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富士通株式会社

「好き」を活かして輝く。二人のママが描く、未来のキャリアデザインとは

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社内のIT変革を外販につなげるプロジェクトに携わる青山 紗季と、オープンストレージの事業管理や戦略企画を担う佐藤 温美。業務での接点こそないものの、二人は育児中の母であり、社内のグラフィックレコーディングの実践者という共通点を持っています。特技を生かし、社内外で活動の場を広げる原動力に迫ります。

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目次

「ものづくり」に導かれ、それぞれのキャリアの出発点へ

▲富士通への入社について語る青山

幼い頃から出版業界をめざしていたという青山。しかし、就職活動ではなかなか縁のある会社に巡り合えなかったと言います。そんな折、就職サイトを通じて富士通の説明会に参加しました。

青山:それまで本にこだわっていたのですが、説明会に参加して、自分は根っからのものづくり好きなんだと気づいたんです。大学では建築学科で図面を描いたり、模型を作ったりと、手を動かすのが好きでした。

富士通でできるシステム開発も、同じように「作る」仕事だと気づいたんです。説明会では人事担当者の方々の明るい雰囲気に惹かれ、こんな人たちと一緒に働けたら楽しいだろうなと思えました。

入社後は、青山は通信キャリア系のプロジェクトに配置されます。

青山:配属されたプロジェクトは、個人で黙々と作業するのではなく、チームで協力し合う風土でした。現場の方々が気さくで明るくて、まさに自分が一緒に働きたいと思っていた人たちと楽しく働くことができました。

高専から富士通グループへの入社を決めた佐藤も、当時からものづくりへの強い興味を持っていました。

佐藤:小さい頃から機械を分解して、内部構造を理解するのが好きでした。目覚まし時計を分解しては、親に怒られましたね。入社前のマッチング面接では、研究内容を各自発表したのですが、みんながパワーポイントの資料を使う中、私だけはスケッチブックにサインペンで手書きをした手作りの紙芝居で挑みました。その時から描くことを強みにして何かやりたいと思っていたのかもしれません。

しかし、最初の配属先は、想像もしていなかった品質保証部門でした。

佐藤:当初希望していた開発職ではなく、品質保証部門への配属となりました。北海道出身だったこともあり、沼津配属だと伝えられたときには、場所さえもよくわからず、衝撃を受けたのを覚えています。

ですが、機械の構造が好きだったので、配属されてからは品質保証の分野にも興味を持ち始めました。

育休明けに直面した会社の変革。自ら挑戦の一歩を踏み出す

▲グラレコとの出会いを語る佐藤

佐藤に転機が訪れたのは、育休明けに組織の変革を感じたときのことでした。

佐藤:育休明けに、会社の制度やシステムが大きく変わり、自分も何か新しいことにチャレンジしたいと思ったときに、偶然グラフィックレコーディング(※1)(以下、グラレコ)に出会いました。幼い頃から絵を描くのが好きだったので、これならできるかもしれないという直感からどんどんのめりこんでいきました。

エンジニアとして働く青山は、仕事に漠然としたモヤモヤを抱え始めた時にグラレコと出会います。

青山:現場のエンジニアをしていた時は、プロジェクトマネージャーをめざすことが既定路線のように感じていました。上司からは向いているよと言われても、自分では背伸びが必要だと感じて、しっくりきていなかったんです。

そんな時、社内でグラレコをしている人と知り合い、これまでの富士通の仕事とは違うことをやっている姿が印象的でした。

青山がグラレコを実践し始めたのは、富士通が大きな変革をしたコロナ禍だったと言います。

青山:最初にグラレコを知ったときには楽しそうだなと思うだけだったのですが、実際にやってみようと思ったのは、二人目の育休から復帰したときでした。働き方が変わり、ジョブ型の人事制度が導入される中で、自分から動かないと仕事がなくなってしまうかもしれないと危機感を覚えました。与えられた仕事だけをするのではなく、自分から何かをやってみようと動き始めたんです。

それぞれのきっかけでグラレコを始めた二人が出会ったのは、社内の横のつながりを作るコミュニティでした。

青山:今では、社内にたくさんグラレコをする人(以下、グラフィッカー)がいますが、最初は社内イベントのグラレコを担当する人がすごく限られていました。そんな中、グラレコ初心者向けのカジュアルなコミュニティや、社内のつながりを作るSlackのコミュニティ活動が立ち上がり、私も佐藤さんも参加していたのが最初の出会いですね。

佐藤:いろいろなコミュニティでお互いを見かけるうちに、自然とつながりが深まっていきました。青山さんと1on1をして、グラレコについて教えてもらったことで、独学で偏っていた私の知識もどんどん広がりました。

※1 グラフィックレコーディング(グラレコ):会議やイベントの内容を、イラストなどを用いて、わかりやすく可視化する方法

つながりは「種まき」から「収穫」へ。社内活動が本業にもたらす好循環

▲青山(右)と佐藤(中央)の活動拠点となるコミュニティオーナーである石田(左)

ふたりの社内活動の拠点となっているコミュニティがあります。そのコミュニティのオーナーである石田 皓平は、積極的に活動する二人を引き合わせようとしました。

石田:社内コミュニティに佐藤さんが入ってきた時に、グラレコに興味があるということで、すでにメンバーだった青山さんを紹介しようとしたんです。そうしたら二人はもう知り合いで、グラフィッカーが社内でつながってるんだ!って驚きました。二人はコミュニティ内でもグラレコのグループをリードする役割を担ってくれています。

