乳 小さじ2
塩 ひとつまみ
サラダ油 大さじ1/2
① 卵を溶き、マヨネーズ、牛乳、塩を入れて混ぜる。
② フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、温まったら卵液を入れる。大きくかき混ぜ、半熟になったら皿などに取り出しておく。
③ 鶏チリを作り、最後に卵を入れてさっと合わせる。
卵を入れたら大きく一度混ぜる程度に合わせて盛り付けます。お好みで、小口切りにした青ねぎを添えてください。
今回は、エビを鶏むね肉に置き換えた鶏チリをご紹介しました。経済的に済ませたいときは鶏チリもおすすめです。早速、今夜の夕ご飯にいかがですか?
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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