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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。年末年始の食べすぎや飲みすぎで、胃腸が疲れている?野菜不足が気になる?そんな時には、ヘルシーで体に優しく、しかも栄養も取れる温野菜がおすすめです。今回は七草がゆの日に合わせて基本のシンプルなお粥を炊き、温野菜を乗せたどんぶりレシピをご紹介します。蒸した野菜は、ぐっと美味しくなるのでたくさん食べられますよ!
このレシピは、シンプルなお粥を鍋で炊いて、上に蒸した温野菜をたっぷり乗せたどんぶりスタイルです。
以前住んでいた海外でよく通ったお店では、チキンサラダやマッシュルームソテーなどが平皿に敷いたお粥の上に乗せてありました。
副菜のパセリのサラダやキャロットラペまでもが、メインと一緒にお粥の上に。こんな形で、お粥を食べる事を知ったきっかけです。
ふだんお粥を炊かない方も、意外と野菜と合うのでぜひ、試してみてくださいね!
基本のお粥
・生米…75~80g(1/2合)
・水…400ml
温野菜用
・ブロッコリー…小房4つ
・カリフラワー…小房4つ(紫色使用。お好きな種類を使ってください。)
・蕪…1/2個
・芽キャベツ…4~5個
・かぼちゃ…50g(6~7mmスライス2枚くらい。)
・さつまいも…50g(4~5mmスライス4枚くらい、紫芋を使用。お好きな種類を使ってください。)
・にんじん…30(3~4mm輪切り8枚くらい。)
ドレッシング
・塩こうじ…大さじ1
・めんつゆ…小さじ2(濃縮3倍タイプ)
・オリーブオイル…大さじ1
・すりおろし玉ねぎ…大さじ1くらい(玉ねぎ1/8個分、35~40g)
トッピング
・ラディッシュ…2個
・蕪の葉…適宜
・粗びきブラックペッパー…適量
① 生米は、水で洗い水気を切ったら、土鍋または鍋に入れる。水も加える。(写真では、土鍋を使用していますが、フタがあれば通常の鍋でも大丈夫です。)
② 火を付け、鍋肌が沸々するまでフタをして中火で炊く。鍋底に米が付かないよう数回かき混ぜたら、弱火にする。
③ 20~25分ほど炊き、柔らかくなったらフタを取り、好みの水分量になるまで水分を飛ばして火を止める。
ポイント
炊いている途中で、ブクブクとしてきて、吹きこぼれそうになります。鍋のフタを少しずらして、こぼれないようにします。
お粥を炊いている間に、温野菜の準備をします。工程②が終わった後、取り掛かります。
レンジでも簡単に蒸して温野菜にできますが、やっぱり蒸気で蒸した方がぐっと美味しく、みずみずしさも残るのでおすすめです。
蒸し器がなくても、フライパンとケーキクーラーを活用して蒸していきます。ケーキクーラーは100円ショップでも手に入ります。
④ かぼちゃのスライスは、半分に切り、蕪は6等分のくし切りに、芽キャベツは縦半分に切る。
⑤ 大きめにクッキングシートを用意し、温野菜の材料すべてを乗せて包む。(クッキングシートはアルミホイルで代用可。)
⑥ フライパンにケーキクーラーを置き、ケーキクーラーの高さと同じくらいの水を入れ、沸騰させる。
⑦ ⑤を入れてフタをしたら、中火で7~8分または柔らかくなるまで加熱する。
ポイント
さつまいもとにんじんは、火が通りにくいので、厚くならないように切ってください。直径が大きい時は、半月に切ります。
⑧ ボウルに、ドレッシングの材料をすべて入れて混ぜ、⑦の野菜を入れて和える。(クッキングシートの中の水分は、入れないようにして下さい。)
⑨ 器に③のお粥を盛り、上に⑧の野菜を盛り付ける。
⑩ トッピング用のラディッシュを縦4等分に切ってのせ、ブラックペッパーを振ったら、蕪の葉を添えて出来上がり。
お粥も、こんな変わり種で楽しむのがおすすめです。
体も温かくなり、野菜もたくさん食べられるので、ぜひ、お家で作ってみてくださいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8080
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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