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節約していても、豪華にお腹いっぱい食べたいですよね!しかも、簡単に作れたらなお良し!そこでおすすめの食材が「鶏肉」。お手頃なのにしっかり満足感を得られる鶏肉は、さまざまなメニューで応用できちゃうんです。今回は節約レシピには見えない、ごちそう感たっぷりの『簡単鶏肉レシピ』をご紹介します!
それ自体に香りと旨みのある酒粕ですが、肉を漬けておくと柔らかく風味豊かに焼きあがります。味噌と合わせると、酒粕があまり得意ではない人にも食べやすく、奥深い味になりますよ。
・鶏もも肉 1枚
・酒粕 大さじ2
・味噌 大さじ2
・日本酒 小さじ1
・サラダ油 適量
・付け合わせの野菜(アスパラガス・ししとうなど)
① 鶏もも肉は余計な脂を取り除き、厚い部分に包丁を入れて開き、厚さを均一にする。
② 酒粕は日本酒を振り、硬いものは電子レンジで軽く加熱する。酒粕と味噌をよく混ぜて、開いた鶏もも肉に塗り、保存用袋に入れて冷蔵庫で一晩以上漬ける。
③ 調理する30分前には冷蔵庫から出し、室温にする。
④ フライパンにサラダ油を薄くしき、皮の方から鶏もも肉を焼く。
⑤ 焦げやすいので、火加減に注意しながら3分くらい焼き、香ばしい焼き色がついたらひっくり返し、水大さじ2を加えてふたをする。2分ほど加熱したら、食べやすい大きさに切ったアスパラガスを入れる。水気がなくなり焼き色がついたら火を止め、ふたをしたまま余熱で火を通す。
⑥ 食べやすい大きさに切って盛り付ける。
付け合わせの野菜も、一緒にフライパンに入れて火を通すと手軽です。鶏もも肉だけでなく、豚ロース肉や鮭などの魚でもおいしくできます。
スパイスやヨーグルトに漬けてから魚焼きグリルで焼いた手羽元は香ばしく、骨までしゃぶりたくなるおいしさです。スパイスヨーグルトに一晩漬け込んだお肉は、中まで味がしみて柔らかくジューシー。
ライムやレモンの串切りや、香菜、レッドオニオンを添えて盛り付けました。
・手羽元 6~8本
・にんにく 1片
・生姜 1片
・A)プレーンヨーグルト 60g(大さじ4)
・A)ケチャップ 大さじ1
・A)カレー粉 大さじ1
・A)塩 小さじ1/2
・A)はちみつ 小さじ1
① 手羽元は切り込みを入れ、塩少々(分量外)をふってしばらくおく。
② にんにく、生姜はすりおろし、Aの材料と一緒に混ぜる。
③ キッチンペーパーで肉の水分をとってヨーグルトのたれに漬け、冷蔵庫で一晩おく。
④ 焼く前に冷蔵庫からだしてしばらくおいて室温に戻し、魚焼きグリルで焦げすぎないように注意して焼く。
今回ご紹介するチキンナゲットは、コーンフレークを衣にするので、カリカリサクサクの食感。また肉をミンチにしないので成形の手間もなく手軽にできます。鶏むね肉で作るチキンナゲットは、家計に優しいのも嬉しいところ。
ソースは、シンプルにケチャップでもいいけれど、一工夫するとより楽しめます。今回は、ハニーマスタードと、チリケチャップ、クリームチーズソースの3種類を添えました。ひとくちサイズで食べやすいので、パーティにももってこいです。
・鶏むね肉(皮なし) 1枚
・マヨネーズ 大さじ1
・コーンフレーク(プレーンで甘みなどついていないもの) 70gくらい
A)卵 1/2個
A)小麦粉 大さじ2
A)水 大さじ1
B)マスタード 大さじ1と1/2
B)はちみつ 大さじ1
C)ケチャップ 大さじ2
C)チリパウダー 適量
C)タバスコ 適量
D)クリームチーズ 20g
D)ヨーグルト 大さじ1
D)マヨネーズ 大さじ1
D)塩(またはハーブソルト)
① コーンフレークは、細かく砕いておきます。袋に入れて麺棒などでたたいてつぶすと散らからず細かく砕けます。
② 鶏むね肉は、ひと口大に切ります。繊維を断つように切ると柔らかく食べられるので、出来れば繊維の向きを見ながら切り分けるようにします。
鶏むね肉の繊維の向きは左右で違うので、最初に真ん中で半分に切りわけ、それから繊維を断ち切るように繊維に垂直にひと切れずつに切り分けます。
③ 鶏むね肉に塩と胡椒(分量外)を振り、ビニール袋に入れて、マヨネーズを揉み込むようにして下味をつけます。切り方でも柔らかくなりますが、マヨネーズを揉み込んでさらに柔らかくなるようにします。
④ ちいさなナゲットに衣をつけるのに、小麦粉と卵をつけていくのは手間がかかるので、バッター液を作ってひと手間省きます。バッター液は、Aの材料(卵・小麦粉・水)を混ぜるだけです。
鶏むね肉をバッター液につけたら、コーンフレークの衣をつけます。
⑤ フライパンを使い、少ない油で揚げます。
