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新卒で人材業界を経験し、2024年4月にSBプレイヤーズへ入社した池端 美玖。現在はオッズ・パーク株式会社へ出向し、競輪施行者(地方自治体)との折衝を一手に担っています。未経験の業界でいかにして信頼を築き、入社1年目での「四半期MVP」受賞に至ったのか。その挑戦の軌跡と仕事への想いに迫ります。

オッズ・パークの公営競技推進部は、競馬・競輪・オートレースの各施行者である地方自治体や、業界団体とのやり取りを担う部署です。池端はその中で、競輪担当として活躍しています。
「ざっくり言うと、会社の営業部のような部署です。取引先とのやり取りはすべて公営競技推進部が対応します。私たちが自治体や団体との関係性を構築し、調整を行うことで、他部署が実施するキャンペーンやサービス運営が滞りなく進む。そのための基盤を整えるのが私たちの役割です」
池端は、全国にある競輪場のうち42場の窓口業務を担当しています。日々の細かな連絡から、競輪場を盛り上げるためのPR施策の企画提案まで、業務は多岐にわたります。
「普段のやり取りはメールや電話がメインですが、もちろん現地へ伺ってお話しすることもあります。競馬、競輪、オートレース各競技に窓口担当者がおり、その上にマネージャーがいる体制です。
競技別に分かれて動くというより、日々は各自がそれぞれの担当を持って進めており、週1回の部内ミーティングで状況を共有し合ったり、互いにアドバイスし合ったりしながら、部全体としてしっかり連携して進めています」
部署には公営競技がもともと好きなメンバーも多い一方で、池端のように未経験から入社した人もいます。
「部署のメンバーは全員私より年上で社歴も長い“ザ・先輩”という方々ですが、皆さんとても話しかけやすく、チャットでもすぐに返事をくれます。
未経験で入社したので最初はわからないことばかりでしたが、こちらが気を使わずになんでも聞ける環境なので、本当にやりやすいと感じています」

2024年4月に入社するまで、人材系の企業で働いていた池端。まったく異なる業界へ転職した背景には、「新しい可能性への挑戦」があったと言います。
「新卒から丸3年働いた頃、新しいことを経験したいという気持ちが芽生えてきました。これからのキャリアでさらに可能性を広げるなら、早いうちに新しい領域へ挑戦するのが良いと考え、転職を決意したのがきっかけです。
応募当初は業界を限定せず、自分の経験にとらわれずに価値を発揮できる環境を探していました。その中で、オッズ・パークが手がける公営競技という未知の領域や、社外の方とやり取りをメインにする現在のポジションに、新しい挑戦ができるおもしろさを感じました」
前職で実感した「社外の人とやり取りする仕事が好き」という軸を大切にしながら、面接に臨みました。
「面接では、業界の知見がない分、新しいことを素直に吸収して貢献したいという意欲を率直にお伝えしました。特定のイメージを持たずに飛び込んだため、入社後にギャップを感じることもなく、フラットな視点で業務に向き合えています。
公営競技に対しては、人それぞれさまざまなイメージがあると思います。私自身、入社前はとくに馴染みがあったわけではなく、その点も面接で正直にお話ししました。
それでも、選考や入社前の面談でお会いした方々が、私の挑戦意欲をしっかりと受け止め、温かく迎えてくださったんです。その誠実な人柄や、未経験からでもチャレンジを後押ししてくれる風土に強く惹かれ、最終的には『この人たちと一緒に働きたい』と思い、入社を決めました」
そんな池端が仕事をする上で最も大事にしているのは、「相手がどう感じるか」という視点です。
「既存のお客さまである自治体の方々は、オッズ・パーク以外の会社ともやり取りをされています。その中で私たちを選んでもらうためには、窓口である私を好きになってもらわないといけない。
先輩方が『〇〇さんだからこれを話したよ』と、相手との信頼関係から情報を得ている姿を見て、自分もそうなりたいと強く思うようになりました。相手に信頼されてこそ、仕事は成り立つと思っています」

