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UXデザインの法則19選|初心者向けにわかりやすく解説

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目次

自社のサイトを見ていて「どこか使いにくいけれど、具体的に何を直せばいいのか分からない」と悩むことはありませんか?

サイトの離脱率を下げ、目的のページまで進んでもらうためには、ユーザーが無意識に感じているストレスを取り除く工夫が必要です。

ユーザーが心地よく操作できるデザインには、心理学に基づいた法則が存在します。UXデザインの法則を理解しておくことで、感覚だけに頼らない、根拠のある改善ができるようになります。

この記事では、UXデザインの基本となる19の法則をまとめました。それぞれの特徴や活用方法を紹介しますので、サイトの課題を見つけ、より使いやすく整えるための参考にしてください。

UXデザインとは?

UXとは「顧客体験」を意味する「ユーザーエクスペリエンス」の略称で、サイトを利用する中でユーザーが感じる感情や反応のすべてを指します。例えば「知りたい情報がすぐ見つかった」というプラスの印象から、「手続きが面倒で疲れた」といったマイナスの感情まで、すべてがUXに含まれます。

こうしたユーザー体験をより良いものに調整していくのが「UXデザイン」です。ボタンの形や文字の並べ方を工夫する「UIデザイン」も、UXを向上させる要素の一つに入ります。見た目の印象を良くするだけでなく、ユーザーが迷わず目的を果たせるように設計することで、サイトからの離脱を減らすことにつながります。

迷わせないためのUXデザインの法則5選

サイトの使い勝手を改善しようとしても、どこに手をつけるべきか迷うことは多いものです。そんなときは、ユーザーが情報を探したり、ボタンを押したりする際に感じる「負担」を減らすルールを意識してみましょう。

ここでは、ユーザーにストレスを与えず、スムーズに操作を進めてもらうための5つの法則を紹介します。

  • ヒックの法則
  • ミラーの法則
  • ヤコブの法則
  • 決定回避の法則
  • アフォーダンス

それぞれのルールを理解して、ユーザーが迷わず目的を果たせる構成を目指しましょう。

1.ヒックの法則

ヒックの法則とは、「選択肢の数が増えるほど、人が意思決定に費やす時間も長くなる」という心理的な法則です。「選べるものが多いほど親切だ」と考えがちですが、選択肢が多すぎると脳が処理しきれなくなり、選ぶこと自体に疲れを感じてしまいます。

例えば、飲食店を探しているときに「おすすめ100選」と提示されると、結局どこが良いのか分からず、サイトを閉じてしまった経験はないでしょうか?

こうした現象を避け、ユーザーを迷わせないサイトを設計するには、一度に提示する情報を思い切って絞り込むことが大切です。どうしても掲載する項目が多くなる場合は、カテゴリーごとに分類して段階的に見せたり、おすすめの選択肢を強調して見せたりする工夫をしましょう。

2.ミラーの法則

ミラーの法則は、「人間が一度に短期記憶として保持できる情報の数には限界がある」という考え方です。かつては「7つ前後」と言われていましたが、近年の研究ではさらに少なく「4つ程度」が適当だという説も有力になっています。

サイトのナビゲーションやメニューの項目がずらりと並んでいると、ユーザーは最初に見た項目を忘れてしまい、全体像を把握するのが難しくなります。サイト設計においては、情報を小さな「かたまり(チャンク)」に分けることが重要です。

例えば、電話番号やクレジットカード番号は、ハイフンを入れるだけで一気に覚えやすくなるものです。Webデザインも同様に、メニュー項目を厳選したり、長い文章を見出しで区切ったりすることで、ユーザーが理解しやすくなります。

3.ヤコブの法則

ヤコブの法則とは、ユーザーが「他の多くのサイトで慣れ親しんだ操作方法を、初めて訪れるサイトにも期待する」という法則です。例えば、「画面左上のロゴを押せばトップページに戻る」「右上には検索窓がある」「リンクは青色の下線付き文字である」といったインターネット上の共通ルールがこれにあたります。これらはユーザーの頭の中にすでに出来上がっている「使い方のイメージ」です。

