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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。今回ご紹介するのは甘辛の味付けがたまらない、ご飯のおとも!佃煮ならではの濃い目の味付けは、そのままのおかずはもちろん、アレンジで色々な料理にも使えます。殺菌作用と免疫力アップの生姜をたっぷり使った、牛肉の作り置きおかずのレシピを紹介します。
材料も少なく、調理もお鍋ひとつで作れます。牛肉は、切り落としや細切れなどで十分なので、価格も抑えられますよ。
強めの味付けなので、保存性も良く、冷蔵庫で5日ほど日持ちします。
・牛肉(薄切り)…300g~320g
・しょうが…40g(大ふたかけくらい)
Aしょう油…40ml
A清酒…50ml
Aみりん…50ml
A砂糖…大さじ2
・牛肉は、必要に応じて食べやすい大きさに切っておく。
・生姜は、皮ごと千切りにする。
生姜の皮の付近に、殺菌や抗菌作用に有効な成分が集中しています。身体も温めてくれるので、できれば剥かずに使いましょう。
① 鍋にAの調味料を全て入れる。(フライパンでもできますが、水分が飛びやすいので、深さのあるお鍋の方が、少し時間はかかりますが、しっかり味をなじませながら煮ることができおススメです。)
② 生姜も入れたら、火を点けて沸々するまで中火にかける。
③ 煮立ってきたら、牛肉をほぐしながら入れていく。
④ 時々、菜箸で上下を返すようにかき混ぜながら、煮汁を飛ばしていく。(煮詰まってきたら、火を少し弱めて焦げないようにします。)
⑤ 鍋底の煮汁が無くなったら火を止めて、出来上がり。
すぐに食べる分は、器に盛り、保存しておく分は、小分けにし、粗熱が取れてから密閉容器に入れて、冷蔵庫へ入れます。
大根おろし、みょうが、青じそなどの薬味と一緒に食べるのもおススメです。卵黄や温泉卵のトッピングがあれば、ますますご飯が進んじゃいますよ!
ひとつ目は、ココット皿に入れた、スプーンですくって食べるコロッケです。
・じゃがいも…3個(可食部200g)
・牛肉のしぐれ煮…60g
・マヨネーズ…小さじ2
・ブラックペッパー…適量
・パン粉…大さじ2
・ドライパセリ…適量
・オリーブオイル…小さじ2
① 皮を剥いて1~2cm角に切ったじゃがいもを、ラップで包み、電子レンジ600wで2分半または柔らかくなるまで加熱する。
② ボウルに①を入れ潰したら、細かく切ったしぐれ煮、マヨネーズ、ブラックペッパーを入れて和え、ココットに入れる。
③ フライパンにオリーブオイルとパン粉を入れたら火を点け、ゆすりながらこんがりするまで炒め、最後にパセリを加える。
④ ③を②の上に振りかけたら、出来上がり。
ふたつ目のアレンジは、キャベツと一緒にホットサンドにします。
・6枚切り食パン…4枚
・バター…適量
・粒マスタード…適量
・キャベツ…1~2枚
・牛肉のしぐれ煮…20~30g
① 食パンの片面に、バターと粒マスタードを塗ったら、その上に千切りにしたキャベツとしぐれ煮を広げて置き、もう一枚の食パンを重ねる。
② ホットサンドメーカーで、こんがりするまで焼いたら出来上がり。
他にも、おにぎりの具にしたり、出汁をかけて出汁茶漬けにしても!卵と一緒に炒めても美味しですよ。
色々なバリエーションが楽しめる、たっぷり生姜の牛肉のしぐれ煮を、ぜひ作ってみて下さいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8142
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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