更新日:2019年12月25日 / 公開日:2019年12月25日
生姜が入ったぽかぽか体の中からあったまる豚汁。今回ご紹介するレシピは豚汁風…なのに豚肉は入ってないのです!コクの出し方は作り方をご覧下さいね。
生姜が体にいいのはご存じの通り、特に寒い冬は積極的にとりたい食材の1つです。
生姜を加熱することで発生するショウガオール。このショウガオールが体を温める作用があるのです。
冷え性の改善には生の生姜よりも乾燥・加熱して、ショウガオールを生成させた生姜の方が効果的なので、今回はごま油でじっくりと炒めて香りとショウガオールを生成させて。
体の中からぽかぽか温まる生姜パワー。体を温めて風邪やインフルエンザにかからない体作りを目指しています。娘は特に冷え性で毎年足の指が赤く腫れ上がってしもやけになります。そんな娘のためにも生姜は欠かさず我が家では常備されています。
冬野菜の代表に根菜類があります。牛蒡に蓮根、大根、人参、里芋…。
皮ごと使いたいからなるべく有機野菜を使って作ることを心掛けています。人参は実家の父の畑から直送です。
旬の野菜はその季節に合わせてそれぞれに働きが異なるのも特徴です。冬に採れる根菜類は、寒さや風邪に効果的な作用があります。
野菜に含まれる栄養素には水溶性と脂溶性のものがあります。ビタミンCやビタミンB、カリウムなどは水溶性の代表。それらを逃さずに食べられるのが味噌汁やスープです。
今回は豚汁にしているので栄養をまるごと、体にとりいれることができます。寒い冬にあったか豚汁で体の芯から温まりましょう。
実は今回、ご紹介する豚汁は豚肉が入ってないんです。ごま油と生姜とねぎをじっくりと香りが出てくるまで炒めます。そうすることで豚肉に負けないほどのコクがでて、まるで豚汁みたいな味になっちゃいます。
・根菜類(牛蒡、蓮根、人参、大根、里芋)…お好みの量
・板こんにゃく…1枚
・生姜…1かけ
・ねぎ…1/2本
・ごま油…大さじ1
・昆布のだし汁…1L
・細ネギ…適宜
・お味噌…適量
・昆布のだし汁は昆布に水加えて一晩冷蔵庫にいれておきます。
・生姜とネギはみじん切りにしておきます。
・板こんにゃくは下ゆでして食べやすい大きさに切っておきます。
・根菜類はきれいに洗ってそれぞれカットします(少し大きめにカットするのがオススメです)。
① 厚手の鍋にごま油と生姜とネギのみじん切りを炒めて弱火でじっくりと炒めます。
② ①の香りがでてきたら根菜類加えて油がなじむように軽く炒めます。蓋をして5分蒸し焼きにします。
③ ②に昆布のだし汁を加えて中火にして沸騰したら板こんにゃくを加え20分から30分、根菜類に十分火が通り柔らかくなるまで煮ます。
④ ③にお味噌を溶いて器に盛り、細ネギを散らして完成です。
お味噌は麦味噌と米味噌の2種類を使っています。1種類よりも味わい深くなります。
生姜香る豚汁、根菜は大きめにカットしたものがたっぷり入っているのでお腹も満たされます。寒い冬の献立にぜひ加えてみてくださいね。
この記事のライター
新着