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爽やかなリンゴの甘みと、コクのあるハチミツの甘みで美味しさ倍増!圧力鍋を使って、ご飯がすすむ柔らかな豚角煮の作り方をご紹介します。作り置きもしておけるので、忙しい日のおかずとして活用してみて下さいね♪
抗酸化作用のあるリンゴポリフェノールや善玉菌を増やしてくれるペクチンなどの栄養のほとんどは、皮に含まれています。ペクチンは加熱すると更に働きが増し、効果的。
お肌に良いとされるリンゴのビタミンCは、熱に強いので煮込んでも栄養はそのまま取ることができます。
表面を流水とスポンジで良く洗い、残留農薬を落としてから、皮ごと料理に使うことをおすすめします。
ハチミツは、加熱すると栄養素が分解されてしまいますが、料理にコクをプラスしてくれる他、まろやかにもしてくれます。みりんより照りと甘さを出すことができ、砂糖よりさっぱりした仕上がりになります。
カロリーも砂糖よりも低く、砂糖の約3分の1の量で十分な甘味を感じることが出来るので、煮込み料理におすすめの調味料です。
A豚バラブロック肉 500g
Aネギの青い部分 2~3本分
A生姜スライス 3~4枚
A酒 100ml
A水 3カップ~
Bリンゴ 1/2個(芯を取り除き、皮ごとすりおろす)
Bしょう油 大さじ3
Bハチミツ 大さじ2
① 豚バラブロック肉は、4~5cm角の大きさに切る。
② 鍋に湯を沸かし、30~40秒ほどくぐらせて臭みを取ったら、ザルにあげる。
③ 圧力鍋に②とネギの青い部分、生姜スライス、水を入れたら火を点ける。
※水は、お肉にかぶるくらいの分量を入れて下さい。
④ 圧力がかかったら、火を弱めて20分煮る。
⑤ そのまま冷まして粗熱が取れたら、冷蔵庫または温度の低い場所に移し、2~3時間おく。
⑥ 鍋のフタを開け、表面に白く固まった油をすべて取り除く。
⑦ ネギの青い部分を取り出し、煮汁を2カップ残したら、Bの材料を入れ再び火を点けて圧力をかける。
⑧ 圧力がかかったら、火を止めて圧が下がるまで待つ。
⑨ フタを取り、中火で煮汁が1/3位またはお好みの濃度になるまで煮詰めたら、出来上がり。
出来上がってから一度冷ますと、味が馴染みます。この時、半熟ゆで卵を煮汁に漬けておくと味玉が出来ます。
行程⑥で油をしっかり取り除くので、冷えても油っぽくならずに、さっぱりといただけます。取り除いた白い油は、ラードとして炒め物などにも使えます。
柔らかく煮えた豚角煮は、ご飯にぴったりの王道のおかずですが、アレンジしても美味しさはそのまま!たっぷりのパクチーと一緒にアジアごはん風に、また、ゆで上げそうめんと柚子でまぜそば風も、おすすめの組み合わせです。
作り置きにもなるので、ぜひ試してみて下さいね!
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この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8064
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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