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管理栄養士・お野菜レシピ考案家のいまむらゆいです。長ねぎはじっくりと火を通すことで、とろっと柔らかくなり、甘みを引き出すことができます。部位によって切り方を変えれば、長ねぎ一つで2つの味わいが楽しめます。脇役になりがちな長ねぎが主役になる冬の旬レシピ。長ねぎの大量消費にもおすすめです!
冬に旬を迎える長ねぎは、寒い時期になるにつれて、見た目も太く、つややかで、見るからにおいしい姿になっていきます。
生で食べればピリッとした辛みのある長ねぎですが、その辛み成分は加熱することで甘みに変化していきます。
長ねぎのとろっとした食感と、甘みを楽しみたいときには、じっくりと火を入れて仕上げることが長ねぎをおいしく食べる秘訣です。
今回ご紹介するのは「長ねぎのマリネ」。酸味の効いた味付けで、長ねぎの甘みを楽しめるレシピをご紹介します。
少し硬い緑の部分と水分のある白い部分で切り方を変えることで、2つの味わいが楽しめます。
たっぷりと仕込んで、作り置きにもおすすめです。パスタやスープにアレンジするのもおいしいですよ。簡単に作れるアレンジレシピも合わせてご紹介します!
長ねぎ…2本
塩…ひとつまみ
オリーブオイル…大さじ1
A)しょうゆ…大さじ1
A)はちみつ…大さじ1/2
A)りんご酢…大さじ2
A)黒胡椒…適量
① 長ねぎは白い部分を4cm程度のぶつ切り、緑の部分は斜め薄切りにする。
② フライパンにオリーブオイルと長ねぎの白い部分を入れ中火で3分加熱する。
③ 焼き目がついたら、緑の部分と塩を加えてさっと炒め、フタをして弱火で8分蒸し焼きにする。
④ ボウルにAの調味料を入れて混ぜ、そこに③を漬け込む。冷蔵庫で15分ほど味を馴染ませて完成。
・焼き目をつけることで、香ばしい香りをプラスすることができます。
・りんご酢はお好みで米酢やバルサミコ酢、ワインビネガーに変えてアレンジしてもおいしいです。
長ねぎの大量消費レシピとしてもおすすめのマリネ。一度にたくさん作ったら、アレンジレシピで味わうのも楽しいですよ。
味がしっかりとした長ねぎマリネを使えば、味付けも簡単で、手軽に一品完成します!
フライパンに長ねぎマリネ、ツナ、ミニトマトを入れ、オリーブオイルでさっと炒めます。そこに、茹でたパスタを加えて塩胡椒で味を整えれば完成!
お好みで仕上げにレモン汁を回しかけると、味が引き締まり、香りも爽やかなパスタに仕上がります。
小鍋に長ねぎマリネ、水、乾燥わかめ、すりおろした生姜を入れて煮立ったら火を止めます。しょうゆやごま油、すりごまで味を整えれば完成です。
忙しい朝にもぴったりの酸味の効いた中華風スープ。すりおろした生姜で、芯からぽかぽかと温まる、冬にピッタリなスープになります。ぜひ試してみてくださいね。
今回は、長ねぎの甘みがおいしい長ねぎマリネとアレンジレシピをご紹介しました。
季節の変化に身体を慣れさせていくとともに、冬の旬の食材をたっぷりと食べて、寒さに負けない身体作りをしていきましょう!
この記事のライター
管理栄養士・お野菜レシピ考案家
いまむらゆい
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青果物流通の企業等で勤務後、フリーランス管理栄養士として活動を始める。レシピ提供、フードスタイリング、コラム執筆、料理教室など野菜に関する分野を中心に活動。大好きな野菜のおいしさと楽しさを伝えるため、野菜レシピを日々研究。Instagram【 #ぽんレシピ 】で150レシピ以上公開中です。
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