独自性を出そうとして、一般的ではない特殊な操作方法やデザインを取り入れると、ユーザーは「どう使うんだろう?」と学習し直さなければなりません。小さな戸惑いが積み重なると、使いにくいサイトという印象を与え、離脱を招く原因になります。

斬新さを追求するよりも、まずは世の中で広く使われている標準的なパターンに従い、ユーザーがこれまでの経験をそのまま活かして迷わず動ける構成を意識しましょう。

4.決定回避の法則

決定回避の法則は、「選択肢が多すぎると、最終的に選ぶことを放棄してしまう」という心理現象です。ヒックの法則は「決断に時間がかかること」に焦点を当てていますが、決定回避の法則は「決断を先延ばしにする、あるいはやめてしまうこと」を指します。

有名な実験では、24種類のジャムを並べたときよりも、6種類に絞ったときの方が実際の購入率が10倍も高かったという結果が出ています。

サイトの離脱を防ぐには、ユーザーに決断を迫りすぎないことが大切です。商品数が多いECサイトなどでは、ランキング形式で人気商品を紹介したり、「初心者向け」といった分類で案内したりして、選ぶ際のハードルを下げてあげましょう。

5.アフォーダンス

アフォーダンスとは、「物の形や色、配置などの見た目から、その使い方が直感的に伝わること」を指します。Webデザインにおける理想は、説明文を読まなくても「ここを押せばいいんだな」「ここには文字が打てるな」と自然に理解できる状態です。

直感的に使い方が分かるデザインは、思考を止めることなく操作できるため、離脱の少ない快適な体験を生み出します。例えば、影が付いたボタンは「押せるもの」だと認識されやすく、虫眼鏡のアイコンが付いた枠は「検索できる場所」だとすぐに分かります。

反対に、ボタンのような見た目なのにクリックできなかったりすると、混乱を招いてしまいます。世の中にある「形と機能の結びつき」を正しくデザインに反映させることで、誰にとっても分かりやすく、親切なサイトへと整えられるでしょう。

意図通りに誘導するUXデザインの法則5選

「サイトに来てもらっても注文や問い合わせにつながらない」といった課題を感じているなら、ユーザーの視線や動きをコントロールする「誘導の工夫」を取り入れてみましょう。

以下の5つの法則を意識することで、ユーザーを迷わせることなく、申し込みや購入など最終的なアクションへ導けます。

  • フィッツの法則
  • F型視線誘導の法則
  • ドハティの閾値
  • ゲシュタルトの法則
  • コントラスト効果

それぞれの法則をサイト運用にどう活かせるか、詳しく見ていきましょう。

1.フィッツの法則

スマートフォンの操作中、指が届きにくい位置にボタンがあって、もどかしい思いをしたことはありませんか?フィッツの法則とは、「操作したい対象が大きいほど、そして現在の位置から近いほど短時間で正確に操作できる」という原則です。

例えば、お申し込みボタンや「次へ」進むためのボタンが小さすぎたり、画面の隅に置かれていたりすると、ユーザーは無意識にストレスを感じてしまいます。特にスマホ操作では、親指が届きやすい画面下部に重要なボタンを配置し、押しやすいサイズを確保することが大切です。

逆に、キャンセルやリセットなど、慎重に判断してほしいボタンはあえて少し離れた場所に置くことで、誤操作を防ぐ配慮にもつながります。

2.F型視線誘導の法則

Webサイトを見る際、人の視線はアルファベットの「F」の形を描くように動く傾向があります。まず画面の左上から右へ、次に少し下がってまた右へ、その後は左端を縦に流し読みしていくという動きです。この法則を知っていると、情報の優先順位をどこに置くべきかが明確になります。

もっとも伝えたいキャッチコピーや重要なロゴ、メニューなどは、視線が集中しやすい「左上」や「上部」に配置するのが鉄則です。逆に、右下へ行くほど読み飛ばされる可能性が高くなるため、補足的な情報は下側に置くなど、配置に強弱をつけましょう。

