更新日:2018年3月5日 / 公開日:2018年3月5日
春といえば桜。私は日本人だな、と毎年思う瞬間です。3月になると桜の開花はいつ?なんてソワソワしちゃいます。でも実際には月末あたりでもう少し時間がかかりますね。それでは桜の開花を待ちながら、まずは食べ物から春の気分を先取りしてみましょう。
まずは、塩漬けされている桜の葉を水につけ、塩抜きを行います。30分ほどで良いでしょう。この間に時間がたっぷりとあるので、材料を計量し、出来ることから始めていきます。
道明寺粉はあとでレンジにかけるので、耐熱ボウルに入れてください。
さくら餅 4個分
桜の葉(塩漬け) 2~4枚
道明寺粉 100g
こしあん 大さじ4
沸騰させたお湯 100ml
砂糖 大さじ1/2
食紅 少量
① 道明寺粉に砂糖を加え、お湯を注いで混ぜ合わせる。
② 食紅をほんの少し加え、全体に混ぜ合わせて色を付ける。
③ ふんわりとラップをし、そのまま10分おいてから600wのレンジで2分加熱。さらにそのまま15分蒸らす(ラップは外さない)。
④ こしあんは大さじ1づつ手に取って丸め、4個作る。
⑤ 30分たったら桜の葉をキッチンペーパーの上に取り出し、余分な水分をとる。
⑥ 道明寺粉は、すりこぎで粘りがでるまでつぶして4等分にし、手のひらの上に広げてあんを包む。
⑦ 桜の葉で包んだら完成。
このレシピのポイントですが、道明寺粉にお湯を注ぐとすぐに吸収しはじめます。今回食紅は別で入れてすぐに混ぜ合わせていますが、はじめからお湯に食紅を混ぜておき、それを注いでも構いません。
使用する食紅は少量です。入れすぎるとバラか椿か!?と思うほど濃い赤い色になってしまうので注意しましょう。(もちろん食べられないわけではありませんよ)ちなみに、今回入れた量はこのくらい。食紅に付属のスプーンを使用しています。
これでも…ちょっと多すぎたかな?と感じました。色が薄すぎたら足すことはできますが、減らすことはできません。綺麗な優しいさくら色を出しましょう。
桜の葉は、「裏側を表にして」巻きます。どちらが裏か表か!?葉脈の見える方が裏側です。つまり、葉脈が見えるように巻きます。そして写真のように、葉先を上にして器に置くと上品になりますね。
桜の葉はほんのりと塩の味が残り食べやすいですが、食べるか食べないかはお好みで構いません。また、食べる場合も葉脈の部分は硬いので残した方がよい場合もあります。また高齢の方にとっては、この桜の葉の繊維が噛み切りにくく、呑みこみにくいと感じる方もいます。食べる方に応じてはじめから巻かない、という選択肢もあります。
つぶつぶの食感が独特の道明寺。同じ桜餅でも、関東と関西では見た目も味も異なりますが、私にとってのさくら餅はこの道明寺です。
ちょっと濃いめの緑茶を入れ、のんびりしながら春の気分を味わってみませんか?
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