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たっぷりのいちごとスパークリングワインを合わせたいちごのテリーヌです。いちごの甘酸っぱさとスパークリングワインの香り、プルプルのゼリーの食感が心地よい爽やかな味わい。夏の暑い時期のおやつやさっぱりしたデザートとして食べていただけるレシピです!
フランスではTerrine テリーヌ、イタリアではAspic アスピックと呼ばれるゼリー寄せのレシピです。
型はテリーヌ型(もちろんパウンド型でも)、マフィン型をはじめブリオッシュが作られる側面に波のついた大きな型で作られることもあり、見た目も豪華で綺麗なものが多いです。
今回はいちごの断面が綺麗に出るように、テリーヌ型(パウンド型)で作ってみました。
いちご 2パック(500g)
スパークリングワイン 250ml
お湯 125ml
グラニュー糖 60g
板ゼラチン 20g
① いちごは洗ってヘタをとります。パウンド型に繰り返し使えるクッキングシートを敷いておきます。(繰り返し使えるクッキングシートがなければ型に直接/またはラップを敷いたパウンド型を用意します)
② 板ゼラチンはたっぷりの冷水に約10分ほど漬け、柔らかく戻します。粉ゼラチンを使う場合は、100mlの水をふり入れて10分ほどおきます。
③ ボウルにグラニュー糖を入れ、お湯を加えて溶かします。グラニュー糖が溶けたらゼラチンを加えて溶かします。溶けにくい場合はレンジなどで加熱して溶かしてください。(板ゼラチンの場合は冷水で戻したゼラチンの水気をよく絞ってから加えます。粉ゼラチンの場合は戻した水ごと加えます。)
④ よく冷やしたスパークリングワインを注ぎ入れ、いちごを加えます。そのまま10分ほど置き、マリネします。
⑤ いちごのみを取り出し型に並べていきます。切ったときの断面を考えて、いちごを横向きにできるだけ隙間なく並べていきます。
⑥ ゼリー液を濾しながらいちごの上に注ぎます。(ゼリー液はあとでまた使うので全部注いでしまわずに2割くらい残しておきます)いちごが浸るくらいまで注いだら、一度冷蔵庫で30分ほど冷やします。
⑦ 冷蔵庫から取り出し、ゼリー液が少し固まりいちごが動かない状態であれば、残りのゼリー液を注ぎます。さらに冷蔵庫で3~4時間冷やします。
⑧ 型から取り出し、ひっくり返して出来上がりです。
※いちごにゼリー液を注ぐと、どうしてもいちごが上面に浮いてきてしまいできあがりがでこぼこになってしまいます。そのためこのレシピでは2回に分けてゼリー液を注いでいます。気にならなければゼリー液を型に最初から全量注いでしまっても大丈夫です。
いちごの甘酸っぱさとスパークリングワインの香り、ぷるぷるのゼリーの食感が暑い季節にも、食後にもさっぱりと食べられるデザートです。
アルコールが苦手な方はスパークリングワインを一度沸騰させてから加えてみてください。お子様向けにはスパークリングワインを全量水に変えて作ってくださいね。
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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