ユーザーが情報を探そうと身構えなくても、自然と視線が流れる先に必要な要素が置かれている状態にできれば、ページを最後まで読んでもらいやすくなります。

3.ドハティの閾値

サイトの読み込みが遅くて、途中で閲覧をやめてしまった経験は誰にでもあるはずです。ドハティの閾値とは、「システムが反応を返すまでの時間が0.4秒以内であれば、ユーザーはストレスを感じず、心地よく操作を続けられる」という法則です。わずかな時間の差が、サイトの快適さを大きく左右します。

システムの都合でどうしても0.4秒以上の時間がかかってしまう場合は、何もしないまま待たせるのではなく、「読み込み中」の表示を出したり、進捗状況を可視化したりする工夫をしましょう。ユーザーは「今、処理が進んでいるんだな」と認識できるだけで、不安や不満が和らぎ、離脱しにくくなります。

技術的なスピードアップはもちろん、デザインによって「待たされている感覚」をなくす配慮も、重要な改善ポイントです。

4.ゲシュタルトの法則

私たちの脳には、バラバラの要素を無意識に「ひとまとまり」として捉える性質があります。これをゲシュタルトの法則と呼びます。

例えば、写真とその説明文の距離が近いと、ユーザーは「これはセットの情報だ」と直感的に理解します。逆に、情報のまとまりが曖昧だと、どこまでが一区切りなのかを判断する負担が生まれ、それが離脱の原因になってしまうのです。

改善策として、関連する情報は枠で囲ったり、背景色を変えたりしてグループ化を強調しましょう。また、似たような役割のボタン(「購入」と「カートに入れる」など)は形や色を揃えることで、ユーザーは一目でその役割を把握できるようになります。情報を整理して、脳に余計な「検索」をさせない親切なレイアウトを心がけ、迷わせないサイト作りを目指しましょう。

5.コントラスト効果

たくさんの要素が並んでいる中で、特定の情報だけをパッと目立たせたいときに有効なのがコントラスト効果です。「周囲と色・サイズ・形に差をつけることで、ユーザーの視線を特定の場所へ引き寄せる手法」を指します。

画面全体が淡い色味であれば、鮮やかな色のボタンが強い目印としての役割を果たしてくれます。例えば、多くの人が選んでいる「おすすめプラン」の枠だけを少し大きくしたり、ボタンの色を補色(反対色)にしたりすることで、ユーザーの視線を誘導することが可能です。

ただし、すべての箇所を派手にすると、どこが重要か分からなくなってしまうため、コントラストをつけるのは「ここぞ」という一箇所に絞りましょう。視覚的な「差」を戦略的に作ることで、ユーザーの次のアクションを後押しできるようになります。

ユーザーの印象に残すUI・UXデザインの法則4選

サイトの離脱率を改善するためには、機能面だけでなく、ユーザーの心理に基づいたデザインを取り入れることが効果的です。ここでは、サイトへの評価や記憶に影響を与える4つの法則について解説します。

  • 孤立効果(フォン・レストルフ効果)
  • 美的ユーザビリティ効果
  • ピーク・エンドの法則
  • 系列位置効果

これらの法則を組み合わせ、自然と次のアクションへつながるサイト構成を目指しましょう。

1.孤立効果(フォン・レストルフ効果)

さまざまな項目が並んでいる中で、一つだけ色や形が違うものがあると、無意識にパッと目が止まった経験はありませんか?これを「孤立効果」と呼び、周囲とは異なる特徴を持つ要素が最も強く記憶に残るという心理現象です。

サイトの離脱を防ぐためには、ユーザーに「次に何をすべきか」を迷わせないことが重要です。例えば、申し込みページへの誘導ボタンなど、最もクリックしてほしい要素だけを周囲と異なる鮮やかな色にしたり、サイズを大きくしたりしてみましょう。

周囲と差をつけたデザインを作ることで、情報の優先順位が直感的に伝わり、ユーザーを迷いなく導けます。ただし、何箇所も目立たせすぎると効果が薄れてしまうため、ポイントを絞って際立たせることが大切です。

