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赤ちゃんを連れて出かける時にいつも持っていったグッズや着ていた服、使いやすかったバッグ、ぐずり対策のおもちゃがわりに持っていったものの事などについてご紹介していこうと思います。
子どもが一歳になるまでの頃は、たくさん買い物をしたい時は週末に夫と車で行けるのでいいのですが、役場や銀行の窓口など平日の昼間に用事がある時にはベビーカーに子どもを乗せて歩いて行っていました。
その頃の私はペーパードライバーだったので、今のようにとりあえずいるものだけ持って他の荷物は車に置いておくということができないため、常にバッグやベビーカーの荷物入れはパンパンでした。それでも買い物で重いものは買えなかったし、何かと不便な日々でした。
その頃の服装はゆったりした授乳服で、バッグは斜めがけでたくさん入る、ポケットがいっぱいついたものにしていました。普通のショルダーバッグだと、なで肩の私は両手で子どもを抱っこしているとすぐバッグがずり下がってきてしまうし外にポケットがついていないとウェットティッシュなどがサッと取り出せないので、だんだんそんな格好になっていったのです。周りのお母さんもそんな人が多かったと思います。
授乳服は便利でしたが、授乳室ではないところでやむを得ず授乳する時は念のため大きめのフェイスタオルやスカーフを持って「危機」に備えていました。普通に授乳しているぶんには全然周りからは見えなくていいのですが、赤ちゃんが急に思いっきり服をめくってくる事があり、その時にサッと隠せるようにしておくためです。油断している時に何度もめくり上げられ恥ずかしい思いをしました…。
いわゆる「(マザーズバッグ)の中身ですが、おしりふきやオムツ、ビニール袋や赤ちゃんせんべい、タオル、お茶などの必需品に加えて、子どもがぐずった時に使えるちょっとしたおもちゃをいつも入れていました。
それはおもちゃコーナーで売っているようなものではなく、なんの変哲もない日用品が多かったです。洗濯バサミとか食べかけのお菓子の袋を留めるクリップとか、冷蔵庫に付けるマグネットとか、なぜかそういうものの方がぐずった時に興味を持ってくれるので、今日の用事は時間がかかりそうだなーと思ったら、キッチンの引き出しを開けて「危なくないものでなんかいいのないかな?」とごそごそ探したりしていました。おかげでバッグの中はいつも巻尺やS字フックや付箋など、いろんなものが入っていました。
せっかく握って遊ぶおもちゃを買ったのにすぐ飽きてしまい、なのに付箋をパラパラとめくったり洗濯バサミで私の指をはさんで見せたりすると喜ぶのです。
赤ちゃんっていろいろわかってるんだなぁと思いました。自分に用意されたものじゃなくて大人が使っているものの方が面白そうに見えるのでしょうか。
それで役場や銀行での待ち時間の間お菓子クリップで自分の指を追いかける遊びなどをして間を持たせるのですが、使っているのが家にあるものなのでついあやしているうちに自分の家にいるようなつもりになってしまい、芝居がかった声音で喋ったりしてハッと我に返り恥ずかしい思いをした事もありました。今思い出してもちょっと恥ずかしい気がします…。
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この記事のライター
中島めめ
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アラフィフの主婦です。夫と小学生の娘二人と暮らしています。ライブドアブログにて「たくあんムスメたち。」という4コマ漫画ブログを描いております。インドア派で、できるものならずっと家に引きこもってゴソゴソやっていたいな~と思いつつ、子供たちがいるとそうもいかない日々を送っております。
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