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岸井ゆきの「高校時代に生きる頼りにしてしまった」 自らを狂わせるものは?

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完成報告会に出席し、ドラマをPRした(左から)木竜麻生、岸井ゆきの、成海璃子

 女優の岸井ゆきのが5日、8日からWOWOWで放送される「連続ドラマW 恩田陸 ユージニア」(日曜・後10時)完成報告会に木竜麻生、成海璃子と出席した。

 恩田陸氏が2005年に発表し、日本推理作家協会賞、20年の米「NYタイムズ・今年の100冊」や、22年「ドイツ犯罪小説賞・国際部門」1位など国内外で高い評価を受けたミステリー小説の実写化。大量毒殺事件にまつわる人物が30年の時を経て事件に翻弄(ほんろう)されていく姿が、安達奈緒子氏の脚本で描かれる。

 岸井はオファーを受け、脚本を読み「作品として面白い。これを私がやるのかと気づいたときはプレッシャー。責任感のある役」と身が引き締まった様子。演じるのは相手によって見せる表情が異なる特性もある女性。「自分に置き換えてもあること。家族といる時とここにいる時の表情が全く違うように、空気やしぐさ、対象がどんな関係か」。20代、40代を演じ分けることについても「私自身が34歳。20代の時と意識して変わったことはないから、40代だから…みたいなのは違うかな」と実体験を元に役作りを進めていったという。

 木竜は文庫本デビューが恩田氏だったといい「本を読む楽しさを感じたのが先生。率直に嬉しかったし、ご縁を感じて、心に残るものだろうな」とオファーを快諾。石川・金沢市の兼六園で撮影した日は誕生日当日で、前日に現地入りした際には「一人でいいおすしを食べに行った。カウンターで30分くらい、ノンアルコールで楽しみました」と笑った。

 成海はどこか謎めいた盲目の女性を演じる。役作りのポイントを聞かれ「ちょっと言えないんですけど…見えているのか見えていないのか、楽しみながら見てもらえたら」と答えた。

 〇…作品にちなみ、人生を狂わせたものを聞かれら木竜は「私が生きている人生も誰かからしたら狂わされているのかもしれないけど、認識としては狂わされていると自覚するところはない」ときっぱり。岸井は「高校時代の時に映画を見始めて生きる頼りにしてしまった。これが今まで続いているけど、家か現場か映画館にしかいない。もう少し色々なところに行きたいけど、やめられない。ちょっとやられすぎたかなと思います。ちょっとだけ狂わされた」。成海は「ビンテージのTシャツがすごい好き。特に音楽のものを買うことが多い。オークションでも何でもほしいと思うと、すごい執念で探しちゃって…」と明かした。


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