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寒い日には熱々のグラタンがおいしいですね。グラタンって焼く時間だけでなく下準備に手間がかかるから敬遠してしまうことも多いのでは?でも大丈夫!今回は下準備もほとんど不要で、思いついたらすぐに作れるグラタンレシピを2品ご紹介します。
ホワイトソースから作るとなると億劫になってしまいますが、今回ご紹介するグラタンドフィノワは下ごしらえがほとんど不要ですし、材料も少なく、常備してある食材でさっと作れます。
用意するのはじゃがいもと牛乳または生クリーム。じゃがいものでんぷんがとろみをつけるので材料を混ぜて焼くだけで完成します。
オーブン料理の良いところは放っておいても完成すること。
グラタンドフィノワはフランスの家庭料理で元は肉料理の付け合わせとして作られているものです。いろんな料理との相性が良いので、メイン料理だけでは足りない時やお酒のおつまみにしてもOK。
じゃがいも 中2個
牛乳(生クリームでも可) 200ml
塩 適量
黒胡椒 適量
シュレッドチーズ 適量
バター 適量
にんにく 1/2片
・オーブンを200℃に予熱しておきます。
・耐熱皿またはスキレットににんにくの断面をこすりつけて香りを移しバターを薄く塗っておきます。
① じゃがいもは皮をむいて5mm程度の厚さにスライスします。
② 切ったら、水にさらしたりせずに、そのまま耐熱皿またはスキレットに均一の厚さになるように重ねます。
③ 塩、黒胡椒を振ってから、牛乳(生クリーム)を加えてオーブンに入れてシュレッドチーズをのせて20分~25分焼きます。
※牛乳の代わりに生クリームだけで作ると濃厚な味になります。牛乳と生クリームを半量ずつにしてもOK。
※トースターを使う場合は温度が高すぎて火が通る前に焦げてしまいますので煮てから焼くのをおすすめします。
④ フライパンまたは鍋に、じゃがいもと牛乳、塩、黒胡椒を入れて中火にかけて煮立ってきたら弱火にして10分程度煮ます。
⑤ 耐熱皿に移してからシュレッドチーズをのせてチーズが溶けて焼き目がつく程度にトースターで焼いてください。(スキレットを使うと煮てから移すことなくそのまま焼けます。)
※シュレッドチーズの代わりにパルメザンチーズを使っても。
玉ねぎの甘味がじんわりとして、スープがしみたフランスパンに溶けたチーズが絡まって熱々なところをフウフウしながら食べるオニオングラタンスープは心も体も温まる冬のごちそうですよね。
お店で食べることはあっても家で作るとなると、玉ねぎを飴色になるまで炒める工程が面倒でなかなか作ることはないオニオングラタンスープだと思いますが、炒め玉ねぎは市販のものを使うとあっという間に出来上がります。
スーパーなどではカレールーやスパイスのコーナーにレトルトパウチされた炒め玉ねぎが一緒に置いてあることが多いです。
硬くなってしまったフランスパンをおいしく食べきりたい時にもオニオングラタンスープはおすすめです。
フランスパン 1/4本
炒め玉ねぎ(レトルト) 40g
コンソメスープの素(固形) 2個
水 400ml
塩 適量
溶けるチーズ 適量
※深さのある耐熱皿を利用してください
・オーブンは230℃に予熱しておきます。
・フランスパンは容器に合わせてスライスし、予熱しているオーブンに入れてカリッとするまで焼きます。
① 鍋に水を入れて煮立てたらコンソメスープの素を入れてよく溶かしてから炒め玉ねぎを加えます。
② 味見をしてみて塩気が足りないようでしたら塩を適量加えて下さい。
③ 耐熱皿に焼いたフランスパンを入れてスープを半量ずつ注ぎます。少し置いてパンにスープがしみこんだら残りのスープを注ぎ、チーズをのせてオーブンでチーズが溶けてぐつぐつするまで8~10分ほど焼きます。
※フランスパンは一度焼くことでスープがよくしみこみます。オーブンを予熱するときに一緒に焼いてしまうと手間が省けます。
思い立ったら家にある材料ですぐできる、冬のごちそうあつあつのグラタンレシピ2品、ぜひ作ってみてくださいね!
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この記事のライター
鎌倉裕子
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フードコーディネーター、2004年よりエキサイトブログにて「Happy Days」を運営し、季節ごとの保存食、常備菜や酒の肴、お弁当など料理全般や暮らしを提案。料理検索サイトE・recipeにてレシピ作成を行う。神奈川県在住、夫、高校生の息子、1歳になる猫の3人と一匹暮らし。
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