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フルーツのゼリーのテリーヌは型にフルーツを並べてゼリー液を注ぐだけでできるので超簡単。しかも果物の色がはっきり出て豪華に見えるので、手が込んだデザートのように見えるのが魅力です。今回は大粒で甘みが強く、種がなく皮まで食べられる2色のぶどうを使ってより華やかなゼリーテリーヌにしてみました。
ぶどう(種無しで皮ごと食べられる2色のぶどうを使用) 500g
板ゼラチン(または同量の粉ゼラチン) 10g
お湯 100ml
グラニュー糖 50g
レモン汁 大さじ1(15ml)
水 250ml
・板ゼラチンはたっぷりの冷水に約10分ほど漬け、柔らかく戻します。粉ゼラチンを使う場合は、大さじ4の水を振り入れて10分ほどおきます。
・ぶどうは洗って水気を拭きとっておきます。パウンド型に繰り返し使えるクッキングシートを敷いておきます。 (繰り返し使えるクッキングシートがなければ型に直接/またはラップを敷いたパウンド型を用意します)① ボウルに柔らかく戻した板ゼラチンを入れ、お湯を注ぎ入れて混ぜ溶かします。(粉ゼラチンの場合は戻した水ごと加えます。)グラニュー糖を加えて溶かします。
② グラニュー糖、レモン汁、水を注ぎ入れ混ぜ溶かします。
③ 型にぶどうを並べます。ぶどうをパウンド型の側面に沿うように並べると、切ったときの断面が丸くなりきれいです。
④ ゼリー液を注ぎ入れ、冷蔵庫に入れ一晩冷やします。
⑤ 型から取り出し、ひっくり返して出来上がりです。(型に直接ゼリーを入れた場合は、型のまわりをよく温めてから側面にナイフを入れてゼリーを取り出します)
ぶどうのジューシーな味わいと、優しいゼリーの口どけが食後のデザートにぴったりです。ぜひお試し下さい!
ゼリーテリーヌはすごく簡単にできますが、型抜きするとき少し注意が必要です。
一番簡単な方法は型に直接注ぎ入れて固め、型抜きするときに型のまわりを温めてひっくり返すという方法。ですが型を温めてもなかなか出てこなかったり、ナイフを側面に入れるときにゼリーが傷ついてしまったりすることがあります。ゼリーが柔らかすぎるとひっくり返した瞬間に全部崩れてしまうこともあるので、分量より少し多めのゼラチンを入れて作ると失敗しにくいです。
ラップを敷く方法の場合、どうしてもシワが入ってしまうのでなかなか綺麗に型に敷けなかったりします。最初に型を少し水で濡らしてからラップを貼り付けるようにするとシワが入りにくいです。
オーブンシートを敷くと水分でふやけてしまい、型抜きするときには破けてしまったりするのでおすすめしません。
繰り返し使えるオーブンシートを使う方法が一番おすすめです。ゼリーの水分でシートがふやけることはなく、簡単にきれいに型からゼリーを取り出すことができます。
参考にしてみて下さい!
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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