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ワインはもちろん、ビールもウイスキーも…、どうにもお酒を誘ってしまうパンがあるんです。それは我が町、広島が誇るパン屋さん。日々、気持ち良〜く酔っぱらいつつ試して来た、お酒がすすむパンを使ったおつまみレシピもご紹介します!
私が広島で一番好きなパン屋さん「ブーランジェリー・ドリアン」。本や新聞、テレビなどでも度々取り上げられているので、広島以外の方でもご存知な方も多いかも知れませんね。
そんな「ドリアン」のパン、朝食にバターでシンプルに、サンドイッチに…等々はもちろん、我が家で最も登場するのはやはり、晩酌の時(笑)!
私は「ドリアンのパンは、日本一お酒に合う」と常々言っているのですが、本当に我が家の晩酌ルーティーンには欠かせない存在。
味も、香りも素晴らしいのですが、どうです!この姿!う〜ん、フォトジェニック!今回は、なかでも大好きなカンパーニュで、レシピをいろいろご紹介していきます。
写真は、私のお店「LOUTO」の木工展の案内を「ドリアン」の八丁堀店で撮らせてもらった時のもの。パンと一緒に並ぶ、山口和宏さんの木の器と「ドリアン」の田村芙美さん。ご主人の陽至さんと二人で営まれている、すてきなお店です!
パンと木の器の相性は抜群ですよねえ…もちろん、いつもは木の器は並んでいませんよ。あしからず(笑)。
パンとくれば、ワイン…はもちろんですが、ウイスキーとなると??ところがドリアンのカンパーニュは、ウイスキーにだって抜群に合うのです。
薪窯でしっかり焼かれた皮から漂う、スモーキーで芳ばしい香り…これがウイスキーとマッチする秘密かな、と。そこにバターを塗っただけも良し、バター&ビターチョコ、バター&干し柿とかとか…ウイスキー、いいです。
カンパーニュ…一切れ
冷たいバター…一切れ
ツナ…適量
胡椒の塩漬…適宜 (粗挽き黒胡椒でもケイパーでも構いません )
オリーブオイル…適量
① ツナ缶はよく油をきります。
② カンパーニュに冷たいバター、①、胡椒の塩漬をのせ、オリーブオイルをひとまわしかけます。
※バターはカロリーは気にせずたっぷり。冷たいバターで。
個性的で存在感抜群のドリアンのパンですが、レバーのような、癖の強い素材に実は相性抜群!負けないどころか、互いに高め合う、最高のパートナーに。
鶏レバー…50g
マッシュルーム… 8個
にんにく…1/2片
唐辛子…1本
塩…適量
オリーブオイル…適量
イタリアンパセリ…適宜
① 鶏レバーは脂をとり一口大に切って、きれいに洗い、水気をよくふきとっておきます。
② 火にかけられる鍋に①、マッシュルーム、スライスしたニンニク、唐辛子、塩を入れ、オリーブオイルを多めにまわしかけます。
③ ②の鍋を火にかけ、レバーに火が入るまで弱火で煮ます。はねるので、鍋蓋などでのガードを忘れずに。
④ パンにのせたり、つけたりしながら頂きます。
⑤ パンの上でバターとつぶしたレバーをあわせれば、簡単レバーペースト。
イタリアンパセリをふっていただきます。
最後に私が、今、まさにドはまり中の食べ方を。それはラスク!…と言っても、オリーブオイルをかけたり、甘くしたり、といった調味は、一切、しません。ただただ焼くだけ。干物とか干野菜とか、干すと旨味が増す、あんなニュアンス 。
それは小麦のおいしさのかたまりのようで。ポリポリ、そのままスナックみたいに食べるも良し、好みのディップをその日の気分であれこれのせて食べるも良し。パンの底力を感じます!
カンパーニュ
① 固くなったカンパーニュを包丁で2mmの厚さに切り、天板に広げます。
② 110度に予熱したオーブンで1時間30分焼き、そのままオーブンの中で冷まします。
こんな素敵な「ドリアン」のパン。お取り寄せもできるので、皆様、良かったらぜひ!お試しの程を。ハマること間違いなし!です。
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この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
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地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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