2.美的ユーザビリティ効果

「見た目がきれいなサイトは、操作もしやすそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。デザインが洗練されているだけで、ユーザーはそのサイト自体の機能性や利便性まで高く評価してくれる傾向があります。これが「美的ユーザビリティ効果」です。

この効果の興味深い点は、見た目が美しいと、多少の読み込みの遅さや操作のしづらさがあっても、ユーザーが「きっと良いサイトなはずだ」と寛容に受け止めてくれることです。自社サイトの離脱率を改善したい場合、まずはメインビジュアルや写真の質、余白の取り方などを見直して、「清潔感」や「信頼感」を感じるビジュアルを整えてみましょう。

3ピーク・エンドの法則

サイトを利用した際、ユーザーはすべての工程を平等に覚えているわけではありません。最も感情が動いた瞬間(ピーク)と、最後に体験したこと(エンド)の印象が、そのサイトの評価を大きく左右するという法則があります。これが「ピーク・エンドの法則」です。

例えば、注文フォームの入力という少し面倒な作業の後に、「ご注文ありがとうございます!」という温かいメッセージや可愛らしいイラストが表示されるだけでも、利用後の印象が変わります。

離脱を減らすには、サイト内のメインコンテンツでしっかりと魅力を伝え、さらに離脱の直前でポジティブな印象を残せるよう、サンクスページや完了画面まで丁寧に整えることが重要です。

4.系列位置効果

人は、複数の情報が並んでいるとき、最初と最後に提示されたものを最もよく覚え、中間の情報を忘れやすいという性質を持っています。これを「系列位置効果」と呼びます。

実際のページ構成では、絶対に伝えたい自社の強みやキャンペーン情報は、ページの一番最初(上部)に配置しましょう。さらに、ページを読み進めた一番最後(下部)には、背中を押すような一言とお問い合わせボタンを配置するのが効果的です。

中間の情報はさらっと流し読みされやすいため、重要な要素を「最初」と「最後」に固めることで、ユーザーの記憶に残したいメッセージを確実に届けられます。情報の中身は同じでも、配置を少し入れ替えるだけでサイトが与える説得力が高まります。

行動を後押しするUXデザインの法則5選

サイト内でのユーザーの意思決定やアクションを促すためにも、心理学の視点が役立ちます。ここでは、ユーザーの背中を自然に押して、アクションへとつなげやすくするための5つの法則をご紹介します。

  • 目標勾配効果
  • ツァイガルニク効果
  • 単純接触効果(ザイアンス効果)
  • フレーミング効果
  • カクテルパーティー効果

ユーザーが直感的に「進みたい」と思える仕掛けとして、実際のデザインにどう取り入れられているのか具体的に見ていきましょう。

1.目標勾配効果

ゴールまでの距離が遠いと感じると、人はどうしても心理的なハードルを高く感じてしまいます。しかし、目標達成が近づくにつれて、最後までやり遂げようとする意欲が高まる性質があります。これが「目標勾配効果」です。

例えば、会員登録などで入力項目が多い場合、現在の進捗を「STEP 1 / 3」のように可視化することで、ユーザーは「あと少しで完了する」と実感しやすくなります。また、最初から一部の情報を入力済みにしたり、進捗バーを少し進んだ状態から見せたりする工夫も、完結に向けたモチベーションを維持するのに効果的です。ゴールへ近づいている感覚を持ってもらうことで、途中離脱を防ぐことにつながります。

2.ツァイガルニク効果

人は、すでに完了した事柄よりも、中断されていることや未完了のタスクの方が、より強く印象に残る傾向があります。この心理現象を「ツァイガルニク効果」と呼びます。

実際のサイト運営では、ユーザーがやり残しているアクションをさりげなく提示するのが有効です。例えば、プロフィール設定が未完了であることをパーセンテージで表示したり、学習コンテンツで「前回の続き」を強調したりする手法があります。

中途半端な状態を解消して「スッキリさせたい」という心理に働きかけることで、サイトへの再訪や継続的な利用を促すきっかけを作れます。

3.単純接触効果(ザイアンス効果)

