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女性の頼もしいミカタ、「豆乳」。豆乳に含まれるイソフラボンは美肌や健康に役立つといわれています。今回はそんな豆乳を使った「三度美味しい豆乳鍋」をご紹介します。「引き上げ湯葉」、「豆乳鍋」、「おぼろ豆腐」と豆乳が変身します!
女性の頼もしいミカタ「豆乳」、豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと良く似た働きをして、生理痛や便秘に効果を発揮します。また、イソフラボンの抗酸化作用で、老化の原因となる活性酸素を抑制し、美肌や健康に役立つとも言われています。
そんな嬉しいこと尽くめの豆乳を使って、今回は「三度美味しい豆乳鍋」をご紹介します。豆乳の特性を活かしたエンターテイメント性の高いお鍋…。「引き上げ湯葉」を楽しんだあと「豆乳鍋」を堪能、最後に「おぼろ豆腐」と、豆乳が変身しますよ!
豆乳(無調整のもの) 1000ml
レモン絞り汁 2分の1個分(小さければ1個分)
だし汁 2カップ
生鮭、鶏もも肉 適量
白菜、水菜、にんじん、しめじ、ねぎ、油揚げ、くずきりなど(好みの具材で)
ポン酢、塩、わさび
※レモン以外に柚子を使っても出来ます。柚子を使う場合は大きいもの1個を。
① 生鮭、鶏もも肉は一口大に切っておきます。
② 白菜はざく切りにし、硬い葉元の部分は幅1センチの棒状になるよう縦に切っておきます。
③ 水菜、ねぎは4cm程度に切り、しめじは小房に分け、にんじんは薄い輪切りにします。
④ 油揚げは熱湯をかけて油抜きし、一口大に切っておきます。
⑤ くずきりは水でもどしたものをさっと洗ってざるに上げておきます。
出来立ての湯葉は絶品! ご家庭で手軽に引き上げ湯葉が楽しめます。
① 土鍋に豆乳の半分量(500ml)を入れ中火にかけ、沸騰寸前に弱火にしてしばらく待ちます。
② ①の表面に膜が張ってくるので箸ですくい上げ、上げ引き上げ湯葉とします。それを何回もくりかえして出来立ての湯葉を楽しみます。ポン酢や醤油、わさびを添えて。
※豆乳は必ず「無調整」のものを使用して下さい。
湯葉は1枚ずつしか取れないのでせっかちな方には不向きかも…。時間に余裕を持って、みんなで遊ぶつもりで楽しんで下さいね。
具材はお好みですがオススメは鮭!豆乳に含まれるビタミンEと鮭のアスタキサンチンは美肌効果の最強コンビです。
① 湯葉を楽しんだ鍋にだし汁2カップを加え、中火で煮立てて火の通りにくい具材から順番に入れます。
② ①が再び煮立ったら焦げないように弱火に落とし、普段の鍋同様ポン酢などでいただきます。
豆乳とお出汁の割合は比例します。2人分で豆乳の量を半分にする場合は出し汁の量も半分で。具材はお好みで。他に、水菜や舞茸、若い方にはソーセージも人気です!
豆乳や牛乳の蛋白質は酸と反応して凝固します。その特質を生かして、にがりを使わずにレモンや柚子でお豆腐を作ります。
① 鍋の具が無くなったら(残っていたら網じゃくしですくい取る)、豆乳の残り半分量(500ml)を加え、レモン(または柚子)の絞り汁を入れて混ぜ、蓋をして煮立ったら火を止めます。
② ①を10分程度置くと、全体がもろもろと固まって豆腐が出来ます。網じゃくしで汁気を切りながら豆腐をすくい取り、お好みの塩や刻みネギ、ポン酢や醤油などでいただきます。
豆腐が残ったらざるに上げて「ざる豆腐」に。しっかり汁気を切ると硬いお豆腐が出来ます。汁気の切り方を調整してお好みの豆腐を。
レモンや柚子がほんのり香り、具材から出たダシを吸った美味しいお豆腐の出来上がりです!
女性の美と健康に嬉しい豆乳ですが、極端な過剰摂取はおすすめできません。豆乳に限らずどんな食材でも同じことが言えると思いますが、カラダに良いからと極端に多く摂ることは、かえって体調を崩す原因になりかねません。
大豆イソフラボンを過剰摂取することでホルモンバランスが崩れ、生理痛がひどくなったり、更年期障害のような症状があらわれる恐れがあります。とは言え、恐がる必要はありません。摂取量さえ守れば豆乳は素晴らしい食材、適量を毎日摂るようにしたいものです。
ちなみに…、イソフラボンの1日の適正摂取量は、70~75mg、無調整豆乳200mlに含まれる大豆イソフラボンは56mg程度です。
豆乳1日250ml程度の摂取なら全く問題は無く、むしろ摂った方がカラダに良いとされています。「三度美味しい豆乳鍋」は、全部食べつくしたとしても1人あたり250ml、概ね1日の適量となります。
他に大豆製品や豆乳飲料、サプリメントなどでイソフラボンを摂る習慣のある方、その日はそれらの摂取をやめて、「三度美味しい豆乳鍋」を楽しんで下さいね。
寒い日のウィークエンドや休日、家族やお仲間と「三度美味しい豆乳鍋」の鍋パーティー、豆乳の変身に盛り上がること間違いなしです!
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この記事のライター
お慶さん
80
祖母の代から手料理でおもてなしという家庭で育ちました。出来て当たり前という半ば義務的な空気の中で、お料理に関しては遊び心を持って楽しむよう心掛けています。和のおもてなし料理や行事食、パーティー料理、普段の食事をブログにて掲載しています。
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