更新日:2018年11月6日 / 公開日:2018年4月28日
こんにちは!整理収納アドバイザーのyukinoです。レトルトや乾物、缶詰などの食品ストック。忙しい毎日の料理に活用したり、災害時などに備えて多めに用意しているご家庭も多いのではないでしょうか。今回はお片付けサポートをご依頼いただいたモニター様宅の食品ストック収納実例をご紹介します!
食品ストックの収納でお悩みのモニター様。
ご自宅では引き出し式のシステムキッチンをお使いになっています。
7つある引き出しには食器や鍋、キッチンツール、掃除用品などのほか、食品ストックも収納しています。
こちらは整理収納作業前に撮影した食品ストック収納の様子です。
引き出しの中をケース類で仕切ったり、食品の内容がわかるようフタにラベリングしたりなどいろいろと工夫はしているものの、モニター様曰く「使い勝手があまり良くない」とのこと。
詳しく状況を伺ってみると3つの問題点が見つかりました。
引き出しの中で食品の位置が固定されていない。
買い出しなどで引き出しの中身が変わるたびに食品の位置を総入れ替えしており、大きなストレスを感じている。
フタ付きのケース類を重ねて使っているため、食品を取り出すのに時間がかかっている。
「引き出しを開ける」→「ケースを取り出す」→「フタを開けて中身を取り出す」という具合に動作数が多いことが原因。
不透明なケースの場合はフタを開けてみるまで中の状態がわからない。
実際にフタを開けてみたら何も入っていなかったり、賞味期限もすでに切れているということがある。
これらの問題点を踏まえ、今回は「食品の指定席を決める」、「すぐ取り出せる」、「在庫の状況が一目でわかる」ことを目標に設定し、いざ整理収納作業スタートです!
引き出しの中から食品をすべて出し、1点ずつ手に取りながらどのような食品がどれだけあるのかリストを作っていきます。
この時点で在庫を切らしていても、常備している食品が決まっていればリストに加えておきます。
賞味期限もあわせて確認し、期限が過ぎている食品があれば処分しておきます。
モノをグループに分ける方法としては、「同じアイテムごと」、「使用目的ごと」、「使用頻度ごと」など様々あります。
モニター様宅の場合、まずは「お子さん用の食品」、「製菓用の食品」、「その他の食品」の3つでざっくりとグループ分けしてから、「その他の食品」をさらに細かく分ける方法を取っています。
上の画像は食品をグループに分け、引き出しの中でどのように配置しているかを図にしたものです。
この段階で引き出しの内寸(サイズ)と使用する収納用品も決定しています。
収納を考える時は簡単な手描きで良いので図を描いてみるのがおすすめです。
イメージがしやすく、頭の中も整理できます。
こちらの画像が整理収納作業後の食品ストック収納です。
食品ごとに「指定席」を作り、引き出しを開けたら目的の食品をさっと取り出すことができ、かつ在庫の状況もすぐにわかる「見える化」収納に仕上がりました!
今回は「お片付けビフォーアフター」と題して、モニター様宅の食品ストック収納事例をご紹介しました。
100人いれば100通りの暮らしがあるように食品ストックの状況もご家庭によって違いはありますが、整理収納の進め方や考え方の基本は同じです。
皆さんが食品ストック収納を見直しされる際に、この記事がヒントになれば幸いです。
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