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今回はアメリカやヨーロッパで一般に知られるデビルド・エッグをご紹介します。日本ではイースターの料理として知られていますが、アメリカではパーティやスポーツ観戦などのおつまみとして食べられるなど、簡単にできるスナックとして人気があります。
今回はアメリカやヨーロッパで一般に知られている「デビルド・エッグ」をご紹介します。
この卵料理、アメリカではパーティやポットラック、ゲームディ(スポーツ観戦)のおつまみによく見かけますが、日本ではイースターの料理として有名だと思います。
アメリカではデビルド・エッグ専用のお皿(卵の形のくぼみがたくさんついた、専用の皿)や、ポットラックに持って行ける専用のキャリーがあるほど一般的な料理。
この時期、2月最初の日曜日のスーパーボウル(アメリカン・フットボールの決戦日)まで、家族や友人が集まって試合を見る機会が増えますが、そんな集まりでも簡単にできるスナックとして人気があるんですよ。
デビルと名がつくことから、悪魔の卵と訳されているケースがあるかもしれませんが、デビルドとはこの場合形容詞で、英英辞書では「しっかりと味付けされた」とか「辛い味付けの」と説明されています。
実際にアメリカで出回っている基本的なレシピには、粒マスタードやホットドッグにかけるイエローマスタードが入ったものと、入ってないものの両方があります。必ずしも「スパイシー」なわけではないのですね。
日本のお味噌汁が幾通りにも作れるように、このデビルド・エッグにも色んなバリエーションがあります。
今回は、お酒のつまみやお弁当のおかずにもなるよう、ホットソースとベーコンを加えてみました。30分もあれば簡単にできるので、ホームパーティーや、急なお客様のおもてなし、子供のおやつにもいいですね。
卵 3個
マヨネーズ 大さじ2
砂糖 小さじ1/4
コショウ ぱぱっと振る程度
ホットソース(タバスコなど) 小さじ1/4
ベーコン 1枚
① 卵をゆでます。浸るくらいの真水に卵を入れて火にかけ、強火で沸騰し始めてから10分くらいで取り出し、水に入れて冷まします。
② 白身を傷つけないよう気をつけながら殻をとり、よく切れる包丁で縦半分に切り黄身を取り出します。
③ フォークの背で黄身をつぶし、マヨネーズ、コショウ、砂糖を混ぜ、スプーンですくって均等に白身のくぼみに戻して出来上がり。ここまでが一般的なデビルド・エッグの作り方です。
この先は、好みでホットソース(私はFrank’s Red Hot社のオリジナルソースを使用していますが、日本で入手できるホットソースでOKです)を加えて下さい。
④ トッピングのベーコンは少し焦げ目がつくくらいカリカリに焼いて刻んで飾って下さい。パーティなどで見栄えをよくしたい場合は、ブレンダーでクリーム状にして絞り出すのもおススメです!
トッピングはベーコンの他、パセリやパプリカを振ってもきれいです。
ぜひお試しくださいね!
この記事のライター
Mischa
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日本でOLのかたわら英会話教室を開き講師を3年勤めたのち、結婚を機にアメリカのニューヨーク州の北部に移住。90年代に数回訪れたイギリスで現地の料理に興味を持ち、帰国後、ヨーロッパの料理とパン教室に通う。その経験をもとにNY移住後アメリカを中心とした欧米の料理を紹介するブログを始める。アメリカ人の夫と3匹の猫の2二足3四足暮らし。
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