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美容ライターの遠藤幸子です。垢抜けたいと思ったとき、ポイントメイクに注目しがちですが、垢抜け度を左右するのはベースメイクです。今回は垢抜けて見えるベースメイクと、残念に見えるベースメイクを紹介しますので、ご自分のメイクを見直してみてください。
ファンデーションを買うとき、顔と首どちらの色に合わせて購入していますか?
大抵の人は首のほうが日焼けして暗い傾向にあります。
顔の色に合わせてファンデーションを購入すると、首と顔とで差がクッキリ、ハッキリしてしまい、残念に見えてしまいます。
首と顔のどちらの色に合わせてファンデーションを買うべきかというと、首に合わせたほうが自然な仕上がりになります。
しかし、マスクを手放せない環境で過ごす方は、首の色に合わせるとマスク着用時に顔が暗く見えてしまうので、明るめを選ぶのもひとつの手です。
首よりも明るい色のファンデーションを選んだ場合は、シェーディングを使い、顔から首にかけてグラデーションでうまく繋ぐという方法があります。
このほか、ファンデーションを2色使い、フェイスラインの辺りでうまく色を変えて前後でグラデーションを作って繋ぐという方法があります。
後者は上級テクなので、おすすめは前者です。ただし、シェーディングも入れたのがわからないよう、大きめのブラシで量を加減しながら自然に入れることを心がけましょう。
化粧下地やファンデーションの外箱などに、「均一に肌に塗りましょう。」と書かれていることがありますが、実は正解なようで不正解だと筆者は考えています。
というのも、顔全体に化粧下地もファンデーションも均一に塗っては顔がのっぺりと見えてしまうリスクが高まるからです。
垢抜けた印象のベースメイクを叶えるには、顔の内側から外側に向かって徐々に薄くなるように、化粧下地もファンデーションも塗るのが理想です。
最も顔の中心でカバーしたいのは、目の下。
クマが気になる方が多いので、その部分に最も化粧下地やファンデーションを多く塗り、そこから薄くのばしていくことで、自然な立体感が生まれます。
個人差はあるものの、30代後半くらいから隠したい肌悩みが増えていき、ついついファンデーションを厚く塗ることでカバーしがちです。
しかし、ファンデーションの厚塗りはその人が本来持っているツヤや透明感を損ね、余計に老けて見える可能性があり、残念な仕上がりになりがちです。
隠したい肌悩みは化粧下地やコンシーラーを上手に使ってカバーし、ファンデーションは薄く塗ってから気になる部分に量を加減しながら塗り重ねましょう。
いかがでしたか。今回は、垢抜けて見えるベースメイクと残念に見えるベースメイクを紹介しました。
ほんの少しの心がけで、ベースメイクは垢抜けても残念にも見えてしまいます。
この機会に自分の魅力を高めるものにアップデートしましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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