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管理栄養士・お野菜レシピ考案家のいまむらゆいです。包丁を使わず、材料を全て入れるだけで完成!シンプルで簡単なのに、絶品のさつまいもごはんのレシピをお伝えします。胃腸の調子を整えるさつまいもと昆布の組み合わせで、体を内側からケアしてくれる秋ごはんです。
さつまいもは胃腸の調子を整え、内側から体を労ってくれる食材です。
寒さを感じる日が増えてくると、体調の変化も多くなりがち。そんなときには食事から体を整えてあげることが大切です。
さつまいもを美味しく食べる秘訣は、なんといっても時間をかけて火を入れること。
電子レンジを使うと、加熱する時間は短くなりますが、甘味の少ない仕上がりになってしまいます。
ゆっくりと加熱することで、さつまいもに含まれるでんぷんが糖化し、甘味たっぷりのほくほくさつまいもが楽しめます。
ゆっくり加熱するには、蒸したり、オーブンで焼く方法もありますが、少し難易度が高く感じてしまいますよね。
今回ご紹介するのは、さつまいもをお米と一緒に丸ごと炊くレシピ。
じんわりとさつまいもの中まで火が通り、しっとりほくほくでさつまいもの甘みも引き出してくれます。
手軽に甘くて美味しいさつまいも味わいたいときにもおすすめしたいレシピです。
そのほかに一緒に炊く材料は、刻みこんぶ。
カットされていない昆布を加えてもいいのですが、刻みこんぶを使うことで、昆布のうま味がご飯に全体に行き渡ります。
器に盛ったときの見た目も、一味違った仕上がりになるのでおすすめですよ。
昆布もさつまいもも食物繊維の豊富な食材。胃腸の調子を整え、お通じの改善にも役立ちます。
おいしく、健康的に食欲の秋を楽しみたい方には、もってこいの組み合わせ食材です!
ではさっそく、材料を入れるだけの簡単丸ごとさつまいもごはんのレシピをご紹介します。
さつまいも…細めのもの2本(300g)
米…2合
刻みこんぶ…乾燥3g
酒…大さじ1
塩…小さじ1/2
① 米を研ぎ、鍋に入れて水450ml(分量外)と刻みこんぶを加えて30分以上浸水させる。
② 酒、塩を加えて軽く混ぜ、その上によく洗ったさつまいもを乗せる。
③ フタをして中火にかけ、沸騰したら弱火で15分加熱、15分蒸らす。
④ 蒸し終わったら、しゃもじでさつまいも一口大にほくしながら、全体をさっくりと混ぜて完成。
・米は白くなるまでしっかりと浸水させてから調味料を加えることで、ふっくらとした仕上がりになります。
・今回のレシピでは直径4cm程度のさつまいもを使用しました。さつまいもが太く、火の通りがよくないときには蒸らし時間を長くしてみてくださいね。
・レシピはうす味にしています。濃い味にしたい場合は、塩は小さじ1程度加えてください。器に盛ってから、粗塩を振りかける食べ方もおすすめです。
今回は、さつまいもの美味しさを引き出しつつ、簡単に作れる炊き込みごはんをご紹介しました。
さつまいもと昆布の胃腸ケア食材を使って、体の内側から元気になれるレシピに仕上げました。
白ごはんを炊き込みごはんにするだけで、秋の食卓もパッと華やかになりますよ。旬のさつまいもをぜひ美味しく楽しんでくださいね。
この記事のライター
管理栄養士・お野菜レシピ考案家
いまむらゆい
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青果物流通の企業等で勤務後、フリーランス管理栄養士として活動を始める。レシピ提供、フードスタイリング、コラム執筆、料理教室など野菜に関する分野を中心に活動。大好きな野菜のおいしさと楽しさを伝えるため、野菜レシピを日々研究。Instagram【 #ぽんレシピ 】で150レシピ以上公開中です。
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