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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。そのままチンしてテーブルに並べれば、「いただきます」ができるスーパーのお総菜は、忙しい時のお助けアイテム!でもちょっと時間と気持ちに余裕がある時は、ひと手間加えるとおいしさも栄養バランスも整います。惣菜をうまく使って、毎日の食事の支度を手早く、そしておいしく、楽しく。今回は、惣菜にひと手間加えて作る、格上げアレンジレシピをご紹介します。
市販のから揚げを使ってヘルシーな一皿に。野菜と炒めて黒酢あんを絡めれば、さっぱりヘルシーなごちそうになります。
今回は、火が通りやすく彩りにもなるパプリカ、ピーマン、玉ねぎを使いましたが、しいたけや、にんじんなど冷蔵庫にある野菜を使って、野菜がたっぷり摂れる一皿に。
鶏のから揚げ 6個
玉ねぎ 1/4個
パプリカ 1/2個
ピーマン 1個
A)黒酢 大さじ3
A)醤油 大さじ1と1/2
A)はちみつ 大さじ1
A)砂糖 小さじ1
A)水 大さじ3
ごま油 小さじ2
片栗粉 適量
① 玉ねぎ、パプリカ、ピーマンはそれぞれ一口大に切る。
② フライパンにごま油を入れて、玉ねぎを炒め、透き通ってきたら、パプリカ、ピーマンを入れて炒め、鶏のから揚げを加える。
③ Aの調味料を加え、水で溶いた片栗粉でとろみをつける。
酢は、黒酢を使いましたが、米酢やリンゴ酢など、お手持ちのものでOKです。その場合は量を加減してください。
シューマイをチリソースで炒めれば、ピリ辛でご飯の進むおかずになります。ふんわり炒めた卵を加えればボリュームアップ!少しのシューマイでもメインのおかずになりますよ。
シューマイ 8個
長ねぎ 10cm
豆板醤 小さじ1~
にんにく 1片
生姜 1片
A)ケチャップ 大さじ2
A)水 大さじ4
A)鶏がらスープの素 小さじ1/2
A)砂糖 小さじ1
A)塩 適量
B)片栗粉 小さじ1
B)水 小さじ2
ごま油 大さじ1
卵 2個
マヨネーズ 小さじ2
塩胡椒 少々
サラダ油 大さじ1/2
① 卵を溶き、マヨネーズと塩胡椒を入れて混ぜる。
② フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、温まったら卵液を入れる。大きくかき混ぜ、半熟になったら皿に取り出しておく。
③ にんにく、生姜、長ねぎは、それぞれみじん切りにする。
④ フライパンにごま油と豆板醤、にんにく、生姜を入れて火にかけ、香りが出てきたら長ねぎとシューマイを入れて炒める。
⑤ Aの材料を入れる。Bを混ぜ、とろみを見ながらすこしずつ加える。
⑥ 卵を加えてさっと混ぜ合わせる。
卵は早く混ぜると炒り卵のように細かくなってしまうので、大きくゆっくりかき混ぜて半熟で取り出すのがポイントです。えびシューマイを使えば、エビチリっぽく仕上がります。
豆板醤の量はお好みで加減してください。おろしにんにくやおろししょうがを使う場合は、最初に入れるとはねるので、Aの合わせ調味料と一緒に入れてください。
ソースで食べることが多いコロッケですが、甘辛い味付けもなじみます。麺つゆを使った手軽な甘辛だれで煮たコロッケは、どこか懐かしい味です。
卵でとじてもおいしいけれど、ひと手間省いて温泉卵をのせて丼仕立てに。野菜も一緒に煮て栄養もプラスします。
コロッケ 2個
ご飯 2膳
ズッキーニ 6~7cm
温泉卵 2個
千切りキャベツ 適量
A)めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ5
A)みりん 大さじ2
A)砂糖 小さじ2
A)水 大さじ5
① フライパンなど浅めの鍋にAの材料を入れて火にかけ、沸騰したら、薄切りにしたズッキーニを入れる。
② ズッキーニがしんなりしてきたら、コロッケを入れて軽く煮る。
③ ご飯の上に千切りキャベツ、ズッキーニを盛り付け、フライ返しなどを使ってコロッケを崩さないように盛り付ける。温泉卵をのせ、残ったたれを回しかける。
野菜はズッキーニを使いましたが、なすやいんげんなどお好みの野菜で。ちょっと甘めの味付けなので、砂糖の量はお好みの加減に整えてください。
市販の惣菜もひと工夫加えて、手抜き感ゼロ。一から作るよりもずっと時短になり、野菜を加えたり、辛さを加えたりすれば、味に変化もつきます。
惣菜を使って手早く支度をしたら、食事の時間はゆっくりと楽しみたいですね。
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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