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カラフルなフルーツがいっぱいのイタリア版フルーツポンチ・マチェドニア。地中海の太陽が降り注ぐイタリアでは一年を通してさまざまな種類のフルーツが実ります。そんなフルーツをデザートとして楽しめる、シンプルでフルーツの味が引き立つマチェドニアのレシピをご紹介します。
イタリアではフルーツサラダのことをMacedonia マチェドニアと言います。名前の由来はバルカン半島の歴史的な地区であるマケドニア。フルーツサラダにさまざまなフルーツが入っている様子が、マケドニアにさまざまな民族が同居していることに例えられていると言われています。
イタリアはフルーツが豊富なので、夏マチェドニア、冬マチェドニアなど季節ごとのフルーツを組み合わせた多くのレシピが存在しています。今回は手に入りやすい材料で作りましたが、季節に合わせていろいろなフルーツを組み合わせて作ってみてください。
いちご 1/2パック(150g)
メロン 1/4個(150g)
キウイ 1個
オレンジ 1個
ブルーベリー 50g
レモン汁 1/2個
砂糖 大さじ4(約40g)
① いちごは洗ってヘタをとり、縦に4等分します。
② メロンは半分に切ってスプーンなどを使って種を取り除きます。さらに半分にカットします。(使う分量はだいたいこの皮と種を除いたメロン1/4個分くらいです。) さらに半分にカットして皮と果肉のあいだに包丁を入れて皮を取り除きます。一口大にカットします。
③ キウイは最初に上下をカットします。縦に置いて、丸みに沿って皮をむいていきます。縦半分にカットし、1cm程度の厚みにスライスします。
④ オレンジは洗ってから上下をカットします。(果肉が見えるくらいまで切り落として大丈夫です。)縦に置いて、丸みに沿って皮を薄皮ごと削ぎ落とすように切ります。オレンジを手に持ち、果肉に沿ってV字に包丁を入れて薄皮から果肉を取り出します。残った薄皮にも果汁が残っているので、絞ってオレンジと合わせておきます。
⑤ ボウルにカットしたフルーツと洗って水気を拭き取ったブルーベリーを入れます。レモン汁と砂糖を加えてフルーツを傷つけないように優しく混ぜ合わせます。砂糖の粒が少し残っていても少し置けば溶けてくるので無理に溶けるまで混ぜる必要はありません。
⑥ お皿に盛り付けてできあがりです。お好みでラム酒やリモンチェッロ、コアントローなどのリキュールを加えてもまた違うおいしさが楽しめます。
たくさんのフルーツを用意するのが大変、という方はいちごだけでもおいしく食べられます。イタリアのレストランではいろいろなフルーツを組み合わせたマチェドニアが必ず用意されていますが、家庭ではこちらのいちごのマチェドニアの方がよく登場します。
いちご 1パック(300g)
レモン汁 1/2個
砂糖 大さじ3(30g)
① いちごを洗ってヘタをとり4等分にします。レモン汁と砂糖を加えて混ぜ合わせ、できあがりです。
見た目にも鮮やかなフルーツサラダ、ぜひ作ってみて下さいね!
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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