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「妊活」となると、つい妻だけが頑張りすぎたり必死になったりしてしまうのではないでしょうか?しかし、子どもはふたりで授かるもの。どちらか一方だけが頑張るものではありません。ここでは、ズボラな妻である私が夫婦ふたりで妊活に取り組むためにやってみたことをご紹介します。
子どもはほしいからといって、避妊しなければ簡単に授かれるかというと、そうではありません。
そこで、妊活を始めるときに夫婦で妊活の実体験マンガや本などを読んでみました。なかでも参考になったのは、不妊治療をテーマに扱ったコミックエッセイ。
短時間で読めるうえに、妊娠をすることがどれくらい大変で、奇跡的なことなのかを夫婦で知ることができます。
男性は女性ほど妊活について知識を得ていない人も多いですが、妊娠が奇跡だと理解することで「今日は疲れているから」という一言で排卵日付近の営みを拒否することもなくなるはず。
妊娠できるチャンスは月にそう何日もあるわけではないことを知ることで、一緒になって真剣に妊活に取り組むことができます。
また、不妊治療をする場合の費用や、方法についても夫婦で知っておくと治療をするときにスムーズなのでオススメです。
子どもを授かるためには、排卵日付近に夫婦で営む必要があります。ところが、妻のいつ頃が妻の排卵日なのかを意外と知らない旦那さんって多いもの。
排卵日を知らないと、妊活をするときにいつも妻側から夫を誘わなければいけません。毎回「排卵日なんだけど…」なんて誘うのは気が重いですよね。
うちでは、妊活をする前から夫婦で一緒に生理予定日を記録するアプリを共有していました。アプリを使うことで「今日、排卵日なんだけど…」と自己申告せずとも、夫に排卵日付近であることを気づいてもらえます。
また、生理前のイライラが募る時期も把握してもらえるので、「今は生理前だから情緒不安定なんだな」と理解してもらえるというメリットも。ふたりで妊活をするためにも、排卵日の共有をしておいてよかったなぁと思いました。
排卵日だけを狙って妊活をすれば子どもができるかというと、そう簡単なものでもありません。生理不順の場合は排卵日付近を狙って営んでもズレていることがあります。
私は平均よりも生理周期が長く、生理不順だったので、排卵予定日付近の1週間前後を夫と「妊活期間」と決め、できるだけ毎日営むように心がけました。
とはいえ、さすがに2週間も毎日妊活を続けるとお互いに疲れてしまい、「今日はもう寝たい」なんて思うことも。そんなときでも、「今は妊活期間中だからもうちょっとだけ頑張ろう」と励まし合い、なんとか乗り切れました。(笑)
さすがにここまでハードにやることもないかもしれませんが、ふたりで「妊活期間」を設定しておくことで「今月は、この日からこの日まで頑張る」という目的地がわかりやすくなります。
子どもは夫婦ふたりで授かるもの。周りの妊娠ラッシュが続くとつい「私も子どもがほしい!」なんて焦ってしまいますが、周りと比べるのではなくパートナーとコミュニケーションをとりながら進めていくことが何よりも大切です。
「察してほしい」「わかってほしい」と相手に期待するのではなく、自分の言葉で伝えていきたいところ。妊活の段階から夫婦で上手にコミュニケーションがとれていると、子どもを授かったあとの妊娠、出産、子育ても一緒に取り組んでいきやすいです。
妊活から一緒に頑張ってきたおかげか、夫は妊娠中に早く帰宅してくれるようになり、産後は育児休業を取得。現在、私よりも夫のほうが子育て上手です。(笑)
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この記事のライター
小林リズム
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91年生まれのズボラ妻。新卒入社した会社がブラック企業だったため8日で退職。「どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった8日で辞めた話」を出版。その後、ヘルスケア系メディア、広告代理店の勤務を経てフリーライターに転身。25歳のときに1歳年上の夫と結婚し、26歳で娘を出産。現在は育児と仕事を両立中。家事は夫のほうが得意。
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