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もうすぐバレンタインデーですね。日本ではボーイフレンドやご主人に手作りのチョコ・デザートをあげる人が多いと思います。デパートで買う高級チョコもいいけれど、手作りの愛情表現は格別なものがあるでしょう。今回は簡単な材料でできる、ブラウニーが基本のお菓子をご紹介します。
日本では長い間、女性から男性にチョコをあげるのが普通でしたが、調べてみるとこの数年では、友チョコとか、贈る対象も多様化してきてるんですね。
ヨーロッパやアメリカなど欧米諸国では、バレンタインデーは基本的にカップルの日とされていて、ちょっとしたギフトを贈り合ったり、その日はレストランでロマンチックなディナーをするのが一般的です。
アメリカでもこの時期はスーパーにバレンタイン用のチョコが陳列されます。
こちらでは、男女が互いに贈り合うといっても、男性が花束にチョコをつけて女性に贈るイメージの方が、やや強いですね。
ところでここ数年の間で、アメリカでも日本のように、親子や祖父母と孫の間とか、同僚とか、男女の枠を超えた間でもこの日を祝うようになってきたようです。ただ贈り合うものがチョコに偏っていることはなく、誕生日や記念日と同じようにプレゼントは何でもいいところがアメリカらしいかなと思います。
さて日本でもすっかりお馴染みとなったブラウニー、アメリカではチョコチップクッキーと同じくらい定着しているお菓子で、バリエーションもかなりの数があります。
日本のと比べると、アメリカでは油脂や砂糖を多めに使うどっしりしたタイプが好まれます。
今回はアメリカらしく生地に生チョコをふんだんに使用するタイプを作ってみました。
★ブラウニー部分
チョコチップ 約170g(アメリカのカップ1に相当)
バター(※1) 55g
卵 2個
砂糖(※2) 100g(アメリカのカップ3/4に相当)
薄力粉 大さじ4
ココア 大さじ4
★トッピング
ピーカンナッツ(※3) 適量
市販のキャラメル 10個
牛乳 小さじ2
(※1) サラダ油やキャノーラ油でも代用可。バターより食感がやや重くなり、その分しっとりします。
(※2) あれば三温糖やダークシュガーなど色が濃い目の砂糖がベター。
(※3) ピーカンナッツがない場合、クルミやアーモンドなど見た目が可愛いナッツで代用してみて下さい。
① ソースパンにチョコチップとバターを入れ弱火でダマがなくなるまで溶かして粗熱をとっておきます。
② ボウルに卵と砂糖を入れホイッパーで混ぜ合わせ、①のチョコを流し入れてよく混ぜ合わせます。
③ 薄力粉とココアを一緒に振るいにかけ、②に入れ粉っぽさがなくなるまで完全に混ぜます。この時点で生地はかなりドロドロした感じになりますが、大丈夫です。オーブンの予熱を180度にセット。
④ ミニカップ用の型に紙カップをセットして、カップの7分目ほどまでに生地を流し入れ、オーブンで20~25分焼きます。15分目くらいで一旦爪楊枝をさしてみて焼け具合を確認してください。
⑤ 耐熱容器にキャラメルと牛乳を入れてレンジで30秒ほど加熱し(加熱時間はレンジによるので少しずつやってみて下さい)時々出して完全に混ぜ合わせ、スプーンでブラウニーの上にピーカンナッツとトッピングして出来上がり。
マフィン型や8インチ(約20cm)正方形型でも作れますが、焼き時間はマフィンで30分、正方形型で45分をめどに、各々10分ほど早めに焼き具合をチェックしてみて下さい。
出来立てよりも1晩寝かせた方がしっとり美味しくいただけます。
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この記事のライター
Mischa
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日本でOLのかたわら英会話教室を開き講師を3年勤めたのち、結婚を機にアメリカのニューヨーク州の北部に移住。90年代に数回訪れたイギリスで現地の料理に興味を持ち、帰国後、ヨーロッパの料理とパン教室に通う。その経験をもとにNY移住後アメリカを中心とした欧米の料理を紹介するブログを始める。アメリカ人の夫と3匹の猫の2二足3四足暮らし。
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