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紆余曲折を経て2019年にサンドラッグへ入社した横山 芽生。OTC専門の薬剤師として多くのお客さまに寄り添い、産休・育休を経て2025年7月にはトレーニングマネジャーに昇格しました。「サンドラッグならキャリアも家庭も諦めずに働ける」と語る横山のこれまでのあゆみに迫ります。

販売部販売1課のトレーニングマネジャーとして、薬剤師の指導・教育に携わっています。販売1課は主に駅前・繁華街店舗を管轄しており、私は東京都内の3店舗を担当。
各店舗の薬剤師に対してお客さま対応、薬の知識、病態の知識、法令遵守などを指導しています。とくに最近では、風邪薬など購入時にお客さまへの確認が必要な薬も増えているため、適切な確認手順の指導にも力を入れています。店舗に足を運んで薬剤師と直接話をしながら指導を行っており、新発売・流行の商品情報や売り場の演出を店舗に共有するのも仕事の1つです。
指示が降りてきた時に「なぜその指示が出されたのか」をよく考え、部下に納得感を持ってもらえるような伝え方をすることを重視しています。私自身現場にいた時、指示に納得できないとなかなか指導内容を実践しようと思えなかったので、いかに本人たちに納得感を持たせて行動してもらうかが大切だと思うんです。
たとえば、昨今はオーバードーズ対策として特定の市販薬販売時にお客さまへ服用目的などの確認が必須となりました。現場にとっては確認項目が増え、負担が増加している面もありますが、お客さまの健康を守るために欠かせないことです。
そのため、私も単に「やってほしい」と伝えるのではなく、会社からの視点、薬剤師としての視点、そしてお客さまの視点から見て大切なことだと伝えるようにしています。まず会社からの視点では、社会問題に対する対策を行うことで、サンドラッグ全体の信頼向上につながります。
また、薬剤師としてはお客さまとの信頼関係構築にきっかけになるほか、お客さまにとっても安心してお薬を服用してもらえるようになると伝えています。
現場時代から新人教育に関わっていたので、若手社員に対する指導はそれほど変わりません。一方、経験豊富な先輩社員を指導する立場になったことが大きな変化です。薬剤師としての豊富な知識や経験を持つ先輩方からは、私自身も日々学ばせていただいています。そうした中で、相手への敬意を忘れず、互いに良い関係を築けるよう、今は試行錯誤しながら進めているところです。
まだまだ模索中ではありますが、新たな立場だからこそ得られる気づきや成長を楽しみながら、前向きに取り組んでいきたいと考えています。

もともと薬学部5年生の時に薬局実習で研修を受けてOTCに興味を持ちました。病気の人だけでなく、元気な人とも関われる点に魅力を感じ、OTCを専門的に取り扱えるドラッグストアを中心に探して、とある企業から内定ももらっていました。
しかし、国家試験に合格できず、内定をもらっていた企業から心ない言葉を言われたことから、就職先をあらためることに。そんな時出会ったのがサンドラッグでした。採用担当の方が浪人中だった私に「きっといい経験になるわね」と声をかけてくれたんです。
「うまくいかなかった経験がある人は、必ず人に優しくできる」「あなたはこの経験をこれから生かしていける」と言ってくれて、「この会社でぜひ働きたい」と思い、入社を決めました。
店舗配属後も本当によい方が多くて、人に恵まれたなと感じました。教育面もしっかりしており、「この子を伸ばすためにはどうしたらいいだろう」と一人ひとりに丁寧に寄り添ってくれたり、やりたいことがあれば一緒に道筋を立ててくれたりする上司が多く、安心して薬剤師としてのスキルを伸ばすことができました。
ドラッグストアの魅力は処方箋がなくても来店してもらえるので、お客さまとの距離が圧倒的に近いところです。元気のない時に相談に乗り、提案した薬を飲んで元気になった後も「あの時の薬本当に効いたよ」「今度はこれの相談してみてもいい?」と、身近なお薬相談ができる相手として頼ってもらえることにやりがいを感じました。
お客さまとのエピソードはたくさんありますね。中でも、胃痛の相談で何度も受診勧奨を続けた方が印象深いです。サンドラッグは受診勧奨を大事にしており、薬を売るだけでなく適切な医療情報をお伝えすることを重視しています。
「忙しいとは思いますが、一回病院に行ってみてください」と言い続け、なんとか病院に行っていただくと病気が見つかり、「あと一歩遅かったら大変なことになっていた」と医師に言われたとのこと。
後日、お客さまから「あの時、受診するように言い続けてくれて本当にありがとう」と感謝され、薬剤師としてお役に立てたことがなによりうれしかったです。
また入社2年目に人事部採用課のリクルーターを経験したことも印象に残っています。会社の制度や教育について学生に伝える中でより深く知ることができ、サンドラッグへの思いが深まりました。