そのコミュニティでグラレコのグループに入っているメンバーは、社内活動だけでなく、本業でもそのスキルを活かせるようになってきました。今ではイベントの企画など業務でグラレコを使うという青山も、エンジニアだった時には休憩などを使って活動していたと言います。

青山:SEだった頃は、グラレコが直接業務に還元されることは少なかったですが、既存のプロセスを重視する傾向があったチームに、新しい刺激を与えられたのではないかと思います。社内での活動を前向きに評価してくれる上司にも恵まれていました。本業だけではない心の拠り所を持ったことで、本業がうまく進まないときにも気分転換でき、相乗効果が生まれました。

それに、社内外の人とつながる機会が格段に増え、新しい情報や知識を得ることができました。結果的にはグラレコは特技として周りから認知され、本業として生かせる部署へのキャリアチェンジもできました。今は、「xF(クロスエフ)(※2)」のプロジェクトに参画していますが、そのプロジェクトが、社内のDXイベント「Fujitsu Transformation Now」に登壇した際には、グラフィッカーとして携わりました。

一方、佐藤は、本業への影響力を今後の目標として語ります。

佐藤:今までグラレコと業務の関係はあまりなく、グラレコに興味を持ってもらえるような、収穫に向けた種まきをする時間でしたが、今後はもっと組織に還元していきたいです。たとえば、デザイン的な観点からプロダクトをより良くするなど、グラレコをプロダクトのグラフィックやデザインに応用できないかと考えています。

組織内で知ってもらうには、自分から積極的に動くしかないので、今は文字ばかりでわかりにくい組織図を、グラフィックでわかりやすく変えたいと、事業部長に自分から提案しています。その時に、社内活動での経験が自信になっています。

石田は自分からアプローチする姿勢に共感します。

石田:業務とグラレコの活動が分断してしまうと、最終的に心が疲弊してしまうような気がします。組織は、結局自分からGiveしていかないと始まらないですよね。自分から動いていくという姿勢は素晴らしいと思います。

※2 富士通が取り組んできたDXの実践知を体系化し、新たな価値としてお客様に提供する活動

好きな気持ちを大切に。仕事も人生も輝かせる、二人の挑戦

▲自分の好きに忠実に。仕事も、家庭も、自分の好きなこともすべて大切にする青山と佐藤

青山が社内活動での印象的なエピソードを語ってくれました。

青山:小学生向けに「好きを見つけて大切にしよう」というテーマのイベントを開催したときのことです。イベント後、「絵を描くのが好きなので、この“好き”って気持ちを大事にしていきます」という感想を直接もらったことがあるんです。好きという気持ちの可能性に、あらためて気づかされました。

グラレコを通じて、さまざまな出会いと新たな可能性を見出した二人。好きなことを追及する中で、仕事と家庭の二軸だけではない生活をしていると言います。

青山:仕事と子育てを両立する上で、とにかく時間を大切にしています。子育てをしていると、1日24時間のやりくりはとても大変です。でも、社内で子育てをしながら活躍するメンバーと一緒に働く中で、ママを理由にやりたいことにストッパーをかけるのは違うんだと思いました。好きなことができる自分も大切にしたいなと。

佐藤:家庭と仕事だけではなく、グラレコやデザインの時間も自分にとって大切です。好きなことをしている時間は、自分の時間を削っても苦ではないですね。もちろん、24時間の中でできないことも出てきます。でも、できない自分を責めるのではなく、それも私だと受け入れるようになりました。

好きなものへの熱意は、仕事だけには留まりません。原動力を語る二人の目は、子どものように輝いています。

佐藤:私はプライベートでもずっと絵を描いています。最近は自分の絵を誰かに知ってもらいたいという気持ちから、SNSで似た興味の人とつながって、自分が知らない世界を広げています。今後は自分の絵をグッズにしたり、展示会を開いたりしたいです。好きなことにまっすぐ生きすぎているくらいかもしれません。

青山:私は、自分の本を作りたいんです。自分のパッションをぶつけた本を出して、SNSでつながった同じスキルを持っている人と交換してみる。それを想像するだけで、すごくワクワクします。

最近は自分の好きに忠実に生きたいと強く思うんです。好きなことを言葉にして、それに向かって行動することをこれからも続けたいですし、その背中を押していきたいです。

佐藤 温美(さとうあつみ)

2011年に富士通へ入社。担当する業種は変化がありつつも、ストレージ分野を担当し、品質保証/量産対応/戦略/企画などを経験。2023年からグラフィックレコーディングに興味を持ち実践。2024年からFTI部門横断型プロジェクト「サストラ」にてDXの推進を通じて元気な会社とするために活動中。

青山 紗季(あおやまさき)

2008年富士通入社後、大手通信キャリア向け基幹系システム開発のプロジェクトにSEとして従事。2024年にxF Officeへ異動し、社内実践知を外販に繋げる「xF」活動を推進している。

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※本記事はtalentbookに掲載されている、富士通株式会社のストーリーを紹介しています。

※記載内容は2025年5月時点のものです



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