悟空のきもち｜予約が日本一とれない絶頂睡眠マッサージを体験！

3か月先まで予約でいっぱい、キャンセル待ちが12万人を超えるという「悟空のきもち」を知っていますか？9年前、日本初の頭の揉みほぐし専門店として京都に誕生しました。まるで「気絶するように落ちる」と噂されるこちらへ、10ヶ月待ちの末ようやく予約に成功。体験してきました！

睡眠のジェットコースター？！

関西を中心に人気を集めた「悟空のきもち」。2013年に東京1号店の表参道がオープンすると、2015年「絶頂睡眠」と言われる「快感の頂点で寝落ちする」施術がスタートしました。

そして翌年の2016年7月に銀座店が「眠るジェットコースター」として話題になるや、瞬く間にキャンセル待ち数が全店で12万人を超え、「日本一予約が取れないマッサージ店」となったのです。

新規お客様のキャンセル待ちは京都本店以外、LINEのみで電話では受け付けておりません。筆者も銀座店オープン直後にLINE登録し、「○月分のキャンセル待ち予約を開始します！」のお知らせとともに月に一度、必死になって予約を試みてきました。

ほとんどはページが表示されたときには「1分○秒で満席になりました」、たまにフォーマットが表れても連絡先などをせっせと入力している途中で時間切れに…そんなこんなでフラれ続けること10ヶ月。

先月、いつものように腱鞘炎になるくらいマッハで入力を試みたところ、奇跡が。なぜか銀座店の予約が1ヶ月先に取れたのです。これは小躍りしたいくらいうれしい！というわけで、今回はこちらの絶頂睡眠を体験することに。

アンチエイジングに必須。「睡眠」の重要性

言わずもがな、美容と健康に「良質な睡眠」は不可欠。アンチエイジング学会では食事に次ぐ必須要素として睡眠が挙げられているくらい、重要度は高いのです。

1日の睡眠が6時間以下の「寝不足」状態が18日続くごとに1kg増える、さらには週に1時間の寝不足で年収がおよそ17万円下がる、といった研究結果もあるというから馬鹿にはできません。

当日を待ちわびて、いざ銀座へ。ちなみに前日と3日前にきちんと携帯にリマインドメールが来るため、うっかり予約日時を勘違いしてしまった、という悲劇も防げそう。

「悟空のきもち」銀座店は地下鉄の出口から目と鼻の先にあり、雨でも濡れずに済むなと思いつつ、予約時間10分前にエスカレーターで4Fへ到着。こじんまりとした待合スペースには「本日終日満席です」の文字が。

時間どおりに登場した女性スタッフさんに、本日のコースの確認を受けます。スタンダードコースは15分から120分まで、小顔集中コース60分や耳リフレというものもあります。今回は初回ということで、ひとまずスタンダードな60分コースを選択しました。

銀座店は5席のみ。ぜいたくな空間

案内されたそこには…個室居酒屋のように一席ずつが区切られた、なんともムーディな空間が広がっていました。予約困難なのも、たった5席のみのぜいたくな作りなのです。

実際の施術は、終始「ささやきボイス」のスタッフさんが、頭・首・肩周りなど部位ごとに「力加減はいかがですか？」と聞きながら圧を調整してくれるので、「気持ち強め（弱め）に…」などとオーダーをします。

一説によると「ものの数秒で気絶する」とのことだったので、それではレポートが書けないと気が張っていたためか、初回で緊張していたせいか、意外にも気絶や熟睡はせず。

ただずーーーっと、浅い眠りの中を彷徨っているようで気持ちがよく、ふわふわした感覚が続いていたのが不思議でした。最後に炭酸水のようなものをふりかけられ、一瞬で気分がしゃっきりするのもまた心地よし。

あっという間の60分を終えると、重かった頭と目周りがすっきりしたのが感じられます。心なしかリフトアップもしたような…。考えてみれば、頭と顔の皮膚とは繋がっているのだから、頭皮を揉みほぐすことはたるみ予防にも一役買うだろう！というわけで、もちろんその場で次回予約も行ってきました（新規予約は大変ながら、リピーターは枠があるので少し取りやすいのです）。

ちなみにスタッフさんに「だいぶ目周りがむくんでいたので、温めたりすると良いですよ」とアドバイスをいただいたこともあり、帰路ドラッグストアで花王「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」を全種類ゲット。

毎晩いろいろな香りを楽しみつつ目元ケアをしており、もはや私の必需品となっています。

アンチエイジングに効く頭皮ケアに、目元ケア。疲れが溜まるその前に、ぜひ意識してほぐしてみてくださいね。