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夏、真っ盛り。こう暑いと食欲も落ちがちですが…こんな時こそ、暑っい国に学べ!という事で、常夏の国、ジャマイカの料理を。ジャマイカと言えば…そう!ジャークチキン!スパイスの効いたジャークチキンは、一口食べれば、食欲も増し増し!ビールも進む進む!簡単だけど超絶おいしいレシピ、紹介します!
以前、家の近くに美味っしいジャマイカ料理の店がありまして…大好きでよく通っていたのですが、数年前に残念なことになくなってしまい…。ジャークチキン、美味しかったなあ…と、いつもいつも思い返しておりました。
その後も、いろんなジャークチキンに出会いましたが、「〇〇が違う、〇〇が違う、〇〇が違う、〇〇が違うー、ごめんねー、以前のチキンとー、また比べているー♪」(イミティション・ゴールド 古い!)って感じで、なかなか好きなジャークチキンに出会えず。
ええい!こうなったら、自分で作ってしまえ!ということで、美味しい美味しいジャークチキンに、記憶を辿りながら、チャレンジ!です。
ジャークチキンの発祥の地は、ジャマイカのポートアントニオ。映画「カクテル」(トム・クルーズの。これも古っ!)のロケ地にも使われた地なんだとか。
「もしかしてジャークチキン、出てきたりしてー」と、今回、映画、見てみましたが、残念ながら出てきませんでした。海はきれいでしたけどね。行ってみたいなー、ジャマイカ。
ジャークチキン、「お肉にまぶす系」のシーズニングや、「お肉を漬けるだけ系」のペーストは、様々、販売されていますが、今回は自分で作ります。
と言っても、買ってくるスパイスは、「オールスパイス」と、あれば何かと重宝するミックススパイス「チリパウダー」だけ。この2瓶あれば、大丈夫!それっぽい味が、できちゃいます。
オールスパイスは、シナモン、クローブ、ナツメグの3つの香りを併せ持つと言われるスパイス。食欲を掻き立てる、良い香りです!
あとは、家にありそうな調味料と、玉ねぎと、ニンニク。ライム汁がなかったら、レモン汁でOK!マリネ液を作って、お肉を漬け込んで、あとは待つだけ。2日間くらい漬けると、さらにさらに美味しくできます。時間に余裕のある時は、ぜひっ!です。
・鶏もも肉…1枚
・鶏手羽元…4本
・玉ねぎ…1/2個
・ニンニク…4片
・オールスパイス…小さじ2
・チリパウダー…小さじ2
・タイム(ドライ)…小さじ1
・一味唐辛子…適量
・塩…大さじ2/3
・きび砂糖…小さじ2
・黒胡椒…適量
・ライム汁(orレモン汁)…大さじ3
・オリーブ油…大さじ4
① 玉ねぎとニンニクは、すりおろしておきます。
② 鶏肉は、味が入りやすいように、全体をフォークで刺しておきます。
③ ジッパー袋の中でマリネ液を作ります。ジッパー袋に、①と残りの材料すべてを入れ、全体をよく混ぜます。
④ ③に②の肉を入れ、袋の上からよくもみます。
⑤ 冷蔵庫で少なくとも1時間、できれば2日ほどしっかり漬け込みます。
⑥ 表面のマリネ液を軽くぬぐい、いよいよ焼きます。200度にあたためたオーブンで、様子をみながら20〜30分焼きます。魚焼きグリルで焼いても、こんがり香ばしく焼き上がります。
マリネ液に漬けておけば、あとは焼くだけなので、キャンプのバーベキューにも、おすすめ。
私の思い出のお店のジャークチキンは、炭火で焼かれていたのですが、表面が香ばしくって、ほんっと美味しかった。外で食べれば、さらに美味しいこと、間違いなしです。ぜひ作ってみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6041
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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