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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。4月からの輸入小麦の政府売り渡し価格がさらに引き上げになると発表されましたね。でも大丈夫!価格の安定している米粉で代用できるレシピは沢山ありますよ。今回は、米粉で作るお好み焼きをご紹介します。
小麦粉は、パンや麺の原料をはじめ、ケーキやクッキー、パンケーキなどのお菓子、ハンバーグのつなぎや揚げ物の衣に至るまで、お料理には欠かせない食材なので、高騰が続くと家計にもダメージを受けますよね。
でも、これらのお料理は、ほとんどの場合、米粉で代替できるのをご存知でしょうか?小麦の代替として注目された第一次ブームと違い、「米粉が美味しいから選ばれている」という理由で、第2次米粉ブームが到来しています。
小麦アレルギーの方以外にも、小麦を摂り過ぎると身体がだるく感じる方もいて、敬遠される方が増えているようです。米粉はグルテンフリー、食感ももちもちしっとりしている事から好む方も多く、また品種改良が進み、米粉でパンを焼いても膨らむようになるなど、便利に使えるようになっています。
今回紹介するお好み焼きも、米粉のこのような特性が活かされ、もちもち、しっとりした食感に焼き上がり、とても美味しく頂けます。
作り方はとっても簡単!いつもの小麦粉を米粉に変えるだけです。
豚バラ薄切り肉 2枚(80g)
キャベツ 1枚(100g)
青ねぎ 4本
天かす 25g
米粉 100g
出汁 120ml
卵 1個
サラダ油 大さじ1杯
【トッピング用】
お好み焼きソース 適量
マヨネーズ 適量
鰹節 適量
青のり 適量
①キャベツは千切り、青ねぎは1cm幅の輪切り、豚バラ薄切り肉は5cm幅にカットしておきます。
ちょっと手抜きメモ:キャベツの千切りが面倒な時は、カット野菜の『サラダ用キャベツ』を活用するのもオススメです。
② ボウルに卵を割り入れ、出汁を加えてホイッパーで混ぜ合わせ、さらに米粉を加えて混ぜ合わせます。米粉はダマになりにくいので、一気に加えて混ぜても大丈夫です。
③ ②に①のキャベツ・青ねぎ・天かすを加え、菜箸で均等に混ぜ合わせます。
④ 熱したフライパンにサラダ油を敷いて、③を流し入れて素早く広げ、その上に①の豚バラ薄切り肉を広げて乗せ、弱めの中火で焼き色が付くまで焼き付け、裏返してもう片面も焼き色が付いて、中に火が通るまで焼きます。
※美味しく焼くポイント:仕上げに鍋肌から胡麻油や米油を小さじ1杯回し入れ、強火で焼き付けると、表面がカリッとした生地に焼き上がります!
⑤ 豚バラ薄切り肉を乗せた面を上にしてお皿に取り出し、お好み焼きソース・マヨネーズ・鰹節・青のりをかけたら、完成です!
今回ご紹介したお好み焼きは定番の豚玉の具材ですが、シーフード、もち明太、餅チーズなどなど、お好みでアレンジして楽しんで下さいね。お好み焼きは、ランチにはもちろん、酒の肴にもぴったり!関西の方は、ごはんのおかずとしてお好み焼きを食べるとか…!
今回はお好み焼きをご紹介しましたが、似たような韓国料理の『チヂミ』を米粉に代替して作ったら、もちもち食感が増して美味しかったので、オススメですよ〜♪
小麦高騰!でも大丈夫、米粉を使いこなして、美味しいお料理に変身させて下さいね。
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19835
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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