更新日:2023年10月7日 / 公開日:2023年10月7日
料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。季節が変わると、水分を多く含む夏野菜から、水分が少なく味が濃くて甘味の強い秋野菜へと、出回る野菜も変わってきますね。今回は、秋から冬にかけてが旬のれんこんを使った、止まらない美味しさの簡単レシピをご紹介します!
季節が変わると、水分を多く含む夏野菜から、水分が少なく味が濃くて、甘味の強い秋野菜へと、出回る野菜も変わってきますね。今回は、秋から冬にかけてが旬のれんこんを使った、止まらない美味しさの簡単レシピをご紹介します!
れんこんには糖質が多く含まれ、エネルギーが高いお野菜です。他にも、ナトリウムを排泄して高結圧を予防するカリウムをはじめとする、ミネラル類をバランスよく含んでいます。
ビタミン類では、冬に向かって積極的に摂りたい感染予防に効果的なビタミンCや、糖質の多い食品に多く含まれている、ブドウ糖をエネルギーに変感する際に必要なビタミンB1などが特徴的です。
れんこんは切り方によって食感が変わるお野菜でもあります。今回ご紹介するスティックれんこんのように、繊維に沿って厚めの縦切りにすると、歯応えのあるシャキッとした食感になりますし、繊維を断ち切るように輪切りにすると、柔らかな食感になりますので、お好みの切り方で調理して下さいね。
作り方はとっても簡単!切ったれんこんを調味料に浸し、片栗粉を付けて揚げるだけ。シャキシャキした歯応えの後にもっちりした食感が残り、ついつい手が伸びてしまう程、止まらない美味しさです♪
れんこん 1節
にんにく(すりおろし) 1欠片分
しょうが(すりおろし) 1欠片分
醤油 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
酒 大さじ1杯
片栗粉 大さじ2杯
揚げ油 適量
① ピーラーでれんこんの皮を剥いて、縦に1.5cm角の棒状にカットします。今回の調理法は油で揚げますので、水にさらさなくて大丈夫です。
② 平らなバットに醤油・酒・みりん・にんにく・しょうがを入れて混ぜ合わせ、①を10分程浸しておきます。れんこんを切ったまま放置しておくと、タンニンが空気に触れて酸化し、赤紫色に変色しますので、速やかに調味料に浸して下さい。
③ ポリ袋に片栗粉を入れて②の汁気を軽く切って袋に加え、袋に空気を入れて口を手で閉じて持ち、袋を振ってれんこんに粉をまぶします。
④ 揚げ油を180℃に加熱し、③を入れて3分程揚げます。油に入れてすぐは細かい泡が立ちますが、中まで火が通ると大きな泡に変わりますので、タイミングを見て油から引き揚げて下さい。
⑤ 揚げ上がったら網バットに取り、油を切ります。
⑥ ワックスペーパーを敷いた器に盛り付けたら、完成です!そのままでも美味しく頂けますが、お酒のおつまみにするなら、揚げたてのれんこんに軽く塩を振ると、お酒がススみますよ~。
これからの季節に出回ることの多いれんこんですが、選ぶ時は、太くてまっすぐで、表面にツヤがあり、傷がないもので、切り口の穴が小さく、穴の周囲にアクの出ていないものを選びましょう。
「先が見通せる」として縁起の良いれんこんでもありますし、これから冬にかけてはまるまると太った新鮮なれんこんが出回りますので、ぜひスティックフライにして味わってみて下さいね!
この記事のライター
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