更新日:2019年5月15日 / 公開日:2018年12月16日
フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。寒い季節になり、とろりとしたグラタンが恋しい今日この頃。お家でもあつあつのグラタンを手軽に楽しみたいですよね。本格的につくるにはハードルが高いグラタンですが、電子レンジを使ったり、材料を工夫して手軽に作れるレシピを3つご紹介します。
ベシャメルソースはダマになってしまったり、焦げ臭くなってしまったりと、うまくつくるのが難しいですが、電子レンジを使えば、簡単になめらかなソースを作ることができます。
以前、クロックムッシュのレシピでご紹介しましたが、泡だて器があれば失敗知らず、どなたでも滑らかにできます。
ベシャメルソースが出来たら、具材は手軽にほうれん草とベーコン・卵を使って、朝食にもランチにもぴったりな栄養満点のグラタンを作ります。
◎ベシャメルソース
牛乳 200cc
小麦粉 20g
バター 20g
塩 適量
ナツメグ 適量
塩胡椒 適量
《その他の食材》
ほうれん草 1袋
ベーコン 3枚
卵 2個
ピザ用チーズ40g
オリーブオイル 小さじ1
① 耐熱容器に小麦粉とバターを入れ500wのレンジで1分加熱する。
② 泡だて器などで小麦粉とバターをよく混ぜ、牛乳を少しずつ入れて混ぜる。牛乳の半量を加えたらレンジで1分半加熱し、取り出してよく混ぜ、残りの牛乳を少しずつ加える。
③ 牛乳を全部加えたら再びレンジで1分半加熱し、取り出して全体をよく混ぜ、さらに1分加熱して全体をよく混ぜる。塩とナツメグを加えて味を調える。
④ フライパンを火にかけてオリーブオイルを入れ、ベーコンを炒める。焼き色がついてきたら、ほうれん草を入れてさっと炒め、塩と胡椒で味を調える。
⑤ 耐熱容器にほうれん草とベーコンを入れ(汁けは切る)真ん中に卵を割りいれる。
⑥ ベシャメルソースをかけ、ピザ用チーズをのせてオーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
ベシャメルソースの代わりにすりおろした長芋を使えば、ソース作りの手間いらず。塩気とコクを出してくれるタラコと、絹揚げを合わせてトロリと柔らか。
老若男女にウケる優しい味です。レシピはちいさなココット型を使っているので、容器の大きさによって長芋の量を加減してください。
絹揚げ 1枚
長芋 150g
青ネギ 適量
白だし 小さじ2
たらこ 40g
ピザ用チーズ 40g
青のり 少々
① 長芋は皮をむいてすりおろし、白だしで味を付ける。青ネギは小口切りにする。
② 絹揚げはキッチンペーパーなどで押さえるようにして油を取り、食べやすい大きさに切り耐熱皿に並べ、ところどころにたらこをのせ青ネギを散らす。
③ 耐熱容器に長芋を流してチーズをのせ、焦げ色が着くまでオーブントースターで焼き、青のりを振る。
こちらもとても手軽なポテトグラタン。水にさらさず薄切りにしたじゃがいもと生クリームが、加熱するうちにとろみとなり、手軽に濃厚な味を楽しめます。にんにくを加えてもおいしいです。
焼きあがったらそのままでも、メイン料理の付け合せとしても重宝します。
じゃがいも 250g(皮をむいて)
生クリーム 120cc
牛乳 大さじ2
ピザ用チーズ 60g
塩 小さじ1/4
ナツメグ 少々
① じゃがいもは洗って皮をむき、薄切りにする(水にさらさないでください)。
② 耐熱容器にじゃがいもを並べる。
③ ピザ用チーズの半量をのせたら、残りのじゃがいもをのせる。生クリームと牛乳、塩、ナツメグを混ぜて耐熱容器に流し入れ、残りのチーズをのせる。
④ 180度のオーブンで20~25分、焼き色がつくまで焼く。
家庭でつくるにはちょっと面倒なグラタンですが、今回ご紹介した3つのグラタンは失敗なく手軽に出来ます。
これからの季節、ふーふーしながらあつあつグラタンを楽しんでくださいね。
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