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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。夏になるとピリッと辛い食べ物が食べたくなります。汗をかきつつ辛い料理を食べればスカッと元気になり、食欲のない時や夏バテ防止にも一役。今回は豆板醤、赤唐辛子、青唐辛子、ラー油、花椒などを使って、ビールにも合うピリ辛おかずを3つ紹介します。
ピリ辛の麻婆豆腐に使ったのは、なめらかな食感の絹揚げ。崩れにくいので調理しやすく、ボリュームもアップします。
豆板醤と赤唐辛子の辛み、そして、仕上げに加える花椒のヒリリとした刺激に食欲がそそられます。ご飯にのせて丼にするのもおすすめです。
・絹揚げ 2枚
・ひき肉 100g
・もやし 1/2袋
・ニラ 2~3本
・生姜 1片
・にんにく 1片
・長ねぎ 10cm
・豆板醤 小さじ1
A)甜麺醤 大さじ1
A)醤油 小さじ1~
・日本酒(紹興酒) 大さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・水 200cc
・片栗粉 適量
・赤唐辛子 2本
・ごま油 小さじ2
・花椒 適量
・ラー油 適量
① 絹揚げは、キッチンペーパーで包むようにして油を抑え、一口大に切る。生姜、にんにく、長ねぎはそれぞれみじん切りにする。
② フライパンにごま油、豆板醤、にんにく、生姜、種をとった赤唐辛子を入れて火にかけ、香りが出てきたら、ひき肉を入れて炒める。
③ 水、鶏ガラスープの素を入れ、絹揚げを加えて煮る。もやし、長ねぎを入れて、塩気が足りなければ醤油を加えて味を調え、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。にらを入れてひと混ぜしたら火を止め、お好みでラー油、花椒を加える。
水溶き片栗粉を入れたら、1分くらい煮て、しっかりとろみをつけてください。
ナンプラーをつかったちょっとエスニック風味の炒め物は、青唐辛子のさわやかな辛さと甘酸っぱい味付けで夏にぴったり。
青唐辛子は種類によって辛さが異なるので、最初は少なめに入れて、好みの辛さになるように加減して入れてください。
・鶏もも肉 1枚
・青唐辛子 2~3本
・レモン 1/2個
・にんにく 1片
・ナンプラー 小さじ1
・はちみつ 小さじ2
・小麦粉 小さじ2
・オリーブオイル 大さじ1/2
・バジル 7~8枚
・塩 適量
① 鶏モモ肉は、一口大に切って塩を振り、小麦粉を薄くまぶす。
② 青唐辛子は小口切りにし、にんにくはみじん切りにする。レモンは半量をスライスし、残りは絞る。
③ フライパンにオリーブオイルを入れ、鶏もも肉の皮の方から焼く。両面焼いたら、青唐辛子とにんにくを入れて炒める。水を大さじ1程度入れ、蓋をして火を通す。
④ 絞ったレモン汁(小さじ2)、ナンプラー、はちみつを混ぜてフライパンに入れ、全体に絡める。火を止めてちぎったバジルを入れる。
青唐辛子を切るときは、種が飛んでが目に入ったり、切った手で目をこすったりしないように注意してくださいね。
なすとトマトを使った夏らしい炒め物は、豆板醤でピリ辛に。あつあつのトマトの旨味と酸味も加わって、食が進みます。
豆板醤の量はお好みで加減してください。
・牛肉切り落とし 150g
A)日本酒 小さじ1
A)塩 少々
A)片栗粉 小さじ1/2
・なす 1個
・トマト 1個
・にんにく 1片
・生姜 1片
・豆板醤 小さじ1
B)オイスターソース 大さじ1
B)醤油 小さじ1
B)砂糖 小さじ1/2
B)日本酒 小さじ2
・サラダ油 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
・ラー油 適量
・万能ねぎ 1~2本
① 生姜とにんにくは、それぞれみじん切りにする。トマトはくし切りにする。
② なすは乱切りにしてフライパンに入れてサラダ油を絡め、火をつけて炒める。しんなりしてきたら取り出す。
③ 牛肉にAの材料を揉み込む。フライパンにごま油とにんにく、しょうが、豆板醤を入れて弱火にかけ、香りが出てきたら牛肉を入れ、なすも加えて炒める。Bの調味料を加えて炒めたら、トマトを入れ、さっと炒める。仕上げにお好みでラー油を加える。
盛りつけて、小口切りにした万能ねぎを散らす。
暑い日が続くと、つい冷たいものや、さっぱりとしたものを選びがちですが、辛い料理で食欲のスイッチをONにして、エネルギーをチャージすれば夏バテも吹き飛びます。
夏こそ、汗をかきつつ辛い料理を食べて、夏の暑さも楽しんでしまいましょう!
この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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