最初は特別な関心がなかった対象でも、繰り返し目に触れる機会が増えることで、次第に親近感や安心感を抱くようになることがあります。これを「単純接触効果」と言います。

Webサイトのデザインにおいても、ロゴやアイコン、特定のカラーリングを一貫して使用し、ユーザーの視界に入る回数を増やすことが重要です。広告やSNS、サイト内の各パーツにブランドの象徴を繰り返し登場させることで、ユーザーの中に「見覚えのある信頼できる存在」というイメージが定着していきます。

無理に強い訴求をしなくても、接触頻度を高められれば、ポジティブな印象を持ってもらいやすくなります。

4.フレーミング効果

まったく同じ意味を持つ情報であっても、どの側面にスポットを当てて表現するかによって、受け取り手の意思決定は左右されるものです。これを「フレーミング効果」と呼びます。

例えば、サービスの継続率を伝える際、「解約率が5%」と言うよりも「継続率が95%」と伝える方が、ユーザーにはよりポジティブな安心感を与えられます。また、特典の期限を「2ヶ月」と書くか「60日間」と書くかでも、受ける印象が変わってきます。

ユーザーが何を重視しているかを考え、前向きな視点で情報の枠組みを整えることで、次のアクションへの不安を払拭しやすくなるでしょう。

5.カクテルパーティー効果

周囲が騒がしくても、自分に関係のある言葉や自分の名前だけは自然と耳に入ってくるように、人は数ある情報の中から「自分にとって重要だ」と感じるものを選別して認識します。これが「カクテルパーティー効果」です。

サイト内のキャッチコピーや見出しに、「30代からのキャリア形成」や「在宅ワークで肩こりに悩む方へ」といったターゲットを絞ったフレーズを盛り込んでみましょう。自分事として捉えられるキーワードが目に飛び込んでくることで、ユーザーは「これは自分に向けたメッセージだ」と直感し、ページの内容を読み進めてくれるようになります。ペルソナに寄り添った言葉を選ぶことが重要です。

UXデザインに心理学の法則を取り入れるメリット

自社サイトの改善に取り組む際、心理学の法則を指標にすることで、個人の感覚に頼らない「根拠のある改善」が進められるようになります。ここでは、心理学をデザインに活かすことで得られる3つの大きなメリットをご紹介します。

  • 離脱率の低いサイトを実現できる
  • デザインの改善策に迷いがなくなる
  • 論理的なディレクションが可能になる

心理学の法則を意識することで、サイトのどこに問題があるかが分かり、迷わずに改善を進められるようになります。

離脱率の低いサイトを実現できる

ユーザーがサイトを離れる主な原因は、操作中に感じる「迷い」や「ストレス」です。心理学の法則をデザインに活かせば、ユーザーが直感的に操作できるサイトに近づけられます。

例えば、ボタンの見た目から操作を連想させる「アフォーダンス」や、使い慣れたサイトと同じ挙動を期待する「ヤコブの法則」が取り入れられたサイトでは、初めての方でも迷わず操作することが可能です。

「どこを押せばいいのか」「どう操作すればいいのか」を考えるストレスが減れば、ユーザーは迷うことなくスムーズに読み進めてくれます。選ぶときや理解するときの負担を軽くする工夫が、結果としてサイトからの離脱を防ぐことにつながります。

デザインの改善策に迷いがなくなる

心理学を理解していると、具体的な改善策が見つかりやすくなります。ユーザーの意見から「なぜここで止まってしまうのか」という心理を読み解き、的確に修正できるようになるためです。

例えば、情報が多くて伝わりにくいなら「F型視線誘導の法則」を、会員登録の途中離脱を減らしたいなら、達成感を演出する「目標勾配効果」を参考にしましょう。UXデザインの法則を意識するだけで、直すべきポイントがはっきりし、何度もやり直す手間をかけずに効率よくサイトの質を高められます。

