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秋の行楽シーズン。景色のキレイな所へ、お出かけする事も多くなりますよね。雲ひとつない青空の下でいただくお弁当は、なによりのごちそうです。でも、朝から出かける前にお弁当をいちから作るとなると、なにかと大変でめんどくさい。そこで今回は、作り置きおかずを活用して、簡単にできる、豪華な手作り弁当のレシピをご紹介します。
当日はゆとりを持ってお弁当作りをする為に、作りおきできるものは前日に作っておく事が大切です。
<献立>
・さつま芋ご飯
・鮭の塩焼き
・秋野菜の揚げ浸し(なす・れんこん・いんげん・椎茸)
・人参のデリ風サラダ
・卵焼き
秋野菜の揚げ浸しは、前夜に作っておき味を染み込ませます。
揚げると美味しくなる、秋野菜のなす、椎茸、いんげん、れんこんを使い作りおきにしておきます。
・なす 小1本
・れんこん 2枚
・いんげん 3本
・椎茸 2枚
・揚げ油 適量
★めんつゆ2倍濃縮 100cc
★水 200cc
① なすは縦半分に切り、皮目に切り込みを入れ、れんこんは5mmの厚さに切る。いんげんは食べやすい長さに切る。椎茸は軸を切り落とし切り込みを入れる。揚げ油に火をつける。
② ★を耐熱ボウルに入れ600wで1分レンジで加熱する。
③ 180度の油に、①の野菜を入れ火が通った順に②に浸し、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
・れんこんの揚げ加減は、竹串をさしてみてスッと通ればOKです。
人参のデリ風サラダも前夜から作り置きしておくと、味が馴染んでおいしくなります。
・人参 150g
・くるみ 30g
・レーズン 大さじ2
★オリーブオイル 大さじ1
★塩 小さじ1/2
★粗びきこしょう 少々
★酢 大さじ2
★はちみつ 大さじ1
① レーズンは熱湯を回しかけ冷まし、くるみはフライパンで乾炒りして冷まし、包丁で細かく刻んでおく。
② 人参は皮をむき、斜め輪切りにして何枚か重ねて千切りにしておく。
③ ★を混ぜ合わせ、②を加えしっかりもみ込み 、①を加え混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やす。
・ドレッシングが馴染みやすくなりますので人参は極力薄く、細くして下さい。
・冷蔵庫で冷やすと、とっても美味しくなります。
・パセリのみじん切りを混ぜ合わせると、栄養価がアップします。
まずは、さつま芋ごはんから取り掛かります。
秋は新米が出始めご飯が美味しい時期ですね。栗ご飯、きのこご飯、さんまご飯、松茸ご飯と、色々な炊き込みご飯がありますが、今回はお手軽にできるさつま芋を使います。
作り方もとっても簡単で、さつま芋を切って調味料を加えて炊くだけです。
・お米 1.5合
・さつま芋 1/2本(140g)
・塩 小さじ1
・だし昆布 5g
・料理酒 大さじ1
・黒ごま 少量
① さつま芋は食べやすい大きさに切り、水にさらしアクを抜きザルに上げる。
② お米はといで、料理酒、塩を加え規定の水を加え、①とだし昆布を加え良く混ぜ合わせて炊飯する。
・さつま芋は、皮付きの方が彩りもキレイですし、栄養もありますのでぜひ皮付きのまま炊いて下さい。
鮭の塩焼きは、前夜から焼いて作り置きとして冷蔵保存しておけますが、さつま芋ご飯を炊いている間に焼く事もできます。炊飯を開始したら、鮭を魚焼きグリルで焼きましょう。そして最後に卵焼きを焼きます。
温かいものが冷めたら、お弁当箱に詰めます。
汁気のあるものは1度キッチンペーパーの上に置き、ある程度汁気が吸収したら詰めます。
さつま芋ご飯は、お弁当箱に入れて冷ますのではなく、ボウルやバットなどに入れて冷ますと、早く冷めます。
おかずの汁気などが他のおかずに混ざったりしないように、ホイルやラップ、お弁当用のカップをつかいましょう。必ず、温かいものが冷めてから詰めるようにします。
前日からの作り置きおかずがあれば、豪華なお弁当も短時間でできあがるので、心と時間にゆとりがうまれ、お出かけの楽しさも倍増します。ぜひご活用下さい。
この記事のライター
鈴木美鈴
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家庭料理研究家。トータルフードコーディネーター。Web、雑誌、企業様へレシピ監修、掲載。料理、レシピコンテストにて多数受賞歴あり。心と身体にやさしい料理を。素材の味を大切にだしを活用し、減塩、シンプルな味付けを心がけ、作りやすい家庭料理を考案、配信中。
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