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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。顔の印象をガラリと変える眉メイク。描きすぎても描かなすぎても残念な印象になりがちです。そこで今回は、アラフォー世代に見られがちな3つの眉メイクとそれぞれのお直し方法をご紹介します。
「描きすぎて変になったらどうしよう」と不安に思い、必要な部分まで薄くしていませんか?画像の眉はどちらも同じパウダーでメイクしたものですが、左の薄く塗ったほうは雑な印象の仕上がりに。一方、右のしっかりと塗ったほうは丁寧な印象を受けます。
無難な仕上がりを求めてできるだけ薄く塗ると、眉に色ムラができたり、全体のバランスが悪くなったりしてしまう方が少なくありません。
眉頭に淡い色、眉中に中間色、眉尻に濃い色。この基本を守ればしっかりと塗ってもやりすぎにはなりません。毛でなく地肌に塗り込むようなイメージで塗ると、パウダーのみでも美しい仕上がりが叶うでしょう。
使用したのは、キャンメイク「パーフェクトマルチアイズ」07 ウィークエンドオランジュ(税込858円)。肌なじみのいいオレンジブラウンで、アイシャドウとしてもアイブロウとしても使いやすいカラーです。
今回はAとBを混ぜて眉頭に、Bを眉中に、Dを眉尻に使用。ふんわりとしたオレンジブラウンの眉に仕上がりました。
薄すぎ眉とは反対に、メイクに気合が入りすぎて濃く太くなりすぎてしまう方も多いようです。ペンシルやパウダー、眉マスカラなど使うアイテムを増やせば増やすほど、この現象は起こりやすいでしょう。気合を入れたいときこそ少しずつ薄く描くように意識することが大切です。
まず、眉尻をペンシルで描くときはできるだけ線状に細く描いておきましょう。全体の質感をそろえるためにパウダーを重ねると少し太くなるため、最初は細めにしておくことで自然な印象に仕上がりやすいです。
そして眉マスカラで眉頭を立てるように塗り、眉中にかけてなじませていきます。これで全体の色や質感が整い、バランスよく垢抜けた印象の眉に仕上がるでしょう。
使用したペンシルは、ディオール「ディオールショウ カブキ ブロウ スタイラー ウォータープルーフ」031 ライト ブラウン(税込4,070円)。芯が三角形になっているから、細い線も面で埋めるような描き方もしやすく、付属のカブキブラシでぼかしてふんわりとした質感も出しやすいです。
パウダーは先ほどと同じくキャンメイク「パーフェクトマルチアイズ」07 ウィークエンドオランジュ。塗り方もほとんど変わらず、眉頭はAとBを混ぜたもの、眉中はB、眉尻はペンシルで描いた上からDを薄く重ねています。
眉マスカラはセルヴォーク「インディケイト アイブロウマスカラ C」01 パーシモン(税込3,080円)。植物由来のワックスが毛流れをキープして立体感のある眉を演出。レッドオレンジ系のカラーで、ヘルシーで洒落感のある眉を楽しめるでしょう。
昔の流行の名残なのか、眉に角度をつけすぎて不自然な形になっている方もよく見かけます。自分の骨格にあっていない不自然な急カーブの眉は、まるで触覚のようだと思われているかもしれません。
誰でも簡単に自然な角度に仕上げるコツは、眉と目が平行になるように描くこと。これだけで自然な角度に仕上がります。眉尻の終点は、小鼻と目尻を結んだ延長線上が目安。眉山からこの終点を目がけて、目と平行になるように描けばOKです。
この描き方を覚えるだけで、難しいことを考えなくても自然な形に描けるようになるでしょう。
眉は適度なバランスが問われるパーツといえます。薄すぎても濃すぎても角度をつけすぎても違和感を覚えられやすいため、自分にあったベストなバランスを探してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1807
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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