更新日:2019年1月3日 / 公開日:2019年1月3日
新年会など人が集まるこの時期のあったかメニューといえば「鍋」。「鍋」と言っても中に入れる具材や出汁は色々な味があるので、毎回鍋料理だとしても飽きませんよね。そんな中、SNSで話題になっている鍋をご存知ですか?ネーミングからインパクトの強い「痛風鍋」!今回はこの鍋をご紹介したいと思います。
私がこの「痛風鍋」を知ったのは地元のテレビで取り上げられていたからなのですが、調べてみると仙台市内の飲食店で提供されていたものが人気になり、全国的に広がってきているようですね。
ネットで画像を検索してみると、鍋に火が通る前の見た目はとってもグロテスクで驚く方も多いはず笑。
その見た目はというと、牡蠣・たらの白子・あん肝がこれでもかっていうほど大量に入っています。
その海鮮の下に野菜類(白菜やネギきのこなど)や豆腐という鍋料理の定番の具材が入っているそうです。
痛風とは尿酸が体の中にたまり、結晶になって強い関節炎を伴う症状が出る病気のことです。
痛風になると足の親指の付け根に激痛が走るとか、風が吹いても痛いとかよく言われていますよね。
この痛風の原因となる尿酸を作り出すプリン体を多く含むのが、この痛風鍋に沢山入っている白子や牡蠣、あん肝なのです。
ちなみに、このSNSなどで見かける「痛風鍋」は成人男性が1日に摂取するプリン体の量を軽く超えているそうですよ。
なので、もうすでに痛風になっている方は食べるのを控えた方が良いかと思います苦笑。
実は、我が家のちょっとした贅沢鍋としてこの「痛風鍋」にそっくりなものを作っていました。
あん肝はスーパーなどではこんなに大量に販売されていないので(というかあん肝を販売しているお店ってなかなか見当たらないと思います)我が家の場合はあんこう鍋寄りになっているので「なんちゃって痛風鍋」としてみました。
白菜 1/8株
白ネギ 1本
水菜 3把
人参 1/2本
椎茸 2~4個
ぶなしめじ 1パック
豆腐 350g
あんこう 1パック(200~300gくらい)
白子 1パック(100gくらい)
牡蠣 1パック(150~200gくらい)
●水 800ml
●酒 大さじ2
●白だし 大さじ2
海鮮は販売されているお店によって量が違いますが、だいたい1パックずつ使うので、グラムはだいたいの目安になっています。
またあんこうのパックにあん肝を入れていない(販売していない)場合は残念ながらあん肝は諦めています。
もし、あん肝が入っているものがあればそれは買い!ですよ笑。
① 大き目の鍋に●を入れて弱火にし、野菜・豆腐・きのこ類を入れる。
② あんこうの頭や骨がついている部分、黒い皮がついている部分などを①に入れて一緒に煮込む。
③ 少し沸騰してきたら牡蠣も入れる。
④ 煮立ってきて白菜がくったりなってきたらあんこうの身を入れて出来上がり。
⑤ 白子やあん肝は食べる時に入れて一度沸騰させて火を通す。
あんこうの骨の部分などから出汁がでるので、鍋のスープはシンプルにお酒と白だしで良いと思います。
あんこう鍋だと味噌ベースというイメージがあったのですが、我が家はこのシンプルな味でポン酢ともみじおろしで食べる方が好みでした。
白子やあん肝は最初から入れてしまうと硬くなってしまったり崩れてしまったりするので、食べる時に入れて火を通した方がぷりぷりでとっても美味しいですよ。
また、あん肝は濃厚でクリーミーなので〆の雑炊の時にとっておいても美味しいですよ。
SNSに登場するくらいの量があれば、家に人が集まる時にでも作ってみると、見た目でも盛り上がりそうな「痛風鍋」。
ただ、なかなかこの量のあん肝を個人で買うのは難しいと思うので、そういう時は「なんちゃって痛風鍋」を楽しんでみてくださいね!
癖になる味で凄く美味しいのでオススメですよ。
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