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冬の寒さの厳しい北海道。雪深く、冬になると、窓を封鎖せざるを得ず、窓の外を見るのが大好きな猫たちの楽しみも暫くお休み。そんな時期でも、悪いことばかりでなく、冬だからこそ嬉しいこともあるのです。
我が家は、北海道の中でも、寒さが厳しく、
積雪も多い地域にあります。
真冬だと、当たり前にマイナス20度くらいにもなり、タオルも即凍るような寒さと、雪かきした雪の高さが、道路標識やコンビニの屋根を超えるくらい雪深く、寒さと雪で冬は過酷な環境です。
早ければ10月末には初雪が降り、遅ければ5月のゴールデンウィーク頃まで雪が残ることも。
現在は、長い長い冬真っ只中。1年の半分以上雪と共に暮らしています。
我が家に暮らす10匹の猫達は、完全室内飼いで、病院など、必要な用事が無い限り外出することもなく、室内暮らしで、外の世界を知りません。
みんな、窓から見える、まだ見ぬ世界にとても興味があって、外の景色を眺めるのが大好きで、窓を開けると、みんな窓へ集まり夢中で外の世界を眺めます。
彼らの言葉を聞くことは出来ませんが、何を思ってお外を眺めているかな?
室内での世界しか知らない猫達にとって、唯一の外の世界との接点は、窓際なのです。
春、夏などは、外の世界を気軽に見ることができるのですが、冬になると、猫達がいる窓際は、冷凍庫の様な寒さになるだけでなく、降り積もる雪で、窓の外の世界は一面真っ白に埋まり、温かい季節にやってくる鳥や虫もいなくなり、犬の散歩の音なども聞こえることがなく、静寂に包まれます。
新しい住宅は、そこまでで寒くはありませんが、私が暮らす家の中は、常に暖房をつけていないと、室温もマイナスになるくらい寒いです。
寒さ対策として、北国の住宅の窓ガラスは、冷気を室内に入れない為に、関東や本州などの地域では、あまり見かけない、二重窓、三重窓などになっています。
我が家の猫達が大好きな窓際は古い二重窓。
その隙間は結露が凍り、冷凍庫のようになる為、冬場は封鎖せざるを得ず、猫達がそこに立ち外の世界を眺めることができなくなります。
封鎖され、見えなくなってしまった外の世界を、恋しそうに、カーテンの隙間から顔をのぞかせる猫たち。
元々完全室内飼いとはいえ、室内だけで過ごすのは、とてもつまらなそうです。
可哀想だけど、寒さから体調を崩す原因にもなるので、心を鬼にせざるを得ません。
代わりに、冬、窓際の代わりに、大人気になる場所が、こたつ、お布団の上など温かい場所です。全身立派なふわふわを身に纏っている彼らも、北海道の冬は流石に寒いらしく、温かい季節よりも、膝の上に来てくれる機会が増えたり、膝の上に自ら来てくれることが増え、自然とスキンシップが取りやすくなります。
旦那さんは、腹巻に入れてみたり。 笑
猫たちを抱っこすると、ふわふわであったかい上に、手触りにも癒しをもらえます。
特に、我が家の末っ子の菊比古は、いつも元気に走り回っているので、特にポカポカであったかく、冬の寒さを凌ぐのにも非常に重宝しています。
寒さは、苦手で大嫌いだけど、
猫同士でくっついている機会がいつもより増え
普段は距離がある子達が仲良く一緒にいる姿が見られたり、猫たちも普段よりも仲良しになったように見えます。
冬は、私達ニンゲンと猫たちとの距離も、縮まったような気持ちになって、幸せな季節
猫たちと共に、窓の外に訪れる春を、楽しみに、長い長い冬を乗り越えたいと思います。
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この記事のライター
ちよまめ
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ameba公式トップブロガー。北海道在住、夫婦&まんまる猫10匹で暮らす猫大家族。スコティッシュフォールド8匹・ペルシャ1匹・MIX1匹。おっとり、のんびり、仲良しな猫達との生活を、アメブロ《窓際のまんまるファミリー》/ Instagram /Twitter で紹介しています。
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