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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。イタリアの郷土菓子、ビスコッティ。アーモンドなどが入った堅い食感のビスケットです。ビスコッティは、二度(ビス)焼く(コッティ)という名前通り、オーブンで焼いたものをカットしてもう一度焼いて作ります。今回はおうちカフェにぴったりのビスコッティのレシピをご紹介します。
イタリアの郷土菓子、ビスコッティ。アーモンドなどが入った堅い食感のビスケットです。
二度(ビス)焼く(コッティ)という名前通り、二度焼きすることで、生地の水分が抜け、しっかりした堅さのビスケットになります。
ナッツがたっぷりで香ばしく、ザクザクした堅めの食感がクセになる味わい。コーヒーなどの飲み物に浸せば、口の中でほろっとほどけて食べやすくなります。
甘口ワイン(ヴィンサント)に浸して食べるのがイタリア流だそうですが、赤ワインやブランデーなどの洋酒に合わせてもおいしいですよ。
材料も身近なものばかりで面倒な作業もなく、手軽に作れます。日持ちがするので、時間のある時に作っておくと、ティータイムのお供にも、おつまみにも楽しめますし、持ち運びもしやすいので、贈り物にもぴったりです。
薄力粉 130g
砂糖 60g
卵 1個
ベーキングパウダー 小さじ1/3
アーモンド 60g(食塩不使用のもの)
※アーモンドはローストタイプを使うか、低温のオーブンでローストしてから使うと香ばしくできます。
オーブンを予熱しておく。
① ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、砂糖を入れて混ぜる。
② 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、卵の入ったボウルに入れる。
③ ゴムベラなどで粉けがなくなるまで混ぜる。
④ アーモンドを入れて混ぜてまとめる。
⑤ 天板にクッキングシートなどをしき、生地を平たい長方形にしてのせる。
⑥ 180度のオーブンで30分焼いて取り出す。
⑦ 粗熱が取れたら、包丁で1cmの厚さに切る。
⑧ 切り口を上にして天板に並べ、150度のオーブンに入れて20分位焼く。
1回焼いた生地をカットするときは、粗熱がとれて、まだ温かいくらいでカットすると崩れにくく切りやすいです。厚すぎると固くて食べにくいので、1cm位の厚さに切るのがおすすめです。
2度目の焼き時間が短ければ柔らかめに、焼き時間が長いと固くなります。2度目の焼き時間はお好みで調整してください。
アーモンドだけでなく、くるみなどのナッツや、ドライフルーツ、チョコレートなどを入れるとバリエーションも楽しめます。
保存する場合は、しっかり冷めてから、保存容器に入れるようにしてください。
焼きあがったビスコッティは、ティータイムのお茶菓子にも、ゆっくり食後のお酒を飲む時のおつまみにも。
粉を米粉にしたり、チョコレートなどを加えたり、アレンジも工夫次第。イタリアのお菓子ビスコッティで、おうち時間を楽しんでくださいね。
この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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