フライパンに1cm程度揚げ油を入れて火にかけ、170度くらいの温度で揚げ、裏返して両面がきつね色になるまで揚げます。
⑥ ナゲットに添えるソースを作ります。
■マスタードソース
Bの材料を混ぜます(マスタードは、日本のからしではなく、辛くない西洋マスタードを使ってください。種類によって味が違うので、味見をして量を加減してください)。
■チリケチャップ
Cの材料を混ぜます(チリパウダーとタバスコは、少しづつ味見をしながら好みの加減に調整してください)。
■クリームチーズソース
クリームチーズを10秒ほどレンジ加熱して柔らかくし、Dの残りの材料とよく混ぜます。
ナゲットのソースは、他にも、マヨネーズとケチャップにカレー粉を混ぜたカレーマヨネーズや、マヨネーズに明太子を加えた明太マヨネーズなども手軽でおいしいですよ。
鶏モモ肉を使ったチャーシューは、タコ糸で縛って成形するところをラップを使って成形しました。鶏肉は観音開きにして厚さを均一にしてからしっかりラップで巻き、レンジで加熱して形を整えてから焼いています。もちろん、タコ糸で縛って作れば失敗知らず。
熱いうちに切ると崩れやすいので、冷めてから切るのがおすすめです。
・鶏モモ肉 大1枚
・卵 2個
A)水 70cc
A)醤油 50cc
A)酒 30cc
A)みりん 30cc
A)砂糖 大さじ1
A)はちみつ 大さじ1
A)酢 大さじ1
・長ねぎの青い部分 適量
・にんにく 1片
・生姜 スライス 3~4枚
・サラダ油 小さじ1
① 鶏もも肉は厚みのある部分に包丁を入れて開き、厚さを均一にする。
② くるくる巻いてラップでしっかり包む。破裂防止に楊枝で数か所穴をあける。巻き終わりを下ににして耐熱皿に入れ、600wのレンジで3分加熱する。
③ フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、鶏肉の巻き終わりを下にしてしばらく触らずに焼く。全体をこんがり焼く。
④ 長ネギ、皮をむいて包丁の腹でつぶしたニンニク、生姜のスライス、Aの調味料を入れて、クッキングシートを丸く切った落し蓋をかぶせ、蓋をする。5~6分煮たら裏返して蓋を取り、煮汁にとろみがつくまで煮る。
⑤ 卵は常温にしておく。鍋に卵を入れて熱湯を注ぎ(卵に直接かけない)、黄身が偏らないように時々返しながら7分茹でて、冷水にとる。冷えたら殻をむく。④の鍋に入れてしばらく置き、味を染み込ませる。
冷めてから薄切りにして盛りつけます。白髪ねぎがよく合います。
・鶏もも肉 1枚
・塩 小さじ1/4
・サラダ油 大さじ1/2
A)はちみつ 小さじ2
A)醤油 小さじ2
B)甜面醤 大さじ3
B)はちみつ 小さじ2
・きゅうり 1本
・長ネギ 15cm
・春巻きの皮 2~3枚
・香菜(パクチー)適量
① 鶏もも肉は焼き縮みを防ぐために、皮の方にフォークなどで数か所刺す。厚みのある部分に包丁を入れて観音開きにし、塩を振ってしばらくおく。
② フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、鶏肉の皮を下にして入れる。焼きはじめはフライ返しで押して、皮の全体が焼けるようにし、弱めの火加減で皮がパリッとするまでじっくり焼く。
③ 焼き色がついたら出た油をキッチンペーパーなどでふき取り、裏面も焼く。火が通ったら返して火を通し、Aを混ぜて加え、肉に絡めて取り出す。
④ 鶏肉の粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切る。(アツアツのまま切ると肉汁が流れてしまうので、粗熱が取れたら切り分ける)
⑤ 長ねぎは5cmの長さに切ってから外側の白い部分を千切りにし、水にさらしてから水気をしっかりとる。きゅうりは千切りにする。Bを混ぜてたれを作り、小皿に入れる。
⑥ 大皿に鶏肉、きゅうり、長ねぎ、お好みで香菜を盛り付ける。春巻きの皮は4等分して添える。(そのまま包んで食べられますが、少し湿らせてレンジで加熱すると柔らかく食べられます)
・手羽先 4本
・大根 10cm
・長ねぎ(青い部分) 1本分
・もち麦 50g
・生姜 1片
・昆布 15cm
・日本酒 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・水 2カップ
・松の実 小さじ2
・クコの実 小さじ1
・小ねぎ(小口切り) 適量
・香菜 お好みで
・ラー油 お好みで
① 鍋に昆布と水を入れて、30分以上つけておく。
② 大根は皮をむき、厚めのいちょう切りにする。生姜は皮つきのまま薄切りにする。