論理的なディレクションが可能になる

心理学の法則を理解することで、さまざまな価値観を持つユーザーが使いやすいと感じるUXをデザインできます。ユーザーテストなどで効果を測ることも重要ですが、心理学の法則を学ぶことで基礎的な部分を見直すきっかけを作ることが可能です。

例えば、見た目がスタイリッシュなボタンであっても、電子端末の操作に不慣れなユーザーにとっては利用のハードルが高くなる可能性もあります。こうした場面で、個人の好みではなく「人の行動特性」を根拠に説明ができれば、チーム内でも納得感を得やすくなるでしょう。

ユーザーの視点になり、心情や行動パターンに寄り添うことで、ユーザビリティの高いUXを実装できます。

UXデザインスキルを身につけるには?

「自社サイトの課題を解決したいけれど、専門的な知識を一から学ぶのは大変そう」と感じていませんか?UXデザインのスキルは、センスだけでなく、人の心理や行動の仕組みを学ぶことで着実に身についていきます。

おすすめの学習方法は以下の通りです。

  • 本を活用して自分のペースで基礎を固める
  • オンラインスクールで実践的なスキルを効率よく習得する

自分に合った方法を選んで、仕事と両立しながらステップアップを目指しましょう。

本を活用して独学で学ぶ

自分のペースでじっくり理解を深めたい方には、本での独学が適しています。書籍は情報が系統立てて解説されているため、学びたい分野を体系的に、かつ効率よく吸収できるのがメリットです。

本を選ぶ際は、できるだけ最新の内容のものを選びましょう。デザインの手法は変化が早いため、出版から時間が経っていると、現在の実務と内容が乖離している場合があります。まずはUXデザインの全体像を網羅した本で基礎を固め、その後に専門的な内容へ進むのが効率的です。

特におすすめの一冊が『UXデザインの法則 ―最高のプロダクトとサービスを支える心理学』です。ユーザーが慣れ親しんだ操作を期待する「ヤコブの法則」など、実務に直結する10個の原則が事例とともに詳しく解説されています。

心理学の背景を知ることで、なんとなく行っていた修正に確かな根拠を持てるようになるでしょう。

オンラインスクールで体系的に学ぶ

「一人で進めるのは挫折しそう」「短期間で効率よく身につけたい」という方には、オンラインスクールがおすすめです。時間や場所に縛られず、プロが作成したカリキュラムに沿って学べるため、仕事や家事で忙しい方でも継続しやすい環境が整っています。

女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」では、Webデザインに関する複合的な知識を身につけられます。特に「UXコース」では、ユーザー視点に立った設計の考え方を体系的に習得できるのが魅力です。

一人で悩んで手が止まってしまったときでも、現役デザイナーに質問できる環境が整っているため、疑問をその場で解消しながら進められます。動画講義で好きな時に学べるスタイルなら、限られた時間の中でも無理なく本格的なスキルを磨けるでしょう。

 

UXデザインの法則を学んでスキルアップしよう

ユーザーの行動心理に基づいたUXデザインの法則を知ることで、サイトの課題を論理的に解決できる力が身につきます。なんとなくの感覚で修正するのではなく、「なぜこの配置が使いやすいのか」という客観的な根拠を持つことで、成果の出るサイト改善を行うことが可能です。

「UXデザインの法則は理解したけど、実務に活かせるか不安」「サイト改善に落とし込むスキルを磨きたい」と感じているなら、女性向けキャリアスクール「SHElikes」の活用を検討してみましょう。UXデザインの基礎から実践まで体系的に学べるだけでなく、現役デザイナーから直接アドバイスを受ける機会も得られます。

少しでも興味がある方は、ぜひ無料体験レッスンに参加してみてくださいね。


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この記事のライター

SHEshares

SHEsharesは、女性向けキャリアスクールSHElikesが運営する、自分らしいキャリアのヒントが見つかるライフスタイルメディアです。Webデザインやライティングなど、未経験からスキルを身につけ、理想の働き方を叶えた女性たちのインタビューを豊富に掲載。キャリアチェンジの成功談や仕事事例などを通じて、一歩踏み出したい女性の背中を押し、新しい生き方のきっかけを提案しています。

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