更新日:2019年6月5日 / 公開日:2018年2月23日
拭き取り化粧水を使うと、コットンが茶色くなって「私の肌ってこんなに汚れているんだ~もっとやらなきゃ!」と思ってしまったり、つるつるになるからやめられなくなったりしていませんか?実は拭き取り化粧水はやりすぎてしまうと大変なことになってしまうのです。そんな拭き取り化粧水の正しい使い方をご紹介します。
拭き取り化粧水は、ピーリング効果のある成分を使って古い角質を除去してくれるアイテムです。使い終わった後は肌がもちっとつるつるになっているため病みつきになってしまいますよね…。その感覚をもう一度味わいたくて毎日、もしくは2、3日置きと高頻度で使っていませんか?
絶対に絶対にやめてくださいね!
角質は肌を外部刺激から守ってくれて、潤いを蓄えてくれる部分ですが、約28日経つとその役目を終えて、はがれてしまうのです。これがいわゆるターンオーバーです。
しかし、このターンオーバーが乱れてしまうといつまでも角質がはがれず、肌がごわごわしてしまうのです。すると、メイクノリが悪くなってしまったり化粧水の浸透が悪くなって乾燥に繋がってしまったりします。
こういう状態になってしまったら拭き取り化粧水の出番!古い角質を取り除いて、うるうる肌と対面しましょう。
しかし、そうではない状態のときに拭き取り化粧水を使ってしまうとどうなってしまうのでしょうか。
本来肌のごわつき等が気になるときに拭き取り化粧水を使うのが正しい使い方なのですが、そうではないときにやってしまうと、正常な角質も取り除いてしまい「ビニール肌」の状態になってしまいます。
ビニール肌とは、一見つやっつやの肌なのですが、角質が剥がれてキメがなくなってしまった肌のことです。
この状態になると、少しの化粧水がしみたり、少しの刺激でも赤くなったり、敏感になってしまいあらゆる肌トラブルに繋がってしまいます。ビニール肌になってしまったらとにかく刺激をしないこと、いつも以上に保湿をすることが大切なのですが、予防するのが一番!
そのためビニール肌の原因の1つの拭き取り化粧水は正しく使いましょう。
拭き取り化粧水は古い角質を取り除くためのものですが、通常は古い角質はターンオーバーとともに剥がれ落ちるもの。そのため、週に〇回!と回数を決めるのではなく、肌のごわつきが気になったときのスペシャルケアとして取り入れましょう。
目安は、「肌のざらつきが気になったとき・化粧水の浸透が悪くなったとき」です。自分の肌と対話をして取り入れるようにしましょうね。
多くの拭き取り化粧水はコットンを使いますよね。コットンを使うということは少なからず摩擦があるということ。肌を摩擦してしまうとシミの原因になったり、刺激になったりしてしまうため、できるだけ避けたいところ…。
そのため、摩擦を最低限にする拭き取り化粧水を使い方は、「コットンにひたひたに浸すこと」です。もったいないかとは思いますが、拭き取り化粧水がコットンから滴り落ちる寸前まで浸すことをおすすめします。すると、肌への摩擦による負担が最小限に抑えられますよ。
そして、肌にコットンを滑らせるときは、肌が動かないくらいの優しい力でやりましょう。
「コットンにひたひたに浸すこと」と「肌が動かなくらいの優しい力」の2つを意識するとで肌への負担が少なくなります。
拭き取り化粧水は正しく使えば、とっても優秀なスキンケアアイテムです。
ぜひ、正しい使い方を覚えて肌がごわついた時に頼ってみてくださいね。
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