「相手の信頼」を大切にする池端の姿勢は、入社1年目にして大きな成果へと結びつきました。2024年度の「四半期MVP」を受賞、さらに「年間MVP」にもノミネートされたのです。
「平塚競輪の年間トータルPR業務を受託できたことが、評価につながりました。昨年度の後半に前任者から業務を引き継ぎ、私が窓口を担当していた中で、今年度分の公募コンペがあったんです。
私がメイン担当として提案させていただき、無事、2年連続での採択が決まりました。地方自治体が2年連続で同じ民間企業を採用するのは異例なことだったようで、そこを評価していただけたんだと思います」
入社間もない中でのコンペ担当。業界知見の浅さという壁に直面しました。
「大きなコンペ自体が初めてで、業界の暗黙の了解などもわからず、自分だけでは判断できないことばかりでした。前任者や社歴の長い上司に必死で情報を集めましたね。
代理店さんも関わる中で、私がフィードバックや指示を明確に出せないと何も進まない。ちゃんと明言できるように知識を蓄える作業が、一番大変だったかもしれません」
前職では、IT企業とエンジニアの間に立つコーディネーターを経験。その「仲介的な立ち回り」が今も活きていると感じています。
「今も、競輪の運営主体である地方自治体(施行者) と、施策を依頼する代理店の間に立って業務を進めることが多いんです。仲介者はいない方がスムーズに進むこともありますが、だからこそ『いるメリット』を感じてもらいたい。
もらった話をそのまま受け流すのではなく、かいつまんで整理したり、論点を詰めたりしてから次に渡します。そういった意識は前職から持っていたので、活かせている部分だと思います」
こうした日々の積み重ねが、やりがいにつながっていると池端は言います。
「社内外問わず、評価されたり感謝されたりするとテンションが上がります。人と関わる仕事だからこそ、そうした機会も多いです。以前、ある施行者の方から『池端さんに聞くことじゃないかもしれないけど、ちょっと相談してもいいですか』と言われた時は、本当にうれしかったですね。
本来、民間企業の私に相談すべきか迷うような内容を、それでも信頼して話してくれた。その関係性になれたことが、大きなやりがいになっています」

競輪担当として、施行者との最前線に立つ池端。今後の目標は、さらに信頼される存在になることだと話します。
「『池端さんだからお願いしよう』とか、『あの人なら安心して頼める』と思っていただけるような立場になれたらうれしいです。今はまだ、部内の先輩方に聞けばなんでもわかるという安心感に支えられている立場。いつか自分も、周りからそう思ってもらえるような存在になりたいですね」
公営競技推進部が求めるのは、池端のように、既存の枠にとらわれず挑戦できる人です。
「凝り固まった考えより、新しいことを思いついたり、『こういうのおもしろそう』と考えてチャレンジできる人がいいなと思います。たとえ知見がなくても、『こういうのをやってみたい』と言えば、業界知識のある周りの先輩たちが『じゃあ、こうすれば形になる』と必ずサポートしてくれます。
まだ形になっていないアイデアでも気さくに口に出せる環境なので、ぜひ積極的に発信してほしいです。会社としても業界としても、新しい意見を必要としていますから」
必要なスキルは、知識よりもコミュニケーション能力だと池端は強調します。
「私たちが施行者から見れば『オッズ・パークの顔』になります。相手の気持ちを汲み取り、こちらの良さもきちんと伝えられるコミュニケーションは不可欠です。幅広い人と臆せず話せる方であれば、スキルとしては十分だと思います」
最後に、未来の仲間に向けてメッセージを送ります。
「私自身、公営競技をまったく知らない状況から入りました。でも、やっていないユーザーだからこそ、別の視点から考えられることもあると思っています。 『おもしろそうだな』とか、『地方自治体の方々と関わってみたい』『出張が楽しそう』といった、私のようなざっくりとした興味でも構いません。
まずは一度、話を聞いてみようかな、という気持ちで応募していただけるとうれしいです。公営競技をより良く発展させるために、新しい取り組みを一緒にできたらと思っています」
池端のように、未経験の領域にも好奇心を持って飛び込み、誠実なコミュニケーションで信頼を築いていける。そんな新しい力が、オッズ・パークの未来をさらにおもしろくしていきます。
オッズパーク株式会社 公営競技推進部 企画渉外グループ
※ 本記事はtalentbookに掲載されている、SBプレイヤーズ株式会社のストーリーを紹介しています。
※ 記載内容は2025年10月時点のものです
この記事のライター
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