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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。挟む具材によっていろいろなバリエーションを楽しめるサンドウィッチ。具材だけでなく、パンを変えると更にバリエーションが広がります。今回はベーグルを使って、食べ応え満点のベーグルサンドと、包み方もご紹介したいと思います。
ドーナッツみたいに穴の空いたまんまるなビジュアルと、もっちりとした食感が人気のベーグル。
焼く前に茹でて作るベーグルは、生地がみっちりして食べ応えがあるので、しっかり食べたいランチなどにぴったりですよね。
もちもち生地のベーグルはよく噛んで食べるので満腹感を得やすく、お好みの具材をたっぷり挟めば、ベーグルひとつで大満足!
バターや卵、牛乳などが使われていないので脂質が少ないというところもうれしいポイントです。
中に挟む具材は、スモークサーモンやクリームチーズなどが定番ですが、私のおすすめは、食感のいい食材。人参サラダや、きんぴらごぼうなどは、ベーグルによく合うと思います。
キャロットラペを定番のスモークサーモンと一緒に。ハムやサラダチキンなどでもおいしいです。
ベーグル 2個
にんじん 中1本
粗塩 小さじ1/2
A)オリーブオイル 大さじ1
A)酢 小さじ1
A)塩 適量
A)こしょう 適量
マヨネーズ 適量
① にんじんは皮をむいて千切りにする。粗塩を振ってしばらく置き、水気をギュッと絞る。
② ボウルにAの調味料をよく混ぜ、にんじんを和える。塩で味を調える。(分量外)
③ スライスしたベーグルにに、マヨネーズを塗り、レタス、スライスチーズ、にんじん、スモークサーモンをはさむ。
むちっとかみごたえのあるベーグルに食感のあるきんぴらごぼうは相性が良く、チーズを入れることで和の味付けのきんぴらもパンになじみます。前夜の残りのきんぴらを使えば、3分で完成です。
ベーグル 2個
ごぼう 100g(1/2本)
A)醤油 小さじ2
A)みりん 小さじ2
A)砂糖 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
スライスチーズ 2枚
レタス 適量
マヨネーズ 適量
① ごぼうはたわしなどでよく洗い、3mm幅の細切りにして、水にさらす。
② フライパンにごま油を熱し、水気を切ったごぼうを入れて炒め、Aの調味料を入れて炒め合わせる。
③ ベーグルは横に半分に切り、切り口にマヨネーズを塗る。レタス、スライスチーズ、ごぼうをのせてはさむ。
たくさんの具材を挟んだベーグルサンドは、ラップなどで包むと崩れずきれいに切れます。
ハリのあるワックスペーパーやクッキングシートならばしっかりと包んでくれるので崩れにくく、また、食べやすいのでお勧めです。
使うのはワックスペーパーかクッキングシート。大きさは、ベーグルの大きさや挟む食材のボリュームにもよりますが、ベーグルの直径11cmのものを包むのに35cm×25cmを使いました。
まずは、ペーパーの上にベーグルをのせてベーグルの上で折りたたみます。短い辺を上で合わせてたたむ感じです。
ここでしっかり止めるとテープがなくても安定するので、ベーグルの上で2~3回折りたたみます。
止めていない方は、三角に折り曲げてベーグルに添わせるように包み、余った分は裏に回します。たくさん余っていたらカットします。これで出来上がりです。
フルーツや小豆など、甘いものを挟むのもおいしいですよね。かぼちゃをつぶした即席かぼちゃ餡に、栗をはさんで、和菓子のようなベーグル。デザート代わりにも。
ベーグル 2個
かぼちゃ 200g(皮とたねをとって正味)
砂糖 30g
バター 10g
渋皮栗の甘露煮 8個
① かぼちゃは一口大に切って耐熱容器に入れ、柔らかくなるまでレンジ加熱する。(500W4分位)ラップをしたまま数分おいて蒸らす。
② 砂糖を入れてフォークなどでつぶし、バターを混ぜる。
③ ベーグルにかぼちゃ餡と渋皮栗をのせてはさむ。
ベーグルサンドは、パンがしっかりしているので、つぶれたりしにくく、お弁当にもぴったりです。
ベーグルは、くるみやゴマなどを使ったものや、生地にココアなどが練り込まれたものもあるので、具材との組み合わせを考えるのも楽しいです。
食べ応え満点のベーグルサンド、いろいろなバリエーションを楽しんでくださいね。
この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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