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お鍋の季節がやって来ました!鍋っておいしいけれど、ずっと同じ味だと飽きてきたり…しませんか?そこで今回、紹介するのは、途中で味をガラリと変えて楽しむ、ひと鍋で2倍おいしい欲張り鍋。アジアンからイタリアンへ。ベトナム風のエスニック味のお鍋から、〆はとろ〜りチーズの絶品リゾットへ、早変わり♪
はじまりは、チキンと蟹(?)の旨味たっぷりエスニック鍋。そうです、蟹ではなく、カニカマなんですが、これこそが、この鍋の味の決め手と言っちゃっても良いでしょう。
鶏の旨味と、練り物の魚介の旨味の掛け算。この美味しいスープを吸ったレタス、春雨がサイコーで…いくらでも食べられそうです。
しかも、この鍋、鶏にさえ火が入れば、他はさっと火を通す程度でいいので、作るのもあっという間!お腹が空いたら、即、食べられますよ。
エスニック鍋
・水…400ml・鶏ガラスープの素…大さじ1(メーカーによって違うので加減してください)
・春雨…25g
・唐辛子…1本
・ニンニク…1片
・香菜…適量
・レタス…1/2玉
・カニカマ…5本(45g)
・鶏もも肉…100g
ベトナムだれ
・ナンプラー…大さじ1
・水…大さじ2
・ライム果汁(なければレモン、カボスでも)…大さじ1/2〜1
・はちみつ…小さじ1
・赤唐辛子…適量
・香菜…適量
① ベトナムだれを作っておきます。ナンプラー、水、ライム果汁、はちみつをあわせます。種をとり細かく切った赤唐辛子、香菜を入れてできあがり。
② 鶏もも肉は薄切りにします。レタスは食べやすくちぎっておきます。ニンニクは薄切りにします。唐辛子は種を取り出しておきます。春雨は袋の表示のとおりに茹でておきます。
③ 鍋に②のニンニク、唐辛子、鶏ガラスープの素、水を入れ、火にかけます。顆粒スープをよく溶かしておきます。
④ 沸騰したら②の鶏もも肉を入れます。
⑤ ②のレタス、春雨を入れ、カニカマを入れます。
ちなみに今回、使用したカニカマは「カネテツ」の“ほぼカニ”。火が入ってとろんとした“ほぼカニ”は、確かに、ほぼカニ(笑)。蟹っぽいんですよー。サスガ!
⑥ 味見をして、足りなければ塩で味を整えます。最後に香菜をのせて、できあがり。
鍋のスープでもおいしくいただけますが、ベトナムだれで食べると、さらにエスニック感、満載です!ライムを搾ってどうぞ。
アジアン気分をすっかり満喫した後は、イタリアンへ。チーズとトマトで、イタリア気分たっぷりのリゾットに変身です。
エスニックからイタリアン?大丈夫?と思うかも知れませんが、これがバッチリ。鍋のスープに入れたニンニクが、よい感じで効いてきますよ。ボナペティ!
・ご飯…1膳分
・溶けるチーズ…30g
・ミニトマト…3個
・黒こしょう…適宜
① エスニック鍋のあとのスープを150ml、準備します。
② ミニトマトは、2〜3mmの厚さに輪切りしておきます。
③ 鍋にご飯、①のスープを入れて火にかけます。途中、焦げ付かないように底を混ぜながら、ご飯にスープをすっかり吸わせましょう。
④ 溶けるチーズ、②のミニトマトを入れ、ふたをします。
⑤ チーズが溶けてきたら、火からおろし、よく混ぜてできあがり。
⑥ 黒胡椒をたっぷりかけて召し上がれ。
鍋は、美味しいし、あったまるし、野菜もたっぷり食べられるし、すぐ出来るし、一つの鍋で完結するから洗い物も少ないし…。いいこと尽くしですよね。
我が家も、この季節は、ほぼ毎日のように鍋。だけど、味が変われば、毎日だって飽きないのが、鍋。
今回のエスニック鍋からの、トマトチーズリゾット。シンプルで、簡単だけれど、深〜い味わい。ぜひ作ってみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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