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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。暑くなると恋しくなるひんやり麺料理。ざるそば、そうめん、冷やし中華など、冷たくてのど越しのいい麺料理は、夏のお昼ごはんに欠かせませんよね。食欲が落ちがちな夏の食事には、しそやみょうがなどの香味野菜や、酸味の効いたレモンなどを使うと、さわやかな香りに食が進みます。今回は、夏におすすめの香り豊かな冷たい麺料理を、そうめん、冷や麦、中華麺、蕎麦を使って4つご紹介します。
しそやみょうがなど、たっぷりの香味野菜をのせて香りを楽しむそうめんです。香味野菜の香りのハーモニーとしゃきしゃきとした歯触りに箸が進みます。焼いた油揚げの香ばしさと、たたいた梅の酸味もアクセントです。
そうめん 150~200g
しそ 4枚
生姜 1片
小ねぎ 2~3本
みょうが 2本
かいわれ大根 1/2パック
油揚げ 1枚
梅干し 2個
白炒りごま 適量
A)白だし 大さじ4
A)水 180ml
① しそは千切りにする。生姜は皮をむいて千切りにする。小ねぎ、みょうがは小口切りにする。かいわれ大根は根元を切り落とす。
② 油揚げはトースターで焼き、7~8mmの幅に切る。
③ そうめんは袋の表示通りに茹で、流水でもみ洗いし、しっかり水気を切る。
④ そうめんを皿に盛りつけ、Aを合わせただしをかける。しそ、生姜、小ねぎ、みょうが、かいわれ大根、油揚げをのせ、炒りごま、種をとって叩いた梅干しを添える。
冷や麦を、トマトやバジルと合わせて冷製パスタのように仕上げました。サラダチキンを使って食べ応えも十分。バジルの風味がさわやかで、さっぱりと食べられます。
冷や麦 150~200g
トマト 1個
バジル 6~7枚
サラダチキン 1個
玉ねぎ 1/6個
A)白だし 大さじ3
A)レモン汁 大さじ1
A)オリーブオイル 大さじ2
黒胡椒 適量
① トマトは1~2cmの角切りにする。玉ねぎは薄切りにして水にさらす。サラダチキンは食べやすく裂いておく。
② 冷や麦は袋の表示通りに茹で、流水でもみ洗いし、しっかり水気を切る。
③ Aを混ぜ、玉ねぎ、トマト、ちぎったバジルを入れて混ぜる。冷や麦、サラダチキンを加えて和えて盛り付ける。お好みで黒胡椒を振る。
冷やした中華麺に豚しゃぶをのせ、たっぷりのニラだれをかけた和え麺です。ニラの香りに食欲が刺激されます。スタミナたっぷりで、夏バテ予防にもぴったり。お好みでラー油をかけたり、温泉卵をのせてもおいしいです。
中華麺 2玉
しゃぶしゃぶ用豚肉 150g
ニラ 50g
鷹の爪(輪切り) 適量
A)醤油 大さじ3
A)酢 大さじ1と1/2
A)みりん 大さじ1と1/2
A)砂糖 小さじ2
ごま油 大さじ1
白炒りごま 小さじ1
生姜 1/2片
ミニトマト 適量
サニーレタス 1~2枚
① ニラは小口切りにする。Aを600wのレンジで1分位加熱する。熱いので気を付けて取り出し、にら、鷹の爪を入れて混ぜ、おろした生姜、ごま油、白炒りごまを入れて混ぜて冷ます。
② お湯を沸かし、しゃぶしゃぶ用豚肉を茹で、火が通ったらざるにあけてそのまま冷ます。(水にさらさない)
③ 中華麺を茹でてザルにあけ、流水でもみ洗いし、しっかり水気を切る。
④ 皿に中華麺を盛り付け、ちぎったサニーレタス、茹でた豚肉をのせ、ニラだれをかけて、ミニトマトを添える。
麺つゆにレモンを加えたさっぱりした蕎麦です。皮ごと使うので、レモンは農薬をつかっていないものを使用してください。レモンの風味と酸味で、食欲がないときでも、さっぱりと食べられますよ。
蕎麦(乾麺) 200g
レモン 1個
きゅうり 1/2本
小ねぎ 2本
A)麺つゆ(3倍濃縮)大さじ5
A)水 150ml
① レモンは塩でこすり洗いし、塩を洗い流す。半分は薄切りにし、半分は果汁を絞る。
② きゅうりは薄切りにし、小ねぎは小口切りにする。
③ 蕎麦は袋の表示通りに茹で、流水で洗い水気をしっかり切る。
④ 器に蕎麦を盛り、Aにレモン汁を加えたものをかける。輪切りにしたレモン、きゅうり、小ねぎをのせる。
今回ご紹介した麺料理は、そうめんを中華麺に変えたり、白だしを麺つゆに変えたり、オリーブオイルを加えたり、アレンジもいろいろと楽しめます。暑い日には、麺を氷水で冷やせば、ひんやりとしておいしさが増しますよ。
しっかり食べて、夏バテ知らず!冷たい麺料理で、夏の暑さも吹き飛ばしてくださいね!
この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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