妊娠を伝えた時、周りの方々は「おめでとう!」「よかったね!」と本当に温かく迎えてくれました。もともと当社では産休・育休の取得が自然なこととして定着しており、女性だけでなく男性社員も国の平均取得率を大きく上回る水準で取得しています。そのような職場環境のおかげで、妊娠を伝える際にも不安を感じることはありませんでした。
育休に入る前は、周りの従業員が「重いものは持たなくていいよ」「ゆっくりで大丈夫だよ」と声をかけてくれたほか、お客さまも「ゆっくりでいいよ」と配慮してくださり心強かったです。またお腹が大きくなって体力的に厳しくなった際には、上司のトレーニングマネジャーが状況を確認して、負担の少ない店舗に異動させてくれました。
産休・育休の約2年間は、正直、仕事のことを不安に思うことがありました。実は夫も当社の薬剤師で、私が産休に入った翌年にトレーニングマネジャーに昇格したんです。自分も同じタイミングで昇格するつもりでいたので、夫がどんどん挑戦していく姿を見て、自分だけ立ち止まっているような気持ちになりました。
生まれた息子はかわいく、育休期間はかけがえのない時間でしたが、早く復帰したい気持ちと、この時間も大切にしたい気持ちに揺れ動いていました。また、約2年間薬に触れていない期間があったため、復帰してやっていけるかという不安もありました。
復帰後も会社側に配慮していただき、突然のお迎えや体調不良での休みがあっても、店舗のメンバーが「大変だよね」「よく頑張っているね」と温かい言葉をかけてくれました。
また産休・育休を経て、自分の経験からお子さんの健康相談について共感しながらお応えできるようになり、カウンセリングの幅が広がりました。お客さまから「薬の相談ができるママ友ができたみたいでうれしい」と言っていただけることもあり、自分の経験が仕事に活かせることを実感しています。
もともと妊娠前からトレーニングマネジャーになりたいと伝えていたのですが、育休明けの面談で時短社員でも挑戦できることを知り、「ぜひやらせてください」と答えました。
時短でかつ家事・育児をしながらの試験対策は大変でしたが、周りのサポートもあり、2024年7月にトレーニングマネジャーに昇進できました。自分らしい働き方を模索しながら、キャリアも前に進めることができ、充実した日々を送っています。

仕事と家庭の両立でもっとも大切にしているのは、オンとオフの切り替えです。出勤の打刻をしたら6時間はきっちり仕事に集中し、退勤打刻を打ったらママとして家庭に戻る。私は仕事が好きなので、以前は退勤後も仕事のことを考えがちでしたが、そうすると息子と真正面から向き合えない感じがしていました。
そこで退勤後は息子に全集中して一緒に遊んだり、休みの日は自分の時間や家族との時間を大切にしたりするよう心がけています。仕事の時間は仕事に全力で打ち込んで、退勤したら息子や家族に全力で向き合う、オンとオフの切り替えを今はすごく意識して大事にしています。
指導側の立場になりましたが、今後も現場意識を忘れずにやっていきたいと考えています。私が現場に立つ上で大切だと思うのは、とにかく目の前のお客さまに真摯に向き合って対応することです。トレーニングマネジャーになるとパソコンで行う業務が増え、この感覚を忘れがちになるので、訪店したら必ず自分も売り場に立ってカウンセリングをするようにしています。
またカウンセリングが大好きで楽しいので、私が楽しんでカウンセリングをしている姿を部下に見せることこそが実は一番教育につながると思っています。
私がトレーニングマネジャーになりたいと思ったきっかけは、独り立ちした直後にお世話になった時短勤務の女性トレーニングマネジャーへの憧れでした。その人は誰よりも率先してお客さまに声をかけ、お客さまも笑顔になって帰り、一緒に働く私も笑顔になるような素晴らしいカウンセリングをされる人でした。私自身、カウンセリングで困った時は「その人だったらどうするだろう」を考えて行動してきました。
今度は私が部下にそう思ってもらえるようなトレーニングマネジャーになりたいと思っています。「横山さんみたいになりたい」「横山さんが楽しく働いているから、仕事ってきっと楽しいんだ」と思ってもらえるような、関わった部下たちに仕事に前向きな気持ちになってもらえる存在になりたいです。
販売部 トレーニングマネジャー
※ 本記事はtalentbookに掲載されている、株式会社サンドラッグのストーリーを紹介しています。
※ 記載内容は2025年9月時点のものです
この記事のライター
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