③ 手羽先は水で洗って関節で切り落とし、骨にそって切り込みを入れる。
④ 昆布をいれた鍋に、大根、手羽先、長ねぎの青い部分、生姜、日本酒を入れて火にかけ、沸騰したら昆布を取り除く。アクをとり、ふたをして15分煮る。
⑤ 長ねぎと生姜を取り出し、もち麦は洗わずそのまま入れる。軽く混ぜて、松の実、塩を入れ、ふたをして20分煮る。
⑥ クコの実を加え、塩で味を調える。
⑦ 盛り付けて、小口切りにした青ねぎや香菜、ラー油、おろし生姜や千切りの生姜(分量外)などを加える。
素材のうまみが溶け合ったスープは体に染み渡るおいしさで、食べ応えも満点です。
昆布の代わりに昆布茶を使ってもOK。その場合は、昆布茶小さじ1を煮込むときに加え、塩の分量を加減して調えてください。
柔らかく煮えた大根にもジューシーで美味。レシピには入れませんでしたが、長ねぎを一緒に煮てもとろりとしておいしいですよ。
煮込む時間はかかりますが、面倒な手間はなく、手軽な材料だけでおいしい一品になります。あらかじめ手羽先を煮ておいて、食べるときにもち麦を加えて仕上げれば、あまり時間をかけずに支度ができますよ。
ソテーしたサラダチキンを使ったヘルシーな丼です。たらことパセリを混ぜたご飯とも相性がよく、バター醤油の香ばしい香りも食欲をそそります。
サラダチキンを使えば火の通りも気にせず、手軽に作れます。
・温かいご飯 多めに2膳
・サラダチキン 2個
・たらこ 60g
・サニーレタス 2枚
・パセリ 適量
・レモン 薄切り2枚
・バター 20g
・醤油 小さじ1
・付け合わせの野菜 適量
① フライパンにバターを入れてサラダチキンをそのまま入れる。軽く焼いたら醤油を入れて絡める。取り出して斜めにスライスする。(フライパンのバター醤油は後で使うのでとっておく)
② 温かいご飯に、たらことみじん切りにしたパセリを混ぜ、器に盛り付ける。
③ ごはんにサニーレタスをのせ、サラダチキンを真ん中にのせる。フライパンに残ったバターをかけ、付け合わせの野菜と輪切りにしたレモンを添える。
時間に余裕があれば、サラダチキンは先に冷蔵庫から出しておきます。付け合わせに茹でてさっと醤油をからめた菜の花をそえましたが、お好みの野菜を添えてください。
チリソースの主な材料は、豆板醤、ケチャップ、長ねぎ、にんにく、生姜。鶏がらスープや、砂糖、塩で味を調え、片栗粉でとろみをつけて仕上げます。
・鶏むね肉 1枚
・長ねぎ 15cm
・にんにく 1片(おろしにんにくなら小さじ1)
・生姜 1片(おろし生姜なら小さじ1)
・豆板醤 小さじ1~1と1/2
・片栗粉 大さじ1(鶏の下味用)
・日本酒 大さじ1(鶏の下味用)
・サラダ油 大さじ2
A)ケチャップ 大さじ3
A)水 大さじ4
A)日本酒 大さじ1
A)鶏がらスープの素 小さじ1
A)砂糖 小さじ2
A)塩 小さじ1/4~
B)片栗粉 小さじ1
B)水 小さじ1
・ごま油 大さじ1
鶏チリのレシピの前にワンポイント。硬くなりがちな鶏むね肉ですが、繊維を断ち切ると柔らかく仕上がります。
① 鶏むね肉は余分な脂をとり(皮はとってもそのままでもお好みで)、皮の方を下にしてまな板に置き、繊維の向きが同じになるよう大きく3つに切り分けます。
② 繊維に垂直に一口大に切り分けます。
① 鶏むね肉は上の手順で一口大に切る。日本酒、塩ひとつまみ揉み込み、さらに片栗粉を入れて揉み込む。
② 長ねぎ、にんにく、生姜はみじん切りにする。
③ フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、鶏むね肉を軽く焼き色がつくまで加熱し、皿に取り出しておく。
④ フライパンをキッチンペーパーなどで拭き、ごま油、にんにく、生姜、長ねぎ、豆板醤を入れて弱火で炒める。
⑤ Aの調味料を入れてひと煮したら鶏むね肉を戻し入れ、Bを合わせた水溶き片栗粉を少しづつ入れてとろみをつける。(半量くらいでとろみがつくので、最初から全部入れずにとろみを見ながら入れてください)
鶏むね肉は繊維を切り、日本酒と片栗粉を揉み込むことで柔らかくジューシーに仕上がります。豆板醤はお好みの量で。豆板醤を多めに入れると塩気も加わるので、あとから入れる塩の量を加減してください。盛り付けたら、小切りにした青ねぎや、香菜を添えると彩もきれいです。
コスパ抜群の鶏肉でも、ここまで豪華なメニューが簡単に作れちゃいます♪ぜひ、日々のおうちごはんにお役立てください!
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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